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青葉 中山店

台湾に到着した日の夜は、台湾料理=台菜の老舗、青葉へ行ってみた。1964年に創業した日本人にも人気の店だ。

台北 青葉 台湾料理 中山店

場所は台北の中山・林森北路エリアで良いのかな? 7月中旬、金曜の夜18:30くらいに訪問。予約せずに行ったら、予想通り混んでいて満席とのこと。「席があくまで一時間半ほど掛かりますが、待たれますか?」と訊いてくる。

青葉 中山店 店内の様子

暑くて他の店へ移動するのも億劫だったので「待ちます」と答えたら、奥の方で相談が始まり、すぐに席を用意してもらえた。いろいろ調整してくれたのだろう、ありがたや。

青葉 中山店 メニューの一部

着席して、カトラリーとお茶を出され、メニューを確認。周りのテーブルからはチラホラ日本語が聞こえる。スタッフにも日本語話者がいるので安心だ。

台湾啤酒 140TWD

料理は三品ほど注文した。それとは別にまずはビールだ。台湾啤酒の定番、金牌。140TWD(約620円)。南国らしいライトな飲みごたえだ。米の香りが個性になってる。暑いのでウマい!

炒麺 240TWD

最初に運ばれてきたのは炒麺(台湾風焼きそば)の小。値段は240TWD(約1152円)。麺は太めで軟らかなストレート麺。茹でおきのスパゲッティのような質感である。小だが、一人なら十分なボリュームだ。

全体的にナポリタンぽい

具は豚肉と玉ねぎのみ。油が多く使われていて、しっとりした仕上がりだ。食べてみると、実際は使われてないとは思うけど、トマトケチャップを思わせる風味を感じた。玉ねぎのせいもあるのか、全体的にナポリタンぽい。予想外の味わいで、めっちゃウメーン!

しっとりした仕上がりは台湾人の好み

この記事に詳しいが、台湾では日本に比べて汁気のある焼きそばが好まれる。この炒麺のしっとり具合も、そうした嗜好を反映しているのだろう。香港の豉油皇炒麺が完全にドライなのと好対照だ。同じ中華文化圏の炒麺でも地域によって多種多様なのが面白い。

菜脯蛋 小 240TWD

続いて運ばれてきたのは菜脯蛋(切り干し大根入り卵焼き)。こちらも小で240TWD。菜脯は切り干し大根と訳されるが、実際は大根の漬物を干したものだ。それを具にした玉子焼きである。

食感や風味の変化が実に面白い

食べてみるとカリッと焼かれた外側と、ふわふわの内側、コリコリ歯応えの菜脯という食感や風味の変化が実に面白い。ここ青葉の看板料理とされ、ほとんどのテーブルで注文されている品だけあって、シンプルながらも食べ飽きない奥行きの深さを感じた。

樹子蒸午魚 570TWD

三品目は樹子蒸午魚、570TWD(約2740円)。日本語表記は「ツバメコノシロの破布子(ハブシ)の漬物蒸し」だが、その道の専門家によると、実際には近縁種のミナミコノシロらしい。

軟らかくて脂が乗っている

破布子(ハブシ)はイヌジシャという和名の木の実で、台湾では醤油煮にしたものを調味料として使う。その破布子で蒸された白身魚なのだが、脂が乗っていて、とても軟らかい。破布子を使った味付けは初めて味わうが、爽やかでコクがある。例えに困るが美味しい。

ちなみに破布子を単体で食べてみたら、柑橘系のようなフルーティな香りで、甘さと塩気、酸味を感じた。フランス料理やイタリア料理で使うケイパー(ケッパー)にも通じる気がする。

サービスの冷製緑豆スープ

一人客で料理三品も頼んでしまい、あまったら持ち帰るつもりだったが、どうにか食べきることができた。最後にサービスでデザートを出していただいた。緑豆を使った甘い冷製スープで、さっぱりとした甘さだ。

すっかり満腹になってお会計。サービス料も合わせ、合計で1309TWD(約6300円)。本場の台湾料理を体験できて、とても嬉しい。他にもいろいろ食べてみたいが、ま、また来る機会もあることだろう。というか、また来たいなー。

店舗情報住所: 台北市中山區中山北路一段105巷10號
営業時間: 11:00-14:30, 17:15-21:30
定休日: 月曜
ホームページ
主なメニュー炒麵 小240TWD 大430TWD
菜脯蛋 小240TWD 大430TWD
樹子蒸午魚 570TWD