薬研堀 八昌
さて。某ソースメーカー(←いまさらだけど一応いろいろ配慮してます)での工場見学とお好み焼教室を終えたあと、お世話になったOHさん・川本さんと打ち上げがてら広島市街へ。向かったのは薬研堀にある超人気店、お好み焼きの八昌さん。創業40年を迎えるという老舗で、広島を代表する有名店のひとつだ。
16時開店で着いたのは16時半。既にカウンターは埋まっていたが、奥の座敷席は空いていて、並ばずに入店できた。すぐに満席になったので、ギリギリのタイミングだったようだ。ふぅ、危ない危ない。
店頭に幟こそないものの、卓上にはしっかりあのソースが。広島には他のソースメーカーもあって、そちらを採用しているお店も少なくないのだが、やはりシェアはダントツなんだろうなあ。
とりあえず生ビール(540円)を3つと、つまみとして牡蠣(918円)、鶏コリコリミックス(756円)、白肉(ミノ・810円)を注文。「お好みは時間が掛かるのでできれば今のうちに」とのことなので、そば肉玉(864円)と焼きそば(864円)もお願いした。
まずは乾杯。お二人に感謝を伝える。昼前の焦がし焼きそば・嬉一と、さっきのお好み焼教室でだいぶお腹が膨れているが、頑張って食べるぞー。おー。
広島といえば牡蠣。牡蠣といえば広島。こちらでは季節限定メニューで、今シーズンは昨日始めたばかりだそうで超ラッキー。大粒でプリプリ、ほろ苦くてミルキー。白肉(ミノ)はあっさりした風味でコリコリ食感。鶏コリコリミックスもビールに合うおつまみだった。
そしてお待ちかねのお好み焼。千切りキャベツを蒸すようにふっくら仕上げているそうで、かなり厚みがある。黄身が2個入った二黄卵を使うのも八昌の特徴とのこと。川本さんが切った断面はさすがプロ、美しい。
麺はさっきお好み焼教室で使われていたのと同じ麺だが、茹で時間がより短いらしい。そのへんは店の目指すお好み焼の方向性の違いとのこと。焼きそばもそうだが、上手いまずいという評価軸だけで語るのは適切でないと、ますます思うようになった。好みはもちろんあっていいんだけどね。
続いて焼きそばも運ばれてきた。こちらもふっくら仕上げで嵩がある。麺はもちろん、キャベツや玉子もお好み焼きと同じものを使用しているそうだ。広島では焼きそばとお好みが切っても切れない関係なのだ。
さらに川本さんが焼きそばから麺を引っ張り出して、どのように調理するとどういう仕上がりになるかを解説してくださった。しかし酔っててよく覚えてないのが実に悔やまれる。録音しとけばよかった。OHさんの新幹線の予約時間が迫っていたので、ここでお会計。
通路には磯野製麺のお好み焼専用生麺が積まれていた。この麺あってこそのお好みなんだなあ。OHさんを見送って、私と川本さんは別の店へと移動した。もうすっかり満腹だったけどね。
店舗情報 | TEL: 082-248-1776 住所: 広島県広島市中区薬研掘10-6 営業時間: 16:00~22:30(日祝~21:00) ※早じまいあり 定休日: 月曜、第1・3火曜 |
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主なメニュー | そば肉玉 864円 焼きそば 864円 鶏コリコリミックス 756円 白肉(ミノ) 810円 牡蠣(冬季限定) 918円 |
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