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焼きそバー(YakisoBar)

近年オープンした焼きそば専門店特集、3週目です。


西葛西に「焼きそバー(YakisoBar)」という飲み屋がある。もともとは「きのこや」「よこちゃん」という屋号の富士宮やきそば専門店だったが、2013年11月から飲み屋がメインの業態に変わったようだ。なお、「よこちゃん」という屋号は現在ワゴン車の屋台に引き継がれているらしい。

西葛西 焼きそバー(YakisoBar)

訪問したのは6月下旬、平日の夕方。西葛西駅から東西線の線路沿いに東へと歩く。5分ほどで見覚えのあるオレンジの幟が見えてきた。この店が東京での富士宮やきそば学会の公認・第一号店だとか。

焼きそバー(YakisoBar) 店内の様子

客席はL字のカウンターのみで9席。まだ早い時間で先客なし。奥の角近くの椅子に着席。切り盛りしている男性スタッフが店長だろうか。彼とは別にオーナーがいて、そのオーナーが富士宮焼きそばが好きで認定を取得したらしい。

焼きそバー(YakisoBar) メニュー

さてメニュー。飲み屋なのでまずはビールを。それと焼きそばはイカ入り(500円)の目玉焼きトッピング(50円)にしておくか。ちなみにランチタイムも営業していて、大盛りがサービスになるらしい。

サッポロ生ビール 480円

ビールはサッポロ生ビール(480円)。冷えたグラスをキューっと煽る。待つ間に近所のおばちゃんがスタッフへなんかお土産を渡しに現れた。地域に溶け込んでるんだな。

つまみ類 メニュー

厨房の壁には黒板が吊るされていて、つまみメニューが揃っている。今日は控えておくけれど、焼きそば以外に選択肢があるのは飲兵衛としては嬉しいな。

イカ入り焼きそば(500円)+目玉焼き(50円)

焼きそばは5分ほどで出来上がり。使用している麺は曽我めん。富士宮やきそば学会公認の麺の中で最も太く、モチモチした食感が特徴だ。富士宮でこれを使っている店は少数派なのだが、富士宮やきそば学会のアンテナショップはこの麺を使っている。

太さが自慢の曽我めんはモチモチした歯応え

具はイカ・キャベツ・青ネギ。トッピングにだし粉と紅生姜。ソースも程良い味加減。富士宮やきそば独特の歯応えのある麺と相まって期待通りの美味しさ。教科書通りな印象の正統派で、さすが公認店という安定感だ。

目玉焼き、50円で幸せになれる

目玉焼きの半熟加減もバッチリ。50円で幸せになれる。この立地と業態で富士宮やきそばを500円から提供するのも頑張っているよなー。

お会計は1030円。自宅からは遠いのが難点だけど、近所にあれば気軽に寄りたくなるような飲み屋さんだった。東京で富士宮やきそばが食べたいという人にオススメしたい。

よこちゃん

店舗情報TEL:03-3686-1317
住所:東京都江戸川区西葛西6-23-3 秀合ビル 1F
営業時間:11:30~14:00 17:00~23:00
ホームページ
主なメニューミックスやきそば(豚・イカ) 600円 ハーフ 450円
豚肉入りやきそば 500円 ハーフ 380円
イカ入りやきそば 500円 ハーフ 380円

目玉焼 50円 きのこ 100円
ネギマヨ 150円 桜エビ 150円