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上海園林

2016年6月22日

浜松町駅のすぐそばにある上海料理店・上海園林。1951年(昭和26年)に中華料理・浜之園として創業し、浜園飯店、上海園林と屋号を変えて現在に至るそうだ。私が普段行く店に比べると価格帯は少々お高めだが、探究心に促されて寄ってみた。

浜松町 上海料理店 上海園林

2月中旬、土曜の11時過ぎに訪問。浜松町駅と増上寺の大門を繋ぐ大通りに面したビルの一階に店舗がある。パッと見は中華料理店ぽくない近代的な外観だ。

自動ドアを潜ってすぐ右がレジ、正面の通路を挟んで左手がホール、右手が厨房、その奥が個室になっている。

上海園林 フロアの様子

ホールにはテーブルがゆとりのある間隔で配置されていた。抑え気味の照明に管弦楽のBGM。高級感に少し気後れしてしまう。

扇形の紙ナプキンにびびる

先客は二組ほど。ホール担当の女性スタッフがテーブルのひとつへ案内してくれて、そこへ着席。扇形の紙ナプキンと箸が置かれていた。

上海園林 麺類メニュー

お冷のグラスと一緒に出されたメニューを確認。この店では上海風焼きそばの漢字表記が「上海焼麺」になっていた。焼きそばは「焼麺」、ビーフンは「炒米粉」と書き分けられていて、ちょっと面白い。

「ご注文は?」
「上海風焼きそば(上海焼麺・1512円)をください」

卓上の調味料類

待つこと5分ほどで焼きそばが到着。うむ、紛うことなき上海風焼きそばだ。

上海焼麺(上海風焼きそば) 1512円

麺は細麺でしっかり焼き目が付いている。具は豚肉・エビ・イカ・モヤシ・キャベツ・玉葱・ニンジン・ピーマン・干し椎茸。野菜がたっぷり使われている。

かなりオイリーだがそれが美味い

味付けは醤油とオイスターソース。かなりオイリーだがそれが美味い。麺の軽く焦げた風味も、エビのプリプリした歯応えも、干し椎茸の旨味も良い塩梅でマッチしている。

エビのプリプリした歯応えも良し

じっくり味わいながら食べてお会計。安くはないが、ちょっと贅沢したいときに良さげな中華料理店だ。増上寺の法事帰りらしき家族連れもいたし、そういう需要があるのだろう。

上海園林

店舗情報TEL:03-5472-6606
住所:東京都港区浜松町1-29-6 セントラルビル 1F
営業時間:11:00~15:00,17:00~23:00(土:11:00~22:00)
ランチ営業、夜10時以降入店可
定休日:日・祝・年末年始
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主なメニュー上海焼麺(上海風焼きそば) 1512円