中華料理 永楽
以前書いたかも知れないが、時々、町中華好きのマニアな面々で集まり飲み会をしている。新型コロナの流行で2年近くご無沙汰だったが、久しぶりに開催された。
この日集まったのは、この会の中心的人物、クック井上さん、餃子マニアの塚田亮一さん、シュウマイマニアの種藤潤さん、そして私の4人だ。(上掲の集合写真はクック井上さん提供)
塚田さんと種藤さんは、つい先日『マツコの知らない世界』に出演したばかり。自分も含めた3ショットが放映されたようで驚いた。
こんばんは。フィクサーです。#TVer #マツコの知らない世界
https://t.co/XviAaVEtvZ pic.twitter.com/BxhOWe734Q— 塩崎省吾/焼きそばおじさん (@SaltyDog_wow) October 12, 2021
平日の夜、西新宿の台湾料理店・山珍居に集合して再会を祝す。まだ時短営業の制限があるので、ほどほどで切り上げ、2軒めに移動。こうしてはしご酒ができるのも2年ぶりだ。
やってきたのは西新宿五丁目駅と初台駅の間にある中華屋さん、永楽。山手通りの外回りから、脇道に入ってすぐの場所だ。西新宿だがギリギリ渋谷区である。満席だったので、少し外で待機した。夜道に溶け込んだ佇まいが実に良い。
十分ほどで店内へ。左奥のテーブルに着席し、注文を済ませてビールで乾杯。瓶は赤星だが、生ビールの方はエビスらしい。
一品目は餃子(449円)。皮はパリッとよく焼き。サクッと噛んだあとに、もちもち感。餡は生姜が効いていて、しっとりと水分が残されている。絶妙な塩梅に、餃子好きの塚田さんとクック井上さんがうなっていた。
ここでアルコールのラストオーダーの時間だ。ビールはまだ残っているが、みんな、このあとの展開を考えて、メガレモンサワー(858円)やメガ緑茶ハイなど飲みごたえのあるお酒を頼んでおいた。
お店の方が気を利かせて、ビールを飲み終えた頃合いを待って、さきほど注文したお代わりを持ってきてくれた。ルールの範囲内でお客さんにできるだけ楽しんでもらおうとする、そのホスピタリティが嬉しい。
その間も料理は運ばれてくる。続いてソース焼きそば(770円)。中太麺と細麺があるらしいが、今日は中太麺が売り切れとのこと。細麺とともに、豚肉・キャベツ・ニンジン・ニラ・モヤシが炒められている。
味付けはソースだけでなく、オイスターソースなども使ってそうな複雑な味わいだ。餃子と同じく、ややしっとり気味で文句なしの美味さ。酒が進む。
シューマイは大ぶりで、2個ずつ運ばれてきた(2ヶ374円)。小籠包のように、金属製で柄の短い匙に乗せられている。肉肉しい食味で、味はやや甘目。これまた美味しいシュウマイで、今度は種藤潤さんがうなっていた。
まだ行けそうなので追加注文。メニューを見返し、自分のリクエストでカタ焼きそばとチャーハンをお願いした。炭水化物祭りだ、わっしょい。
先に来たのはカタ焼きそば(825円)。塩味のあんかけが揚げ麺を覆っている。具は豚肉、蒲鉾、きくらげ、キャベツ、モヤシ、ニラ。ニンジン。
揚げ麺がかなり太いのだが、頬張って2~3度咀嚼したら、あんの水分と一体化して、消えるように溶けてしまった。なんだこのエアリーな食感は? どういう配合でどんな揚げ方をしているのだ? 他の3人もみな驚いている。うーむ、今度は俺がうなる番だな。
最後にチャーハン(715円)も頼んだのだが、写真のピントがぶれてしまっていた。やはり自分が思い入れのあるジャンル以外だと、油断してしまいがちなのか。
時短営業で9時閉店ということでお会計。代金は一人当たり二千円ちょっとだった。安いなー。
マニアックな面々であれこれ食べると、知識が補完されたり、自分にはない発想を知ることができて実に面白い。また単純に品数を多く注文できるというメリットも大きい。次はどのエリアへ行こうか、今から楽しみだ。いつかこのメンバーで地方都市へも行ってみたいなあ。
店舗情報 | 住所: 東京都渋谷区本町2-47-2 定休日: 月曜 → ホームページ |
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主なメニュー | ソース焼きそば 770円 カタ焼きそば 825円 餃子 449円 シューマイ 2ヶ 374円 チャーハン 715円 |
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