過橋米線 秋葉原店
中国の雲南省に過橋米線(かきょうべいせん)と呼ばれる麺料理がある。米線(べいせん・ミーシェン)は米を原料にしたライスヌードルの一種だ。通常は熱々のスープで食べるのだが、料理名そのままの屋号の雲南料理店「過橋米線」ではそれを炒めた焼き米線が食べられるそうな。
8月上旬、平日の正午前、過橋米線の秋葉原店を訪れてみた。店舗は蔵前橋通り沿いのビルの中二階にある。秋葉原店となっているが最寄り駅は地下鉄の末広町。JRだと御徒町駅からも御茶ノ水からも似たような距離じゃないかな。
フロアにはテーブル多数。入店時には半分ほどの入りだったがすぐに混み合い、どのテーブルも相席となった。都内の飲食店はランチタイムのピークはどこもこんな具合だよね。
さてメニュー。鶏肉や牛肉、海鮮などスープで食べる各種米線は750円、冷やし米線は900円となっている。注文したのは焼き米線セット(800円)。そのほかに定食もあり、周りではそちらの方が良く出ていた。
メニューの上部には「米線って、話題の米粉からできたうどんのこと。」というざっくりした説明が書かれている。名前の由来や特徴はお店の公式サイトに詳しく載っているので、興味のある方はそちらをどうぞ。
と言ってる間に料理が運ばれて来た。米線、スープ、奴、お新香、デザート。盛りだくさんだ。
米線はやや太めで丸い断面の麺だ。腰はないがしなやかでモチモチ・プリプリ。ライスヌードルというと米粉・ビーフンや河粉・フォーなどが知られているが、米線はそれらとまったく違う独特の食感だ。
具は挽き肉、脂身、ニラ、モヤシ。溜まり醤油と砂糖で甘しょっぱく、油ギトギトで濃厚な味付けである。脂身は鶏、挽き肉は豚かな? そのあたりはちょっと自信がない。コッテリした味わいで美味しい。
スープはカキ玉子であっさり風味。冷奴、お新香は口直しに。デザートのタピオカで締め。冷たくて美味。すっかり満腹になった。ランチということもあってコスパが良い。
「米粉でできたうどん」と説明されているが、うどんとも明らかに違う米線。中国の麺は奥が深いなあ。スープでスタイルの伝統的な過橋米線も食べてみたい。
店舗情報 | TEL:03-3835-7520 (お問い合わせ専用番号) 住所:東京都千代田区外神田6-5-11 MOAビル 1F 営業時間:11:30~14:30 17:00~24:00 定休日:無休 → ホームページ |
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主なメニュー | 焼き米線セット(ランチ) 800円 鶏肉米線(ランチ) 750円 伝統雲南風過橋米線(白湯味orマラー味) 980円 |
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