東京ホルモン

2017年1月6日

前回は下呂にある鶏ちゃんのお店を紹介しましたが、同じように焼肉やジンギスカンなどのタレを絡めて食べる焼きそば・焼うどんは全国に多々あります。亀山舞鶴佐用津山鳥取蒜山因島などなど。これまで紹介したのは西日本ばかりでしたが、北海道や東北でも見つけました。「焼きそば×ご飯」から離れますけど、今週はそんなお店を紹介いたします。


夕張郡由仁町に東京ホルモンという焼肉店がある。何故、北海道で東京なのかは公式サイトをご覧いただくとして、味噌ダレのホルモンが名物で地元以外からやってくるファンも多いとか。さらには締めに中華麺を投入し、焼きそばにして味噌ダレを味わい尽くすのがこの店のお作法らしい。

夕張郡由仁町 東京ホルモン

頃は昨年の6月上旬、平日の夕方。ビールを飲むつもりなので宿泊地から電車で由仁へと移動した。JR由仁駅からすぐの裏通りに店舗を発見。明るい外観、明るい店内。客席は小上がり5卓にカウンター4脚ほど。先客は居なかったが、持ち帰り客がちょくちょくやってくる。

東京ホルモン おしながき

奥の小上がりに着席してメニューを確認。色んな部位が載っている。とりあえずサッポロクラシック樽生(500円)、ホルモン(315円)、サガリ(399円)、野菜セット(315円)を注文。

「ホルモンは一人前で足りますかね?」
「まず食べてみて、足りなければ追加したら?」
「そりゃごもっとも、そうします」

ビールが運ばれ、ガス台に四角いちりとり鍋がセットされる。続いてホルモンやら野菜やらの皿が登場。ホルモンを広げて、モヤシと玉葱を投入。甘辛味噌ダレ掛けてトングで混ぜ混ぜ。火が通って食べ頃になったら早速頬張ってみる。

ホルモン・サガリ・野菜セットと樽生

んまーい! 味噌ダレが思ったよりマイルドだ。これも東京的上品さなのだろうか? 火加減を調節しつつ掻き混ぜて、合間に飲み食いとかなり忙しい。

締めの麺(157円)を投入

残り少なくなったところでホルモン(315円)、ビール(500円)、麺(157円)を追加。麺はホルモンに完全に火が通ってから。ホルモンの脂と味噌ダレを十二分に吸った麺が実に旨い。一味唐辛子を適量振り掛けても良く合う。これは確かに癖になるなあ。

タレの滲みた焼きそばが美味

会計は2501円。すっかり満腹でご満悦。東京に無いタイプの東京ホルモン。由仁の肉だけに「ユニーク」ってか!

東京ホルモン

店舗情報TEL:0123-83-2652
住所:北海道夕張郡由仁町本町299
営業時間:11:00~21:00(日曜・祝日は20時まで)
定休日:不定休
ホームページ
主なメニューホルモン、レバー、サガリ 315円
心舌 399円 子ぶくろ 473円 舌元 473円
野菜セット 315円 麺 157円
サッポロクラシック樽生 500円