有楽町
西帯広に有楽町というジンギスカンの人気店がある。前回が東京ホルモンで今回が有楽町、旭川には両國もあったっけ。やけに東京をイメージさせる店名が多いな、北海道……っと話が逸れた。この店ではホルモンで焼うどんを作るのが定番になっているとか。
頃は6月中旬。最初は日曜の夜に伺ったのだが大混雑で順番待ち多数。予約も立て込んでいたため入店まで1時間以上待たされた。その上、目的のうどん玉が売り切れとのこと。悶々としながら注文を平らげて帰ったが、どうにも気が収まらない。すぐ裏手のライダーハウスに連泊していたので、翌日の午後2時過ぎにリベンジしてみた。
「昨日はお待たせしちゃってすみませんでした」
店員のおばちゃんたちに顔を覚えられていた。前日にちょっと悪い印象を受けたバイトの兄ちゃんたちは居ない。さすがに平日のこの時間帯は空いている。客席はテーブル3卓、小上がり9卓。2階もある。自分以外に客は一組だけ。心なしか昨夜より広く感じる。
メニューをざっと眺め、昨日と同じくジンギスカン(346円)とホルモン(294円)を一人前ずつ、それとうどん(157円)に小ライス(136円)、瓶ビール(472円)を注文した。他店に比べると頗る安い。
ホルモンとジンギスカンは別々の鍋を使用して焼く。まずはホルモン。付け合せの玉葱と一緒に独特の平たい鍋にざっと広げられた。そこにうどん玉も投入され、焦げ付かないよう差し水される。スタイルとしては焼うどんと煮込みうどんの間のような調理法か。
よーく火が通ったところで早速いただく。プリプリコリコリの小腸がうまい。平打ちで腰が強めのうどんも、ホルモンの旨味を吸ってモチモチの美味しさ。白飯にもビールにもよく合う。
そして同時並行でジンギスカンもせっせと焼き上げる。シンプルな醤油ベースのタレに漬けられただけのマトンは、独特の臭みがあるが好きな人にはそれがたまらない。肉質は柔らかくホイホイと平らげてしまった。
お代りしたいところだが、他の食べ歩きの予定もあり追加注文は自重した。お会計は1400円也。うーん、安い。
タイミングによっては前夜のような大混雑になるらしいので、行く際は予約を入れるのが無難だろう。予約をしていても混雑具合によっては待たされることもあるが、この安さでこのクオリティ、人気過剰も仕方あるまい。
店舗情報 | TEL:0155-37-2805 住所:北海道帯広市西二十三条南1-39 営業時間:11:00~21:00 定休日:火曜 |
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主なメニュー | ジンギスカン 346円 ホルモン 294円 うどん 157円 ライス 小 136円 大 189円 瓶ビール 472円 生ビール 中 525円 大 840円 |
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