あぺたいと 銀座店

東京の焼きそば専門店の嚆矢とも呼べる「あぺたいと」が、8月10日に銀座店をオープンした。33年前に板橋区新高島平で創業し、ついに銀座であの焼きそばが食べられるようになったのだ。どんなお店なのか、オープン前から興味津々である。

ただ、一般論としてオープン直後は味やオペレーションが安定していないのが常である。1ヶ月ほど待って、落ち着いた頃にあぺたいと銀座店を訪れてみた。場所は銀座七丁目。銀座コリドー街からほど近い通りの一階だ。「トクベツナヤキソバ」という看板を目印にすると良い。

銀座7丁目 あぺたいと銀座店

9月上旬、平日の昼すぎに一人で訪問。土日・祝日が定休日なので、なかなかハードルが高い。店は奥に長く、右手が厨房になっている。厨房に面してカウンターが6席、奥の突き当りにテーブルが2卓ある。半分ほどが埋まっていて、私はカウンターに着席した。

あぺたいと銀座店 メニュー

メニューはもちろん焼きそばメイン。写真のピントがぶれてしまって見にくいが、下の方にはセットメニューもあるし、ドリンクも充実している。注文したのは「さつま純然鶏の唐揚げセット」の中盛(1,150円)。ライス付きのセットで焼きそば定食にしようか、ちょっと迷った。

これぞ両面焼き!

座った席から焼きそばの鉄板がよく見えた。茹でた麺を熱々の鉄板に丸く広げて、両面をパリパリに焼く。あぺたいとの登録商標「両面焼きそば」の名前そのままの調理方法だ。

ほぐしながらの混ぜ炒め

麺をしっかり焼いたあと、ソースを掛けて両手のコテでほぐしながら混ぜ炒める。両側から麺をコテで掴むようにし、高く持ち上げて豪快に捌く様子に見とれてしまう。

唐揚げセット 中盛 1150円

「お待たせしました!」と、注文から7分ほどで焼きそばが運ばれてきた。セットの唐揚げとスープも続く。さてさて、さっそくいただこう。

熱せられたスキレットでの提供

焼きそばは熱せられたスキレットに盛り付けられている。これまでのあぺたいとにはなかった、面白い試みだ。冷めにくいだけでなく、深さがある分直径が小さいのでカウンターを広く使える。

何度食べても美味い、両面焼きソバ

パキパキの麺にスパイシーなソース。あぺたいとの両面焼きそばは何度食べても美味い。ただ意図的なのか、今回は短く切れている麺が多い印象を受けた。銀座だと外国人も多いから、短い方が食べやすいという配慮かな? いっそのことフォークを置くのもありかも。

さつま純然鶏を使った唐揚げ

セットの唐揚げは、さつま純然鶏というブランド鶏を使用。肉質の良さに加え、クリスピーな衣が印象的だ。スープはわかめ入りでさっぱりした味わい。どちらもインパクトは焼きそばに及ばないが、名脇役として申し分ない。

卓上には青海苔や薬味も

卓上には青海苔や薬味が並んでいる。味変もいくつか試したが、焼きそばそのものがメチャメチャ美味いので、余計なことはしなくて良いようにも感じる。卵などのトッピングも今回はあえて控えてみた。

中盛のセットでボリュームも十分。食べ終えてお会計は1150円。お店の方にお話を伺いたいところだが、他のお客さんも多かったので遠慮しておこう。

ちなみに焼きそば単品だと、普通盛で800円から。これを高く感じる人がいるかも知れないが、この立地なら安すぎるくらいだ。何よりあぺたいとの「トクベツナヤキソバ」である。銀座で焼きそば専門店という画期的な挑戦を、個人的に応援したい。

店舗情報住所 : 東京都中央区銀座7-3-13 ニューギンザビル1号館1階4号室
営業時間: 11:30~14:00, 16:00~22:00
定休日: 土日祝
ホームページ
主なメニュー両面焼きソバ
 普通盛800円 中盛1000円 大盛1200円

サラダセット 900円~
ランチセット 900円~
唐揚げセット 950円~