珍萬楼 川崎店
6月初旬の某日。食べあるキングのカレー担当・「カレーですよ」のはぴいさんと、餃子担当・「東京餃子通信」の塚田さんから「川崎の中華料理店へ行きませんか?」というお誘いを受けた。話によると、はぴいさん行きつけの珍萬楼という店が4月に川崎で新店を開いたそうな。その新店とすぐ近くにある餃子の名店・餃餃者とハシゴしようという企画である。
「どうします?」「はい! よろこんで!」とやるき茶屋ばりの返事で即座に快諾。決行は6月下旬の平日某夜。珍萬楼の川崎店に「カレー」「餃子」「焼きそば」という偏食おじさん3人が集まった。店内は広く、ボックス席が多数あり。家族連れでもゆったりできそうな造りだ。
メニューは中華系の小皿居酒屋らしい品揃え。一品料理と焼き餃子、飲み物一杯で1280円というセットもある。1人分はそのセットにして、焼き餃子と豚肉とブロッコリーの黒豆炒めと生ビールを。あとは棒餃子(480円)、水餃子(480円)と生ビール2杯を注文した。
乾杯を済ませ、塚田さんの餃子評を拝聴しつつ食べ進める。焼き餃子はオーソドックスながらも丁寧な仕上がりの逸品。塚田さんのブログ・東京餃子通信に詳細が書かれているが、焼き加減が塚田さん好みとのこと。なにもつけずに食べても美味しい。
もうひとつの焼き餃子=棒餃子は皮の厚みも焼き餃子とは異なっていて、味わいも随分と変わる。塚田さん曰く、豚肉の比率が高く、ニンニクは不使用だろうとのこと。水餃子はもっちりと厚い皮で食べ応え充分。餃子三昧でビールが進む。お代わりお代わり。
豚肉とブロッコリーの黒豆炒めも絶妙な味加減で美味しい。そういえばご飯の代わりにブロッコリーを指定できる弁当屋さんが話題になっているけど、ブロッコリーの汎用性って高いんだなあ。
注文した品々があらかた片付いた辺りで、「さて、焼きそばですが何を頼みます?」と訊かれた。メニューにある焼きそばは「上海焼きそば」「海鮮焼きそば」「五目焼きそば」など。これという決め手がないので悩ましい。
迷っている最中、五目焼きそばの隣に載っている「珍萬麺」に目が行った。屋号を冠したメニューはその店オリジナルの自信作。ご飯もののページには「珍萬丼」もある。「そっか」と思いついて、店の人に尋ねてみた。
「このアタマを焼きそばに乗せることってできます?」
「はい、できますよ」
「ではそれをお願いします!」
豚肉とキャベツなどの野菜を炒め、ピリ辛に味付けしてとろみをつけ、キッチリ焼かれた麺にドバっと掛けたあんかけ焼きそば。川崎店の裏メニュー・珍萬焼きそばがここに爆誕した!(おおげさ)
これが食べてみるとめちゃ旨い。カリッと焼いた麺にピリ辛餡がフィットして、ドンピシャの大当たり。「くそー、長年通っているのに何故これを頼まなかったのだろう」とはぴいさんが悔しがっていた。値段は未確認だが、たぶん珍萬麺と同じ780円のはず。
2時間ほどでお会計して、餃餃者へ移動。そちらも注文が入ってから餃子を手作りする素晴らしい店で、自宅へ帰れる終電ギリギリまで3人で楽しく飲み食いした。焼きそばは置いていないので記事化は控えるが、興味ある方は東京餃子通信の記事をどうぞ。はぴいさん、塚田さん、お誘いいただきありがとうございました! また飲みましょうー。
店舗情報 | TEL: 044-222-1777 住所: 神奈川県川崎市川崎区南町20-3 川崎ビル 1F 営業時間: 11:00~15:00 17:00~26:00 定休日: 無休 |
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主なメニュー | 珍萬焼きそば ???円 五目焼きそば 730円 餃子 350円 鉄板の棒餃子 480円 水餃子 480円 小皿料理 280円~ |
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