Talat Sao Food Court
こちらが今年最後の記事になりますね。今年一年、ご愛読いただきありがとうございました。みなさま、良いお年を! 年越しそばならぬ、年越し焼きそばなどいかがでしょう?
ラオス滞在4日目。土産物を見繕いにビエンチャン最大のショッピングセンター、タラート・サオ・モールを訪れた。正直なところ日本の地方都市のイオンよりもショボいのだが、吹き抜けもあったりしてそれなりに頑張っている。
ここの最上階(といっても3階だが)にはフードコートもある。午後2時過ぎ、日曜のランチタイムだったので家族連れで賑わっていた。すぐ隣が国際バスターミナルなので外国人も多い。日本のフードコートと同じく、ファストフードを中心に多種多様な料理が提供されている。
このフードコートは食券制で、出入り口付近の窓口で必要な分だけ現金を専用の食券に両替しなければならない。20,000kipならお札を渡しつつ「twenty,please」と伝えよう。配膳はセルフサービス。箸やレンゲ、スプーンは横に置かれた熱湯で各自消毒して使うこと。衛生面はやはり日本との差が大きい。
中華料理のカウンターではカタ焼きそば=ラオス語でミー・コープ(ໝີ່ກອບ: Mii Khop)が売られていた。英語表記はCrispy Noodles。Seafoodは20,000kip(約300円)、Beefは18,000kip(約270円)、PorkとChickenは15,000kip(約220円)と書いてある。
「内陸国でシーフードを選ぶってのもちょっとなあ」と考えてBeef Crispy Noodles(18,000kip)を注文。脇のカウンターで受け取ってテーブルへと運ぶ。「これも甘いのではないか」と警戒しつつ恐る恐る食べてみる。「羹に懲りて膾を吹く」とは良く言ったものだが……。おっ。今回は大丈夫そうだ。
麺はかなり太い揚げ麺。店で揚げているわけではなく、出来合いの揚げ麺を仕入れて店頭に詰んでいた。他の店でもミー・コープを見かけたが、そちらはここまで太く無かった。具は牛肉、玉子、玉ねぎ、人参、トマト、キャベツ、菜の花。このまま日本の中華料理店で出されても、クレームはなさそうな品だ。
肝心の味付けは甘さ控えめの中華醤油ベース。とりあえず甘くなくてほっとした。餡にとろみがほとんどないため、パリパリ感はすぐに消えてしまうがこれはこれで良い。旨味たっぷりで期待以上に美味しい。
ちなみに器の後ろに隠れているビニール袋にはスイートチリソースが入っている。ラオスの屋台で食べ物を買うと、頻繁にこの袋を渡されるのだが、この薬味もミー・コープの味わいを引き立ててくれた。ボリュームは軽めだったが満足満足。
余談になるけど、タラート・サオ・モールの裏手は露店がひしめいている。焼きバナナや串焼きなど2・3品買ってみたが、どれもなかなか美味しかった。ストリート・フードを楽しみたい人には、こっちも覗くことをオススメしたい。
店舗情報 | 住所: 3/F Talat Sao Mall, Lane Xang Road, Vientiane → ホームページ |
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主なメニュー | Seafood Crispy Noodles 20,000kip Beef Crispy Noodles 18,000kip Pork Crispy Noodles 15,000kip Chicken Crispy Noodles 15,000kip |
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