ひろ坊
今年3月14日に北陸新幹線が金沢まで開通する。首都圏から富山・石川方面へのアクセスが、これでだいぶ楽になるだろう。
その一方で、これまで乗り継ぎ駅として利用されてきた信越本線・直江津駅の行く末が一部で懸念されているようだ。第三セクターの北越急行ほくほく線が越後湯沢~直江津間で快速列車を運行するらしいので当面は大丈夫だろうが、さてどうなることか。
ところでその直江津駅前にひろ坊という居酒屋がある。看板メニューは餃子だが、焼きそばも人気と聞き、旅のついでに寄ってみた。
一昨年11月の上旬に訪問。入るとL字型のカウンターが20脚ほど。奥に座敷もあるのかな。カウンターはほぼ満席だったが、かろうじて一つ空いていてそこに着席。
とりあえず生ビール(中・570円)と餃子(480円)を注文。お通しは細かく刻んだ野沢菜のお新香。ビールのジョッキは良く冷やされている。細かい点だがその気配りが嬉しい。ちなみに醤油皿の中身は餃子のタレ。カウンターのどんぶりに入っているのを餃子の注文と同時に小皿に取り分けて出されるのだ。
ビールをちびちびやりつつ待つこと5分ほどで片面に程よい焦げ目のついた餃子の皿が運ばれてきた。餡は野菜のみを使用。タレの酸味と相まってさっぱりした味わいだ。皮の端を敢えてきっちり閉じていない辺りにこだわりを感じる。文句無く美味しい。
餃子を幾つか食べてからビールのお代りと焼きそば(570円)を注文。野菜と麺を中華鍋で丁寧に炒め始めた。材料の投入順序はどうやらキッチリ決まっているらしい。仕上げにソースと油、化調で味付けして出来上がり。
麺は中太の蒸し麺でゴワッとした歯応え。具は豚肉・モヤシ・キャベツ・人参・玉ねぎ・ピーマン。青海苔をたっぷり満遍なく掛けたうえに紅生姜がトッピングされている。
味付けはソースだが、むしろ油脂の風味が特徴的だ。こってりぎっとり、オイリーは美味しーに語感が似ているなあ、などと思ったり。もちろんビールとの相性はばっちりだ。酒が進む。
続いて日本酒と焼き鳥を注文。日本酒は限定品の菊水酒造のにごり酒・五郎八。焼き鳥はネギ間・モツ・レバをそれぞれ一本ずつ。さっぱりした甘ダレで洋カラシが良くあう。旨し。
45分ほどの滞在でお会計は2910円。いやー、良く飲んだ。お腹が一杯だ。飲んでいる最中に団体が来て奥も一杯になったようだ。その後何人かを断っていた。人気ある店なんだねー。また来たいなあ。
店舗情報 | TEL:025-543-4251 住所:新潟県上越市中央1-1-29 営業時間: 16:00~23:30 定休日:日曜 |
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主なメニュー | 焼きそば 570円 餃子 480円 生ビール(中) 570円 |
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