焼きそば 伊藤

2019年11月12日

6月6日、川崎に「焼きそば伊藤」という焼きそば専門店がオープンした。場所は新川通り沿い。JR川崎駅から200〜300mほどの場所だ。

川崎 焼きそば 伊藤

6月下旬の日曜日、オペレーションも落ち着いた頃かなーと訪問してみた。大通りに面して「自家製麺使用」を謳う看板を掲げているので、すぐ見つかった。外向きに焼きそばを焼いているが、今は持ち帰りはやってないらしい。

焼きそば 伊藤 券売機

食券制で券売機も新川通り沿いに設置されている。券売機の横には、自家製麺やソース、鰹節などへのこだわりが書かれていた。ふむふむ、「指宿産一本釣鰹本枯節」か。なんだか凄そうだ。

焼きそばはノーマルと天竺

焼きそばはノーマルと天竺があり、天竺は辛口らしい。この日、特製は売り切れ。初訪問ってことで、ノーマルの焼きそば(750円)の食券を購入した。

日曜の午後2時半で5人待ち

店の入口は脇道に面している。ウッディなファサードだ。午後2時半という時間帯で5人待ちの行列ができていた。ランチのピーク時はもっと並ぶんだろうなあ。

カウンターの様子

待つこと20分ほどで入店。食券は事前に女性スタッフが集めてくれる。カウンターには紅生姜とマヨネーズが置かれている。キャパは6席くらいで、こじんまりした店舗という印象。生麺の焼きそばでこの席数だと数はさばけないよね。

前述の通り、焼きそばは大通りに面した鉄板で調理している。客席の角度からでは限度があるが、調理の様子を眺めてみた。

肉と野菜を炒めておいて麺を投入。ソースで味付けして混ぜ炒め。ステンレスの皿に盛り付けたあと、トッピングや追いソースを加えて出来上がり。

焼きそば 750円

麺は平打ちの自家製麺。具は豚肉スライス、ザク切りキャベツ、もやし。揚げ玉、スライスしたネギとたっぷりの花がつお、青のり。紅生姜は自分で横に添えてみた。

平打ちの自家製麺

麺はツルッとしたテクスチャでモチっとした噛みごたえ。生麺を茹で上げたあと、水でヌメリを落としてるのかな。味付けのソースは独自ブレンドっぽい。店頭で濃厚ソースを謳っていたが、甘さを抑え気味にしたあっさりした味わいに感じた。そしてたっぷりの鰹節がこの焼きそばを特徴づけている。麺の量は200gくらいかな。しっかりお腹が膨れるボリュームだ。終盤はマヨネーズで味変して平らげた。

終盤はマヨネーズで味変

平打麺に花がつおなど、構成要素は高田馬場の真打みかさを彷彿とさせる。しかし、麺や肉の焼き方や玉子の有無、ソースの味などで全く別の焼きそばに仕上がっている。その辺は好みの問題でどちらが上とかではないが、食べ比べてみるときっと面白いと思う。川崎の名物店として末永く繁盛してほしいなあ。次回は天竺を試してみようっと!

店舗情報住所: 神奈川県川崎市川崎区小川町15-6
営業時間: 11:00~15:00、17:00~21:00 (土日祝は通し営業)
定休日: なし
主なメニュー焼きそば 750円
特製焼きそば 1000円

天竺焼きそば 850円
特製天竺焼きそば 1100円

温玉 100円
肉増し 200円