中央食堂

2016年10月31日

宮城県大崎市(旧古川市)に中央食堂という店がある。中華そばや丼物、カレーや中華系の定食が売り物なのだが一番人気は何故か焼きそば。何やらかなりのボリュームだとか。

場所は屋号の通り、市役所や古川城跡に近い市街地中心部。かつて奥州街道の古川宿として栄えたエリアのまさに中央に位置する……のだが、お店の外観は正直パッとしない。

大崎市古川 中央食堂

訪れたのは4月中旬、平日の昼時。暖簾も出ていないので営業中なのか不安になる。店内の蛍光灯が点いていて、他の客が出入りするのを見、おっかなびっくり入店してみる。

店内に暖簾が架かってる

店内も良い感じで草臥れている。客席はテーブルが6卓。最後の空席に着座。後で相席になった。壁に暖簾が飾ってあったが外には出さないのかいな。

卓上の調味料はこんな感じ

お店は初老のご夫妻が中心となって切り盛りしていた。ホールがお父さん。厨房に奥さんを含む女性三人。児童一人もお手伝い。なお営業は日中だけで夜は無し。

中央食堂メニュー

メニューは前述の通り中華系がメインだ。小食な人向けに3分の2の価格も記されている。焼きそばの注文がほとんどと聞くが、寒い日だったためか汁物を食べている客も多かった。

とりあえず予定通り焼きそば(550円)を注文。まずはサービスの冷奴が出てきた。色々と気が利いている。

サービスの冷奴

それをつまみつつ待つこと10分ほど。焼きそばと汁物の椀が運ばれてきた。

焼きそば 550円

麺は中太の蒸し麺。具は豚肉、モヤシ、キャベツ。トッピングに青海苔と紅生姜。うむ、紛うことなき王道のソース焼きそばである。早速頬張る。

ボリューム満点のソース焼きそば

ソースは酸味強めで濃い目の味付け。麺がごわっとした食感で特徴的だ。スープは東北らしい塩っぱ目の中華風。噂通りのボリュームで大盛りにしなくてよかったと思いつつ完食。

取り立てて特徴があるわけではないが、こういう何の変哲も無い食堂の焼きそばも味わい深いものだ。ましてやそれが地元で人気ということは、たぶんコストパフォーマンスだけではない何かがあるのだろう。また機会があれば寄ってみたい。

中央食堂