麺家なりた

2017年7月29日

糸魚川駅前通りにある中華食堂、麺家なりた。この店にもスープに入った焼きそばがある。「地元で大人気!」というわけでは無さそうだが、黒石のつゆやきそばや塩原のスープ入り焼きそばとは全く異なるルーツで成立していることに興味が沸く。

糸魚川駅前 麺家なりた

訪れたのは10月下旬、平日13時前に入店。テーブル3卓、小上がり3卓。先客が1人いて後から4人ほどバラバラに入ってきた。

麺家なりた メニューの一部

麺家と名乗るだけあってメニューは麺類が多いが、定食類もちらほらある。私の目的の品はソース焼そばラーメン(780円)。それ以外にも、ひすいラーメンやひすい餃子といった実験的、もとい意欲的なメニューが多い。

調理は奥の厨房で行われているため様子は分からなかったが、思っていたよりも出来上がりが早い。ラーメン用の丼がお盆に乗せられて運ばれてきた。

ソース焼そばラーメン 780円

麺は中細でコシがある。具はキャベツ、ピーマン、人参、玉ねぎ、キクラゲ、豚肉。ご丁寧にもネギと青海苔がトッピングされ、小皿に紅ショウガまで付いてきた。焼きそば自体はやや甘口のソースで味付けされ、それがラーメン用のスープに浸されている。スープは昔ながらの鶏ガラ中華スープでマイルドな味わいだ。ソースと相まってなかなか乙な味である。

糸魚川といえば糸魚川ブラック焼きそばというご当地メニューが推されているが、こういった変り種を見つけてみるのも食べ歩きの楽しさだ。想像していたより美味しく値段なりの量もあるので、人気が出ても良さそうなものなのだが。

麺家なりた

店舗情報TEL:025-553-0130
住所:新潟県糸魚川市大町1-4-25
営業時間:11:30~14:00、18:30~01:00
定休日:月曜日
主なメニューソース焼きそばラーメン 780円
ひすいラーメン 780円
ひすいつけ麺 780円
ひすい餃子 420円