景徳鎮 本店
中国の焼きそば、本場の味を特集しております。広東・福建・台湾と来て、4週目の今週は四川の焼きそばです!
四川地方の焼きそば、これがなかなか難しい。横浜中華街を始めとする四川料理店を食べ歩いてもタイプがバラバラだった。百度(baidu.com)で調べてみたが、本場でもスタイルがはっきり決まってない様子だ。というか四川の麺料理を検索しても、担々麺・刀削麺・炸醤麺ばかりヒットして炒麺の情報がほとんど見つからない。
とりあえず食べ歩いた順に紹介してみよう。
まずは横浜中華街の市場通りにある景徳鎮本店。中華街で四川料理を代表する有名店のひとつで、新館や酒家など別店舗もある。
3月上旬、平日の11時半頃に訪問。フロアには丸テーブル4卓とテーブルが7卓置かれ、正午でずいぶん時間があるにも関わらず先客が3組いた。さすが人気店だ。
メニューは四川料理とその他の中華料理とでページが離れている。最初は後者のページを見て「あれ? 目的の品がない」と焦ってしまった。
注文した品は四川焼きそば(四川炒麺・850円)。さて、果たしてどんな品が来るのやら。ちなみに周りはランチメニューの麻婆豆腐や担々麺を食べている。そりゃそうだよなあ、名物だしコスパいいし。
10分ほどで配膳。見た目はやや赤っぽい程度で普通の焼きそばとあまり変わらない。
麺は細麺。歯ごたえからすると蒸してある。具は青菜、豚肉、干し椎茸、筍。いずれも細く刻んである。かなり大量の辣油で炒めてあり、味付けはまさに四川風。痺れもなく激辛というほどでもないが、期待以上には辛くて、トータルとしてかなり美味しい。
とくに豚肉は下味をつけ、さっと油通しされていて絶妙な柔らかさと味わいだ。生姜のスライスも入っているし、麻婆豆腐などの作り方に準じた焼きそばなのだろう。ボリュームも十分で、あまり期待していなかっただけに大満足。食べ終わった皿に溜まった辣油を見て若干引いてしまったのはご愛嬌。
サービスで出してくれたデザートの杏仁豆腐を食べ、程よい甘さで口の中をリセットする。
会計は諸々足されて918円。麻婆豆腐や担々麺も追加しようか迷ったが後悔せずに済んだ。むしろ四川焼きそばを単独で食べたおかげで強いインパクトを楽しめた。景徳鎮の四川焼きそば、オススメです。
店舗情報 | TEL:045-641-4688 住所:神奈川県横浜市中区山下町190 営業時間:11:30~22:00(土日祝 11:00~) 定休日:無休 → ホームページ |
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主なメニュー | 四川焼きそば(四川炒麺) 850円 四川マーボー豆腐(本場の辛さ・陳麻婆豆腐) 1800円 四川担々麺(正宗担々麺) 850円 ランチメニュー 700円~ |
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