京ちゃばな 新宿東宝ビル店
京都で生まれたお好み焼チェーン、京ちゃばな。1976年の創業で名物のひとつが日本そばを使った焼きそばだ。前々から行ってみたかった店のひとつだが、関西を中心に展開しているので、これまでなかなか行けずにいた。
その京ちゃばなだが、メシコレのこの記事で新宿歌舞伎町に支店がオープンしたと知った。これまでも新宿三丁目に支店があったのだが、せっかくの機会だ。メシコレのスタッフ2名と記事を書いたキュレーターの椿さんとで連れだって訪問することにした。
訪れたのは10月上旬。ビールのジョッキがかわいらしい。このあとに出てくる品々を見るとお分かりいただけるが、この店のメニューの多くは野菜が主体で、彩りや提供の仕方にも気を配っている。このジョッキからして、さもありなん。そのためかお好み焼屋さんにしては珍しく若い女性に人気だそうだ。
乾杯を済ませて、まずは鉄板焼き枝豆(480円)を。焦しバター醤油で風味付けされていて香ばしい。普通の枝豆より濃い味わいでビールが進む。
続いて焼きキャベツ。熱々の「クリーミーポルチーニ茸ソース」に浸っている。ライ麦パンがおすすめということでそれも付けてもらった。とてもコクのあるソースで、キャベツだけなのに満足度の高い一皿だ。
そして私の本命、アボカド黒焼きそば! 具は「一押し!」と書いてあった野菜ミックス(1180円)を選択。日本そばにアボガド、ナスやオクラ、レンコンにヤングコーンなど野菜がたっぷり。味付けは和風だしがベース。アボガドと隠し味のカラシが以外にも蕎麦と相性バッチリだった。面白いなあ。
さらにこの店の名物、トマトお好み焼き! 一番人気の豚肉&チーズ(1180円)を注文。あらかじめ焼き上げたお好み焼の上にダパアっとトマトソースをたっぷり掛ける。外はサク、中はふんわり。お好み焼にしてはボリュームは軽め。少しずついろいろと食べたい派にはちょうどよい。
まだお腹に余裕があったので京九条ねぎと丹波黒どりのお好み焼き(1180円)も追加した。これはこの店舗オリジナルの品らしい。野菜が上へ上へと積み上げられ、お好み焼というよりまるでサラダだ。掛けられているのはごま糀ソースだとか。ほんとうに個性的なアレンジの品ばかりだ。
ちなみにこの日は自分の誕生日だった。途中で東京餃子通信の塚田さんもやってきて、最後は店に許可を取って持ち込んだケーキでお祝いまでしていただいた。ありがたやありがたや。思い起こせばメシコレのお陰で思いも寄らなかった人脈ができた一年だったなあ。感謝感謝です。
店舗情報 | TEL:03-6233-8781 住所:東京都新宿区歌舞伎町1-19-1 新宿東宝ビル 1F 営業時間:11:00~23:00 定休日:無休 → ホームページ |
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主なメニュー | アボカド黒焼きそば 野菜ミックス 1180円 トマトのお好み焼き 豚肉&チーズ 1180円 京九条ねぎと丹波黒どりのお好み焼き 1180円 鉄板焼き枝豆~焦しバター醤油~ 480円 焼きキャベツのクリーミーポルチーニ茸ソース 580円 |
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