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神楽坂飯店

2016年12月31日

本日は2014年の大晦日。こちらが本年最後の記事となります。今年もご愛読ありがとうございました。みなさま、良いお年を。


飯田橋の神楽坂飯店は、ジャンボ餃子などの超デカ盛りメニューで有名な店だ。マスコミに何度も登場しているのでご存知の方も多いだろう。この店にも麻婆豆腐焼きそばがあり、それもかなり辛くできると知って行ってみた。

飯田橋 神楽坂飯店

12月中旬、平日の昼前に訪問。店舗は神楽坂下から程近い外堀通り沿いにあり、間口は狭いが場所はすぐに分かった。100個分のジャンボ餃子や一升炒飯などが並ぶ店頭のショーケースは圧巻のひとことだ。

店頭の食品サンプルでお腹一杯

1階はテーブル8卓ほどで2階もあり、壁は有名人の色紙だらけ。どのテーブルも1~2人のサラリーマンでほぼ埋まっていた。ホールは2人の女性スタッフと店主らしきおじさんで回している。「奥の方、空いてますよ」と促されてテーブルの一つに着席。ランチタイムは相席必至だな。

壁は有名人の色紙だらけ

さてメニューだが、中華系の麺類や飯物が主体。目的の品は壁に貼り出されていた。『炎の激辛 三兄弟(当店通常品の5倍の辛さ)』というコピーの下に麻婆豆腐・麻婆麺・麻婆焼きそばが並んでいる。

炎の三兄弟……!?

「すみませーん」
「はーい、お決まりですか?」
「この激辛の麻婆焼きそば、ください」
「……っ!? とても辛いですよ、普通の五倍。大丈夫?」
「はい、たぶん」
「では、辛いマー焼き、お願いしまーす」

5分ほど待つと注文した品が運ばれて来た。「よく混ぜてくださいね」と一言添えて盆が置かれた。

激辛麻婆焼きそば 730円

焼きそばの器は丼ぶりだ。真っ赤な麻婆豆腐には花椒粉(ホアジャオフン)がこれでもかと掛けてある。この色からすると豆板醤も多いのだろう。そしてスープの付け合せ。麺は細く腰のある茹で麺で、よく焼かれている。麻婆豆腐は絹ごし豆腐とネギ・挽肉。箸と金属製のレンゲで言われた通りよーく混ぜる。豆腐が崩れて麺に絡みやすくなった。どれ、いただこう。

よく焼かれた麺に激辛の麻婆豆腐が絡む

まずは一口。口の中がヒーハーするような辛さは無い。続いて二口、三口。食べ進めるに連れて胃がズンッと重くなってくる。蒙古タンメン中本の北極ラーメンやマジックスパイスのアクエリアスに通じる辛さだな。花椒は多かったが西池袋・楊2号店の汁なし担々麺ほどの痺れはなし。どちらかというと自分の好きな味だ。食べ切るのにも支障なく、7分ほどで無事完食。

7分ほどで無事完食

ちなみに後からメニュー写真を見返して気が付いたのだが、平日は小ライスがサービスで付けられるようだ。白飯があればもう少し楽に食べられたかも知れない。

会計時に「すごいですね」とおばちゃんに褒められて少しだけ良い気分。ただし夕方のトイレが非情に辛かった。こういう激辛メニューって時間差でやられるんだよねえ……

神楽坂飯店

店舗情報TEL:03-3260-1402
住所:東京都新宿区神楽坂1-14
営業時間:11:00~23:00(土・祝は22時まで)
定休日:日曜日
主なメニューマーボー焼きそば 730円
マーボー麺 750円
マーボー豆腐 830円

ジャンボラーメン 1890円
一升炒飯 5840円
餃子(100個) 9600円
ジャンボ餃子 9600円