象屋
スーパー玉出で有名(?)な西成区の玉出には象屋(ぞうや)というお好み焼屋がある。豚玉の評価が特に高いが、焼きそばも人気という。
西梅田から大阪市営地下鉄・四ツ橋線でずずずいーっと南下して、玉出駅の5番出口から地上に出た。マクドナルドやらセブンイレブンやら明るい色彩の並びを30mほど西へ行くと目的の店が現れた。狭い間口に無地の暖簾の落ち着いた外観。お好み焼屋を示す看板も幟も無い。
頃は8月下旬、平日の18時半過ぎ。店内へ入ると男性スタッフが「いらっしゃいませ」と明るく迎えてくれた。客席はテーブル5卓、2階もある。1階では2組のグループがそれぞれ鉄板を囲んで賑わっていた。お好きなお席へ、と促されて一番奥のテーブルに着席。後から客がじゃんじゃか入ってきた。人気の程が伺える。
メニューはお好み焼、焼きそば、ロールの3種類のバリエーションのみで、価格帯は若干高め。右下の象のマークが可愛い。とりあえずイカ焼きそば(770円)と評判の豚玉(820円)、それにチューハイ・レモン(380円)を注文した。
大阪風のお好み焼は焼きあがるのに時間が掛かるので、焼きそばも食べたいときには最初にどちらも注文すると良い。焼きそばは早めに出され、それを食べ終わる頃にお好み焼もタイミング良く出てくる。私が関西で何軒か食べ歩いて得た経験則だ。ただし、割と早食いかつ猫舌でもない人に限る。
というわけで数分で焼きそばが運ばれて来た。いただきます。
麺は太麺でしなやかなコシ。具はざく切りキャベツと大ぶりのイカ。キャベツは柔らかめでイカは旨味たっぷり。鰹節、青海苔、微塵切りの紅生姜は卓上にあるので適量をトッピングしてみた。味付けは甘口だがさっぱりとした口当たりだ。レモンハイが進む。
丁度、鉄板の上が片付いた頃に豚玉も運ばれて来た。楕円状の生地の上面を全面豚肉が覆っている。これはなかなかの壮観だ。その上にはマヨネーズ、マスタード、ケチャップが乗せられている。レモンハイをお代わりして、こちらもいただきます。
卓上にある3種類のソースを、甘口x2、辛口x1、ドロ少々の割合で塗り、小手で伸ばして鰹節と青海苔を振り掛ける。切り分けると中身はトロトロの状態。豚肉はクリスピーな焼き上がりで、フワッとした生地と絶妙にマッチする。
大阪でお好み焼を何軒か食べたが、この店は独自の主張のある味わいに感じた。私が不慣れなため端の方にソースが行き届かなかった部分があったが、ソース無しでも充分美味しかった。
豚玉、イカそば、レモンハイx2でお会計は2350円。食べ終えて店を出ようとすると、外はゲリラ豪雨で土砂降りだった。
「うわ、もう少し店に居ていいですか?」と尋ねると、「ええ勿論」との答え。さらには「良かったらどうぞ」とビニール傘まで渡していただいた。ええ店やなあ。また寄らせてもらお。
店舗情報 | TEL:06-6657-1616 住所:大阪府大阪市西成区玉出西2-7-10 営業時間:17:00~23:00 (日祝は15:00~) 定休日:月曜日 |
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主なメニュー | お好み焼・焼きそば・ロール イカ 770円 豚 820円 エビ 870円 タコ 970円 ミックス 1130円 |
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