やきそば専門店 ぼんの
昨年、都内では焼きそば専門店のオープンラッシュが続きましたが、今年に入っても、その流れが続いているようです。というわけで、今週は今年オープンしたばかりの焼きそば専門店を特集いたします。
1月24日、東急東横線の学芸大学駅に「やきそば専門店ぼんの」という店がオープンした。横浜で同じ「ぼんの」という屋号の鉄板焼き店ほか数店舗を経営している会社が母体だとか。昨年から続く焼きそば専門店のオープンラッシュが、さらに加速しているようだ。
初訪問はオープンから4日後の土曜日、午前11時過ぎ。東横線高架下の学大横丁に、店頭に開業を祝う花輪が飾られている店舗があった。店内はこじんまりしていて、客席は厨房を囲むL字のカウンターが8席と2人掛けのテーブルが2卓。まだ早い時間だが、半分くらいが埋まってた。
壁に掛けられた黒板には「本場京都長岡京にある小さなお店から始まった味を再現したやきそばです」「麺にこだわっており、もちもちした食感、食べやすい太さに仕上げた特製麵です」と書かれている。長岡京が本場かどうかは置いといて、とりあえず関西系のようだ。またHPによると牛は徳島の阿波牛、イカも徳島産にこだわっているらしい。
さて、メニュー。ソースと塩、ピリ辛、塩ホルモンとある。ミックスの並で1000円ってのはかなり強気の値段だ。塩ホルモンに「オススメ」マークが付いているが、まずはソース焼きそばのミックス・並(1000円)を注文。ちなみにオープン当初は口頭での注文だったが、最近の口コミをチェックしたところ、その後券売機が導入されたようだ。
調理はフライパンではなく鉄板だ。麺を野菜や具と混ぜ炒め。味付けしてステーキプレートに盛り付けて出来上がり。卓上には紅生姜、ソース、マヨネーズがあり。ノーマヨ派なので、紅生姜だけ脇に乗せてみた。
麺は中太麺を使用。具は基本の豚肉・天かす・キャベツ・モヤシに、エビ、イカ、油カス、スジコン、竹輪。微塵切り紅生姜も一緒に炒めてある。トッピングは目玉焼きに青海苔。モヤシだけ盛り付け用の鉄板で別に炒め、麺の下に埋めるスタイルが面白い。
麺は蒸し麺のようだが、茹で麺ぽいモチモチ感もあり。蒸し麺を湯がいて使用しているっぽい。しなやかなコシで、ズルズルっと啜るのが楽しい麺だ。ソースは爽やかな甘さの関西系。スジコンの甘味も加わって、多層的な味わいだ。最後に残った微塵切りの紅生姜や賽の目に刻んだこんにゃくを、箸でチマチマつまんで平らげた。
そしてオススメの塩ホルモンを食べに翌々日再訪。我ながらマメである。麺はソースと同じ中太のモチモチ麺。具は牛ホルモン、天かす、キャベツ、モヤシ、スジコン、竹輪、青ネギ、微塵切り紅生姜。
味付けはコクのある塩ダレだ。脂の乗ったプリプリの牛ホルモンの甘味と歯応えが風味を増している。なるほど、これは美味い。さすがオススメだけのことはある。後を引く美味しさで一気に食べてしまった。
全般的に価格が高めなのが気になるが、まあ東急線だからこんなものなのかな。なお、現在は昼営業のみで、麺切れ終了とのことなので訪問の際はご注意を。自由が丘の真打みかさに、中目黒のめっちゃらんまん食堂、そして学芸大学のぼんの。目黒区の東急東横線沿線がなかなか熱いことになりそうだ。
店舗情報 | TEL: 03-6451-0215 住所: 東京都目黒区鷹番2-21-19 学大横丁1F 営業時間: 11:00~17:00頃まで、麺切れ終了 ※15時頃までという情報もあり、要確認 定休日: 日・祝 → ホームページ |
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主なメニュー | ソースやきそば 豚・イカ入り 並 700円 大盛 800円 ミックス 並 1000円 大盛 1100円 塩やきそば・ピリ辛やきそば 豚・イカ入り 並 800円 大盛 900円 ミックス 並 1100円 大盛 1200円 塩ホルモンやきそば 並 1000円 |
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