一宮競輪場 ドリーム

2015年11月10日

※2015年9月末で閉店したようです。本場開催が無くなってからも続けてらしたのですが……残念。

愛知県の一宮競輪場にあるドリームという売店の焼きそばも競輪ファンに人気だという。「ならば行こう」と思い立ったは良いが日程調整が難しい。

一宮競輪場

競輪場は公営競技のなかでも競馬場を上回って最も競技場が多い。必然、平日開催も多くなる。レース開催日を調べてみたら一ヶ月で3日しか開催してなかったりする。というか、今月6月を確認したら開催日無しではないか。

他の競輪場が開催していれば営業はしているかも知れないが行くならやはり開催日が望ましい。ということで今年2月下旬、平日開催の第一レースを狙って訪問。

競輪のトラックは思ったよりこじんまりとしていた。それを囲むように観客席が設えてあるが第一レースなので客はまばらだ。とりあえず適当に車券を購入して目的の売店を探す。と、メインスタンドの裏手にあった。

一宮競輪場 ドリーム

鉄板の上には焼きそばが山盛りになっている。焼きそば以外には「串かつ、ねぎま、唐揚げ、各100円」と掲示されているが、目的は当然焼きそばだ。

「焼きそば(400円)、一つ」と注文すると、おばちゃんが山から取り分け、ソースをダバッとぶっ掛けて炒め直してくれる。

山から取り分けて炒め直す

それにしても一人前とは思えない量だ。調理の撮影も気軽に応じてくれた。

「焼いているところ、写真撮ってもいいですか?」
「いいわよー、ブログ?」
「はい」
「隣にテーブルあるで、そこで食べてね。お茶もあるでね」

山盛りの焼きそばを抱えて隣のブースのイートインスペースに移動。湯飲みにお茶を汲んで、さて、いただきます。

焼きそば 400円

麺は中細で具は肉とキャベツ。青海苔と紅生姜はセルフサービスとなっている。味付けはやや濃い目だが、甘さと酸味がちょうど良い塩梅で美味しい。特筆すべきはやはりその量だろう。普通の麺の2~3玉分を使っていて、すごいボリュームである。焼き直してくれたおかげで中も熱々だった。400円で満腹になる点で、コストパフォーマンスが素晴らしい。

食べ終わるタイミングで、車券の発売終了のアナウンスがあった。慌ててトラックへと移動。競輪のレースを観戦するのは初めてだ。電子式のピストル音や相変わらずアナログのままのジャンなど興味深い点は多々あったが、意外なほどあっけなくレースは終わった。

レース予想はまたも惨敗

結果は言うまでも無かろう。外れてばかりだからといって日付を頼りに当てずっぽうで車番を買ったって当たる訳が無い。

ところでこの一宮競輪場の益弘亭という売店には「焼きそば丼」なるものもあるらしい。そちらもボリュームが凄いらしく、さすがに連続して食べるわけには行かなかった。いずれ再訪する機会があったら挑戦してみたい。

一宮競輪場 ドリーム

店舗情報住所: 愛知県一宮市羽衣2-5-105 一宮競輪場内
営業時間: 10:00~不明
定休日: 本場レース開催日は営業、場外開設日に不定期営業
ホームページ
主なメニュー焼きそば 400円
唐揚げ・串かつ・ねぎま 各一本100円
ビール・お酒 350円