秀まる

2023年3月26日

酒田市の秀まるは以前紹介したテンテンと同じく、余目にあった文杉(あやすぎ)系統の焼きそば専門店だ。もともとテンテンの場所に店舗があったらしいが、いまは移転して酒田の土門拳記念館の駐車場で店を構えている。

酒田市 土門拳記念館バス停にて

訪れたのは1月中旬、平日のお昼前。吹雪く酒田駅から市営バスの大学線に乗りこみ、揺られること約15分。土門拳記念館バス停で下車すると、駐車エリアの端に焼きそばの幟を発見した。

酒田市 土門拳記念館前 秀まる

帰りのバスまで30分も無いので早歩きで入店。中はこじんまりとしており、明るい感じのおばちゃんが一人で切り盛りしている。客席はテーブル2卓とカウンター4席のみ。先客は4人だが、正午を過ぎてからバタバタと入ってきた。

秀まる メニュー

メニューは焼きそばのみでサイズに応じた50円区切り。30円増しで目玉焼きの数も増やせる。食べ歩きなので一番小さな普通サイズ(600円)を注文。

「はーい、ちょっとお待ちくださいね」

駐車場で待つ持ち帰り客の分を済ませてからこちらの調理に取り掛かる。セルフサービスの温かいお茶を啜って待つこと5分ほど。

「お待たせしました、普通盛りです」

ふむふむ、やはりテンテンに似た外観だ。

焼きそば(普通) 600円

麺は細い蒸し麺でストレート気味。具はキャベツと大きな肉が2枚。麺とは別に炒めたものを盛り付けてある。そしてトッピングの目玉焼きに味付け海苔。テンテンほどでは無いが海苔の量はかなり多い。紅生姜は卓上からセルフで。まず一口そのまま食べたが、下味はラードの風味程度だ。

マヨにからしちょい足しもいけるらしい

卓上のソースをこれに掛けると一気にぐっと美味しくなる。酸味の強いタイプで加減を見ながら掛けるべし。マヨネーズと練りカラシもあって、それらもなかなかいけた。

麺のコシのせいか、急いで食べると喉につかえそうになる。普通盛りでも結構ボリュームがあったが、結果的にはバスに十分間に合う時間で食べ切った。まあ最後の方はちゃんと味わいながら食べることができたので良しとしよう。今回は寄れなかった土門拳記念館や南洲神社も次回は寄ってみたいなあ。

秀まる

店舗情報TEL:090-3360-4746
住所:山形県酒田市飯森山2-13
営業時間:11:00~15:00
定休日:火曜日
ホームページ
主なメニュー焼そば
普通 600円 中盛 650円 大盛 700円

卵二個め 30円増し