お知らせ


お好み焼 110(いとう)

もう始まってしまったが、今月3日から31日までの期間、荒川区にある各もんじゃ焼き店にて「荒川もんじゃxハイサワー祭り」が開催される。主催は荒川もんじゃ研究会と、メシコレ仲間でブログ『東京レビュー』の管理人・brax3さん。開催期間中にイベント参加店で、もんじゃ焼と一緒にハイサワーを注文するとお得らしい。(詳しくはこちら

荒川区東尾久 お好み焼 110(いとう)

そのbrax3さんから「前夜祭やるんでいかがです?」とお誘いを受け、7月下旬の某夜にほいほいと荒川区までお邪魔した。当日はいくつかの会場が用意されていたようで、私とメシコレ仲間のぼさのばさんは東尾久にある「お好み焼 110(いとう)」というお店に招かれた。

壁も天井も恐竜だらけ

こちらのお店、店外も店内も壁に恐竜が描かれていて、とても変わった雰囲気である。目立つせいか、ポケモンGOのポケストップにもなっているらしい。さらには恐竜の立体模型まで吊るされていて、いろいろと仕掛けが施されているのだ。どんな仕掛けかは実際にその目で確かめてくんなまし。

ハイサワーでおなじみ、博水社の田中社長!

ぼさのばさんほかこの会場の参加者と先に乾杯し、brax3さんらイベント主催者御一行はあとから合流。博水社の田中社長がレクチャーしながら手づから作る、「荒川ハイサワー」をいただいた。

この日、なんどめかの乾杯

「荒川ハイサワー」は紫蘇コンク入りのハイサワーで、今回のイベントを機に考案されたそうだ。荒川区ではお馴染みの都電沿線に咲くバラの花をイメージしたとのこと。フルーティな香りと爽やかな酸味が、もんじゃによく合う。

お好み焼 110 メニュー

さて、そのもんじゃだが、こちらのお店はメニューもちょっと変わっているのだ。「ティラノサウルス」とか「エドモンドサウルス」とか「プテラノドン」とか、どんだけ恐竜が好きなんだ。

ティラノサウルス 650円

ぼさのばさんと相談して、試しに「ティラノサウルス」を注文。中身は至って普通のシーフードもんじゃだった。浜作もんじゃ会館のときと同じく、焼き手はぼさのばさんにお願いした。

美味しそうに焼けました

手慣れた手つきで具材を鉄板に落とし、程よく火が通ったらそれで土手を作り、生地を流し込んで待って混ぜて。あとは各自が剥がしを使って、好みの焼き加減で食べるのみ。パリパリに焦げた煎餅も美味しい。

でっかい焦げ煎餅、いただきます

その他に定番の明太もちチーズもんじゃや、この店オリジナルの「たこ棒」なんて品も食べてみた。「たこ棒」は「たこ焼きが食べたい」というお客さんの無茶振りで生まれたものらしい。

たこ棒 750円

生地を楕円状に伸ばし、タコや具材を置いて焼き上げ、それを小手でクルクルっと巻く。ソースを塗ってマヨネーズを掛けて、一口大に切り分けたらできあがり。これがフワフワとろとろで、まさにたこ焼きの味。ここだけの話だが、もんじゃよりも気に入ってしまった。

ふわふわで美味しいぞい

もちろん焼きそばもいただいた。「麺はシマダヤなんだけどねー」と照れるご主人。いえいえ、いいんですよ、気負わない焼きそばも。マルちゃんの麺を使っている焼きそば専門店もあるくらいだし。慣れた手つきで麺と野菜を炒め、軽く塩コショウしてからソースで味付けして出来上がり。

焼きそば 600円

あっさりめの味付けで、これぞ東京の下町風。ソースには鶏がらスープも少し足しているそうだ。昔に比べて焼きそばを注文する客は減ったとのこと。それはいかん。もんじゃもいいけど焼きそばもどんどん推していかねば!

下町風のシンプルな焼きそばです

そんなこんなで、もんじゃ焼とハイサワーと恐竜を堪能した夜だった。みなさんもこの8月はぜひ荒川区へ! その際にはもんじゃ焼の〆に焼きそばも食べるようにお願いします。

110

店舗情報TEL: 03-3810-8790
住所: 東京都荒川区東尾久3-24-1
営業時間: 15:00~22:00
定休日: 月曜(祝日の場合は翌火曜)
主なメニュー焼きそば 600円~
もんじゃ 500円~
お好み焼 550円~