旬菜 和家 (東京都中野区)

7年近く前、当ブログで「もじよ」という店をこのブログで紹介したことがある。長崎の郷土料理を提供していた近所の店だが、その後、もじよは閉店し、「旬菜 和家」という店に引き継がれた。今回はその旬菜 和家を紹介したい。

中野区丸山 旬菜 和家

場所は野方駅から北原商店街を北上し、新青梅街道を渡ってすぐ。外観も内装も、もじよの頃とほとんど変わっていない。客席はカウンター5席、テーブル3卓、小上り1卓。店主は新潟県村上市の出身で、もじよ時代にスタッフとしても働いていたそうだ。私のことも覚えていてくれた。忙しいと常連さんが注文取りや品出しをしてくれるなど、店は和やかな雰囲気に包まれている。

アサヒスーパードライとお通しの温奴

メニューは店主の出身地である新潟の郷土料理のほか、日替わりで鮮魚や揚げ物などバラエティに富む品が並ぶ。この日のお通しは冷奴ならぬ温奴だった。飲み物は瓶ビールを注文。アサヒとキリンからアサヒを選択した。

栃尾の油揚げ焼 580円

とりあえずのツマミは栃尾の油揚げ焼(580円)と冷やしトマト(350円)。新潟県栃尾市名物のジャンボ油揚げは、油揚げのサクサクした口当たりと厚揚げの食べ応えが両立していて、大豆の味わいもはっきりわかる。私が初めて食べたのは2006年のことだったが、今では居酒屋なんかでちょくちょく見かけるようになった。冷やしトマトは期待通りのさっぱり味。岩塩なのか塩に赤い粒が混じっていた。

珍味・莫久来(ばくらい) 680円

続いて一杯だけ日本酒に切り替えて、珍味・莫久来(ばくらい/680円)を注文。ホヤとコノワタ(なまこの腸)を和えた塩辛を、箸でちょいとつまんで頬張ると、海の香りが鼻腔から抜けていく。日本酒は越後麹屋純米酒。1合750円。これと日本酒だけで長時間じっくり飲めそうだ。

鶏の竜田揚げ 650円

こちらは鶏の竜田揚げ(650円)。一切れ一切れが大きく、満足度高し。スダチにマヨネーズ、ハジカミと、添えられた品々で味変を楽しめるのも嬉しい。

なんとメニューにあのイタリアンがあるんです

そして締めは新潟が誇るB級グルメ、イタリアンだ。このブログをお読みの方はもちろんご存知だと思うが、新潟にはみかづきやフレンドというチェーン店があり、焼きそばにトマトソースやミートソースを掛けた「イタリアン」という食べ物が普及している。詳しくは約一年前に書いた「みかづき イトーヨーカドー丸大店」の記事を読んでほしい。この旬菜 和家では、なんとそのイタリアンを提供しているのだ。

イタリアン 680円

旬菜和家のイタリアン(680円)も、みかづきに倣って太麺を使用している。麺と一緒に炒めてある具はウインナー、キャベツ、モヤシ。たっぷり掛けられたトマトソースには、スライスされたマッシュルームがちらほら。さらに針生姜とカイワレ大根が添えてあり、ご丁寧にフォークがついてくる。焼きそば自体はソース味だが、トマトソースの風味を活かすためにやや抑制気味。野菜から出る水分で薄まらないよう、絶妙な塩梅で味付けされている。

フォーク&太麺&トマトソース

みかづきでは紅生姜ならぬ白生姜を添えるが、こちらの針生姜やカイワレ大根もなかなか合っている。オリジナルの完全コピーを敢えて目指してない無いのが却って面白い。量はかなり多く、一人ならこれともう一品くらいで満腹になるんじゃなかろうか。それにしてもこんな近所でイタリアンが食べられるとは灯台下暗しだった。

へぎそば(一人前) 750円

せっかくなので他の日にいただいたへぎそば(一人前 750円)も載せておこう。中越地方の名物でふのりを練り込んだへぎそばは、滑らかなのどごしと独特な風味、エッジの立った腰が魅力だ。初めて食べたのは小千谷の角屋という店で、2005年のことだった。懐かしいなあ。

店長さんとは村上にある焼きそば専門店・天茂(てんしげ)の話題でも盛り上がった。人口の多い東京でも、あの店へ行ったことあるが人は少ないだろう。しかも自分の場合は2度訪問したんだった。遠いけどまた行きたいなあ……。

この日のお会計は2人で6000円弱。近場にこういう店があると、とても助かる。タレカツ丼が未食なので、それも近々食べに行かねば。

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店舗情報TEL: 03-5364-9254
住所: 東京都中野区丸山2-3-3
営業時間: 16:00~翌2:00
定休日: 火曜日
ホームページ
主なメニューイタリアン 680円
栃尾の油揚げ焼 580円
へぎそば(一人前) 750円
タレカツ丼 780円
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