真打みかさ 渋谷店
2/25(土)、あの自家製麺やきそば専門店、真打みかさの新店がオープンした。しかも場所はなんと渋谷だ。人気の焼きそば専門店が、いよいよ渋谷に進出という点だけでも話題性は十分。早速、オープン当日の昼前に訪問してみた。
っと、本題に入る前に「真打みかさ」について軽くおさらいしておこう。真打みかさは昨年4月、神保町の超人気店・みかさを立ち上げた福島三郎氏が高田馬場に開業した焼きそば専門店だ。ただし神保町みかさと真打みかさは互いに独立した経営で系列店ではない。別に喧嘩別れではないし今も店主同士の交流もあるそうだが、あくまでも別の店だ。
その高田馬場の真打みかさから、暖簾分けという形で昨年7月、真打みかさ自由ヶ丘店がオープン。オーナーは本田さんという女性で、ここ渋谷店もその本田さんによる出店だ。ちょっとややこしいが、自由ヶ丘店の分店みたいなものと思っておけばよい。たぶん。ま、私もただの客なので、あまり突っ込んで聞けてないのだ。
さて、その真打みかさ渋谷店。場所はウインズ渋谷からもほど近い、並木橋交差点の脇にある。角にあるターリー屋から青山学院方向に上る坂を見上げれば、ビルの看板が目に入ることだろう。客席はカウンターのみで10席足らず。腰掛けた時の背中側のスペースが割と広いので、圧迫感がないのが嬉しい。
オーダーは食券制で店頭に券売機がある。味付けはソースやきそばと塩やきそばの2種類で、どちらも750円。中盛も大盛も同価格。エビ・イカ入りは100円増しとなっている。小盛やサイドメニューは無いが、基本的には自由ヶ丘店と同じメニュー構成で価格設定だ。今回はソースやきそばのエビイカ入り、中盛(850円)を選択した。
注文を受けて早速寸胴に麺をパラパラと投入。その脇で鉄板に油を引き、野菜や豚肉、玉子など焼き始めた。焼き手はオーナーの本田さん。「この鉄板、とても調子が良いんですよ」と笑いながら、楽しそうに調理を進める。茹で上げた麺を野菜に乗せ、混ぜ炒めてソースで味付け。皿に盛り付け、もろもろトッピングして出来上がり。
麺は茹でたての中太麺。具はモヤシとキャベツ。トッピングは適度に火を通した白髪ねぎ、カリッと焼いた豚肉、柔らかく焼き上げた剥きエビやイカの切り身、半熟気味で黄身を崩した目玉焼き。カウンターのイカ天かす、紅生姜も乗せてみた。ステンレスの楕円皿を含め、「これだよ、これ!」というビジュアルである。
真打みかさは自家製の生麺が最大の特徴だが、ここ渋谷店は自由ヶ丘店から麺を運んでいるらしい。一度食べたら忘れられないモチモチの食感は相変わらずだ。1月に『櫻井・有吉THE夜会』というTV番組で平愛梨さんを自由ヶ丘店にお連れしたが、平さんもこの麺を絶賛していたっけ。また、その折の「シャキがネギネギ!」というコメントも忘れられない。
途中でからしマヨネーズも掛けてみた。マヨネーズは嫌いじゃないのだが、食材やソースの持ち味を覆い隠してしまうため、普段はあまり掛けない私。たまに掛けるとやっぱり美味い。焼きそばのついでに注文した缶ビール(300円)にも合う。
ウインズ渋谷の近くなので週末の需要も見込めるのだが、当面は日曜が定休日で11時オープン、麺切れ終了という営業スタイルだそうだ。都内でも有数のターミナル駅だけあって、初めてみかさ系の焼きそばを食べるという人も大勢訪れることだろう。この地のお客さんとどんなお店を作り上げていくのか、今後がとても楽しみだ。
【2017.3.18追記】
塩焼きそばもいただきました。麺そのものを味わうには、ソースより塩が良いでしょうね。目玉焼きの黄身は基本的に崩さないスタイルに落ち着いてきたようです。
店舗情報 | 住所: 東京都渋谷区渋谷3-14-4 渋谷Nビル1F 営業時間: 11:00~麺切れ終了 定休日: 日曜 |
---|---|
主なメニュー | ソースやきそば・塩やきそば 中 750円 大 750円 イカ&エビ入り 中 850円 大 850円 |
ディスカッション
コメント一覧
初めて神保町の三笠に入りましたが、私にはソースが濃すぎて凄く塩辛くて残してしまいました。
もう少し薄くても良いのではと思いました。
申し訳ないのですが各店の味を私にはどうこうできません。お口に合わず残念でしたね。
なお神保町とこちらの渋谷のお店は系列店ではありませんのでご承知おきください。