鉄板家シュウ
渋谷の並木橋で営業している真打みかさ・渋谷店が、2月末に「鉄板家シュウ」へと屋号を変えた。自由が丘店も同様で、そちらは昨年8月に先んじて変更されている。
これまで通り、自家製麺を使った焼きそばを提供するとともに、ディナータイムは鉄板焼系のメニューも加わったのが主な変更点だ。いろいろツマミに飲んで、締めに焼きそばという楽しみ方ができるようになった。
鉄板家シュウを最近訪れたのは先週の木曜日。店頭に券売機があるけど、飲む際は口頭での注文もOK。
この日は生ビールと厚切り牛上タン(1,400円)をいただいた。柔らかく分厚い牛タンをワサビと塩でいただく。シンプルに美味い。
店主が韓国出身なので韓国系のおつまみも多い。日本ではあまり見かけない、いいだこ焼き(600円)なんて品もある。ピリ辛でコクがある。玉ねぎとの相性ばっちり。
以前いただいたハラミ(1,000円)も絶妙な焼き加減で美味しかった。自由が丘の方は常連さんもついていて人気らしいが、渋谷も飲み屋としての使い勝手も良さそうだ。
焼きそばは前と変わらずソース味と塩味があり、中盛・大盛の値段も同じ。この日の締めは塩焼きそばの中盛(750円)に、スライスチーズ(100円)をトッピングしてもらった。
その場で茹で上げた自家製麺のモチモチ食感は相変わらず。モヤシやネギのシャキシャキした歯応えに、トローッと溶けたチーズと卓上に置いてある辛味の唐辛子が風味を増す。
以前いただいたソース焼きそばも変わらぬ美味しさだった。ここで私からのお願いが一つ。「神保町・みかさ」と「高田馬場・真打みかさ」と渋谷のここは同一視や混同をされがちだ。しかし実際の焼きそばはだいぶ異なる。どこか一ヶ所を食べただけで、みかさ(あるいは真打みかさ)の焼きそば全体を評すべきではない。できれば食べ比べて欲しい。
この日はビールをガンガンお代わりして、お会計は5千円ほど。すぐ近所にある鉄板やきそば酒場・しぶやきや、宇田川町のホルモン千葉など、焼きそばを楽しめる飲み屋が渋谷に増えてきた。未訪問だが、ぼっかけ焼きそばを味わえる「3・6・5酒場」という大箱もできた。ほんの2年前に「渋谷のラジオ」へ出演した際に、渋谷駅周辺の焼きそば店が全く無くて困った頃とは隔世の感がある。どの店もこの地で長く愛される店になって欲しいなあ。
店舗情報 | TEL: 03-6427-9964 住所: 東京都渋谷区渋谷3-14-4 営業時間: 11:30~15:00, 17:30~22:00 (土日祝: 11:00~16:30) 定休日: 不定休 |
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主なメニュー | やきそば(ソース・塩ダレ) 小 650円 中 750円 大 750円 |
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