【ラジオ出演】8/4 くにまるジャパン

ラジオ出演のお知らせでーす! 8月4日(木)、文化放送で放送される「くにまるジャパン」という番組の「おもしろ人間国宝」というコーナーに出演予定です。

【出演番組】くにまるジャパン@NHK FM
【放送日時】2016/8/4(木) 9:00~13:00
【出演コーナー】おもしろ人間国宝 10:05~10:25
【公式サイト】http://www.joqr.co.jp/japan/

出演する時間帯は10:05~10:25の予定です。平日の午前中なのでタイミング合う人は限られているかもしれませんが、よかったらお聴き下さいませ。

あと、8/7のNHK-FMの方もよろしくですっ!

 

コメントを見る

【メシコレ】野郎ラーメンの焼きそばパン

メシコレの新記事です! 以前紹介した野郎ラーメン目黒店の焼きそばパンセットです。

その発想はなかった!「セルフで挟む焼きそばパン」をラーメン専門店で!

二郎インスパイア系のラーメン屋でソース焼きそばってだけでも「えっ!?」ってなるのに、それにパンが付いてくるんですよ。ほんと、この発想はありませんでした。よかったらご高覧のほど。

コメントを見る

ちゃんぽん醤 (熊本県熊本市)

今回紹介するのは熊本で立ち寄った「ちゃんぽん醤(ひしお)」というちゃんぽん専門店。屋号の通り、醤油風味のちゃんぽんが看板メニューだ。いろいろな味のバリエーションに加え、焼きちゃんぽんもあるそうな。どんな品か確かめに行ってみた。

熊本市 ちゃんぽん醤(ひしお)

6月下旬、平日のお昼時に訪問。店舗は熊本市街、藤崎宮前駅近くの裏通りにある。レトロな雰囲気の外観だ。斜向かいにある麺豪のざきといううどん屋も気になりつつ入店。

ちゃんぽん醤(ひしお) カウンターの様子

外観と同じく、店内もシックなカフェ風の造りだ。客席はテーブル3卓と、窓に面したカウンターが3席。ランチ営業の開始直後の時間帯で先客は一組だけだった。あとから混むことを予想してカウンターに着席する。

ちゃんぽん醤 メニューの一部

専門店なのでメニューはもちろんちゃんぽんが主軸だ。柚子コショウや赤唐辛子、カレーなど味付けのオプションが幅広い。それらに紛れていた醤油焼きちゃんぽん(780円)をオーダー。ご飯と唐揚げやおにぎりを付けるセットもあるが、食べ歩きなので控えておいた。

天然素材の無添加スープだそうです

壁の貼り紙には「醤のちゃんぽんスープは天然素材からダシをとった無添加のスープです。安心してお召し上がり下さい」としたためられている。なるほど、無添加にこだわってるのね。

醤油焼きちゃんぽん 780円

注文から6~7分で注文した醤油焼きちゃんぽんが運ばれてきた。熱々の鉄板に盛り付けられ、餡が焦げてジュージュー言ってる。湯気すげー。しかもよく見たら麺が揚げてあるではないか。メニューを読み返したら「アツアツ鉄板に揚げ太麺とあんかけ野菜」という説明が付いていた。そっかー、そーくるかー。全く予想外のスタイルで戸惑いを隠せない。

カリカリに揚げたちゃんぽん麺を使用

麺は太いちゃんぽん麺を揚げたもの。具は豚、エビ、カマボコ、キャベツ、モヤシ、サヤエンドウ、キクラゲ。それを出汁の効いた甘じょっぱい醤油餡でまとめ、麺にたっぷり掛けてある。麺も餡も鉄板も全てがアツアツ。脳内に火傷警報が鳴り響く。

麺も餡も鉄板も全てがアツアツ

最初はカリカリの揚げ麺のクリスピーな歯応えを楽しむ。食べ進めるうちに麺が餡の水分を吸収してモチモチ歯応えに変化してゆく。無添加を謳う出汁と醤油の風味が滲みて、これが実に旨い。ボリュームもなかなかあり、酢を掛けての味変も良し。最後は麺や野菜の切れ端を、レンゲで餡ごとすくって平らげた。

最後はレンゲでひとすくい

食べ終える頃に客が連続で入ってきた。そっか、そろそろ昼休みだな。食事が済んだらそそくさとお会計。いやあ、意外なスタイルの焼きちゃんぽんだったが、大いに満足できた。今度機会があればスープに浸ったノーマルの醤油ちゃんぽんも食べてみたいなあ。

ちゃんぽん 醤

タグ , , , , , , コメントを見る

【メシコレ】野毛焼きそばセンターまるき

メシコレの新記事です! 先日ブログでも紹介した野毛焼きそばセンターまるき・野毛本店を紹介しました。

焼きそばブームが止まらない!極太麺と甘口ソースの焼きそば専門店爆誕!

横浜でも専門店が誕生しはじめたのは注目すべき動きですね。よかったらご一読くださいませ。

コメントを見る

紅蘭亭 下通本店 (熊本県熊本市)

先週先々週にお届けした熊本特集の続きです。先月の熊本食べ歩きで食べたのは、もちろんソース焼きそばやちょぼ焼だけではありません。今週はその中から焼きそば系の品々をご紹介します。


熊本を代表する老舗中華料理店・紅蘭亭(こうらんてい)。1934年(昭和9年)の創業で、熊本名物「太平燕(タイピーエン)」が人気の店だ。太平燕の発祥には諸説あるが、ここ紅蘭亭もそのひとつとして知られている。どんな料理かはこちらを参照。

熊本市 中華料理 紅蘭亭

紅蘭亭の太平燕を私が初めて食べたのは2005年。もう11年も前になるのか。使われている春雨が想像以上に軽やかな喉越しで、普通のラーメンやちゃんぽんよりも軽々と胃袋に収まったのを覚えている。

熊本名物 太平燕(タイピーエン)

紅蘭亭の下通本店を再訪したのは6月中旬、平日の19時過ぎのこと。幅員の広いアーケードに面して、見覚えのあるビルが建っていた。フロアは5階まであるが4月の地震に被災して2階から上は閉鎖中。本店で唯一営業している1階フロアは当然のように混雑していた。順番待ちのリストの最後に名前を書き、待つこと7分ほどで席へと案内された。

紅蘭亭 メニューの一部

着席して渡されたメニューを眺める。太平燕(780円)は今回パス。狙っているのは皿うどん(830円)だ。

熊本で「皿うどん」と言えば、柔らかい焼そばの事をいいます。

と断言している。一方、揚げ麺の方は焼きそば(780円)という名前で記載され、次のような説明文が書かれていた。

パリパリの揚げた細麺にあんかけの「パリパリ焼きそば」の事です。

九州各地の老舗中華店で「皿うどん=太い柔らか麺」「焼きそば=揚げ麺あんかけ」というパターンを見てきたが、ここも同様だった。実に興味深い。というわけでその皿うどんと生ビール、そして太平燕に次ぐここの名物・酢排骨(スーパイコー・1030円)を注文した。

「ビールはジョッキの方でよろしいですか?」
「はい」
「皿うどんは柔らかい麺ですがよろしいですか?」
「はい」
「ビールはすぐにお持ちしてよろしいですか?」
「はい」
「かしこまりました、少々お待ちください」
「はい」

生ビール(中) 520円

「はい」しか答えないドラクエの勇者気分を味わったあと、すぐに生ビールが運ばれて来た。つまみが塩ピーナッツではなくカシューナッツなのがちょっと嬉しい。

皿うどん 830円

続いて皿うどん登場。麺は中太のちゃんぽん麺。多少の焼き目が付いている。具は豚肉、エビ、カマボコ、さつま揚げ、キャベツ、モヤシ、人参、キクラゲ。カラフルで視覚でも楽しませてくれる。

目にも艶やかなカラフル具材

油脂をまとったシコシコのちゃんぽん麺には濃厚な旨味がたっぷり滲みていた。ちゃんぽんに使われる豚骨と鶏がらで取ったスープで炒め煮したのだろう、あとを引く美味しさで箸が止まらない。麺と具が一体となりスルスルと喉の奥へと収まっていく。もう少しだけ食べたいな、というほどほどのボリューム感も実によい。

旨さの滲みたシコシコのちゃんぽん麺

酢排骨(スーパイコー)はいわゆる酢豚だ。豚肉の衣はカリカリな状態で、かなりしっかり揚げてある。その衣に甘酸っぱい餡が十二分に滲みている。癖になる濃厚な味わいだ。ヤングコーンやパプリカのシャキシャキした食感と爽やかな風味が良い息抜きになっている。さすが老舗の人気メニュー、完成度の高い逸品だった。

酢排骨(スーパイコー) 1030円

肥後ならではの中華を堪能して、お会計は2380円。熊本市を代表する飲食店のひとつで、上層フロアには格調高い宴会場もある。営業しながらで大変だとは思うが、閉鎖しているフロアの早期復旧を願ってやまない。それと余談になるが、これまで食べた皿うどん=柔らかい太麺の老舗を箇条書きにしてみた。

これらを食べ歩いての個人的な見解だが、パリパリ細麺の皿うどんは元来「焼きそば」と呼ぶのが一般的で、それを「皿うどん」と呼ぶようになったのはだいぶ時代を下ってから、恐らく戦後しばらく経ってのことなのではとにらんでいる。いずれ長崎もじっくり回らねば……

紅蘭亭 下通本店

タグ , , , , コメントを見る

とり幸 (神奈川県横浜市)

今回紹介するのは横浜駅の近くにある「とり幸(とりこう)」さん。創業18年くらいの焼き鳥屋さんだ。ここになんとも変わったメニューがあるらしい。

横浜駅 東口 焼き鳥 とり幸(とりこう)

訪れたのは6月下旬、平日の20時ごろ。横浜駅の東口を出て徒歩数分。飲食街が並ぶ裏通りのドンづまりの左手に看板を発見。ちなみに突き当たりにある中華料理店・幸楽はとり幸の女将さんのご実家なんだとか。

とり幸 店内の様子

店内は案外広く、客席は厨房を囲むL字カウンターとテーブル2卓、奥に座敷席もあるようだ。キリンビールの営業さんが頑張ってるなーって感じでポスターやグッズが飾られている。仕事帰りのサラリーマンやカップルで客の入りは8割ほど。これぞ焼き鳥屋という雰囲気で楽しい。

キリンラガー(中瓶) 550円

この店は自分で注文伝票を書いてスタッフに渡すという注文方法。とりあえずキリンラガーの中瓶(550円)と、とりねぎ(150円)・レバー(150円)・皮(160円)の3本を注文。ビールはすぐに出てきた。グッとビアタンを煽る。んー、旨い。お通しはコールスローサラダ。

とりねぎ(150円)&皮(160円)

焼き鳥はまずとりねぎと皮の塩、続いてレバーのタレ焼きが運ばれてきた。最初に渡された取り皿の隅にちょんと盛られた甘辛の味噌ダレ、それを付けてガブリ。カリカリに焼かれた鶏皮も、ほどよい締まり具合のとりねぎも、柔らかいレバーもそれぞれ美味しい。

豚串の欄に見慣れないメニュー名が

ところでこちらの店は冒頭で触れた隣の中華料理店、幸楽のメニューも注文できる。餃子やレバニラ、そして焼きそば。しかし目的の品はそれではない。「豚串」の欄にある「やきそば巻(250円)」という品なのだ。

注文伝票は自分で書きましょう

「やきそばを巻いた串」というだけの予備知識しかないまま、注文伝票に「1」と記す。ついでにトマト巻き(250円)と緑茶ハイ(480円)も注文した。大阪・今里の「さとみ」という店でオム焼きそばを「そばロール」と呼んでいるけど、それとは違うよなあ。

やきそば巻 250円

やがて運ばれて来たのはイメージよりずっと小粒の串焼きだった。見た目ではこれが何なのかさっぱり要領を得ないが、一粒を取り分けて割り箸の先で崩してみると、焼きそば用の蒸し麺が薄くスライスされた豚肉で巻かれていた。なるほど、これは確かにやきそば巻だ。この発想は無かった。

なるほど、焼きそばが巻いてある

一口大に切り分けて串に打ったのをカリッと焼き上げ、オーロラソース風味のタレを掛け、浅葱をパラリ。食感も味も独特で面白い。これはありだなあ。紅生姜とか青海苔などをトッピングしても面白そうだ。しかし仕込むのは大変そうだなあ。

トマト巻 250円

一緒に注文したトマト巻きは大ぶりでジューシー。そちらもつまみに緑茶ハイをグビッと飲み干して、お会計は2360円。最後まで客足は途絶えず、普通に焼き鳥屋としても良い店だった。横浜駅からも近いし、また機会があれば寄らせてもらおうっと。

とり幸

タグ , , コメントを見る

珍萬楼 川崎店 (神奈川県川崎市)

6月初旬の某日。食べあるキングのカレー担当・「カレーですよ」のはぴいさんと、餃子担当・「東京餃子通信」の塚田さんから「川崎の中華料理店へ行きませんか?」というお誘いを受けた。話によると、はぴいさん行きつけの珍萬楼という店が4月に川崎で新店を開いたそうな。その新店とすぐ近くにある餃子の名店・餃餃者とハシゴしようという企画である。

珍萬楼 川崎店

「どうします?」「はい! よろこんで!」とやるき茶屋ばりの返事で即座に快諾。決行は6月下旬の平日某夜。珍萬楼の川崎店に「カレー」「餃子」「焼きそば」という偏食おじさん3人が集まった。店内は広く、ボックス席が多数あり。家族連れでもゆったりできそうな造りだ。

珍萬楼 川崎店 店頭メニュー

メニューは中華系の小皿居酒屋らしい品揃え。一品料理と焼き餃子、飲み物一杯で1280円というセットもある。1人分はそのセットにして、焼き餃子と豚肉とブロッコリーの黒豆炒めと生ビールを。あとは棒餃子(480円)、水餃子(480円)と生ビール2杯を注文した。

餃子 350円

乾杯を済ませ、塚田さんの餃子評を拝聴しつつ食べ進める。焼き餃子はオーソドックスながらも丁寧な仕上がりの逸品。塚田さんのブログ・東京餃子通信に詳細が書かれているが、焼き加減が塚田さん好みとのこと。なにもつけずに食べても美味しい。

鉄板の棒餃子 480円

もうひとつの焼き餃子=棒餃子は皮の厚みも焼き餃子とは異なっていて、味わいも随分と変わる。塚田さん曰く、豚肉の比率が高く、ニンニクは不使用だろうとのこと。水餃子はもっちりと厚い皮で食べ応え充分。餃子三昧でビールが進む。お代わりお代わり。

水餃子 480円

豚肉とブロッコリーの黒豆炒めも絶妙な味加減で美味しい。そういえばご飯の代わりにブロッコリーを指定できる弁当屋さんが話題になっているけど、ブロッコリーの汎用性って高いんだなあ。

豚肉とブロッコリーの黒豆炒め

注文した品々があらかた片付いた辺りで、「さて、焼きそばですが何を頼みます?」と訊かれた。メニューにある焼きそばは「上海焼きそば」「海鮮焼きそば」「五目焼きそば」など。これという決め手がないので悩ましい。

珍萬楼 川崎店 麺類メニューの一部

迷っている最中、五目焼きそばの隣に載っている「珍萬麺」に目が行った。屋号を冠したメニューはその店オリジナルの自信作。ご飯もののページには「珍萬丼」もある。「そっか」と思いついて、店の人に尋ねてみた。

「このアタマを焼きそばに乗せることってできます?」
「はい、できますよ」
「ではそれをお願いします!」

裏メニュー 珍萬焼きそば

豚肉とキャベツなどの野菜を炒め、ピリ辛に味付けしてとろみをつけ、キッチリ焼かれた麺にドバっと掛けたあんかけ焼きそば。川崎店の裏メニュー・珍萬焼きそばがここに爆誕した!(おおげさ)

カリッと焼いた麺とピリ辛餡が合うんです

これが食べてみるとめちゃ旨い。カリッと焼いた麺にピリ辛餡がフィットして、ドンピシャの大当たり。「くそー、長年通っているのに何故これを頼まなかったのだろう」とはぴいさんが悔しがっていた。値段は未確認だが、たぶん珍萬麺と同じ780円のはず。

餃餃者にて乾杯写真

2時間ほどでお会計して、餃餃者へ移動。そちらも注文が入ってから餃子を手作りする素晴らしい店で、自宅へ帰れる終電ギリギリまで3人で楽しく飲み食いした。焼きそばは置いていないので記事化は控えるが、興味ある方は東京餃子通信の記事をどうぞ。はぴいさん、塚田さん、お誘いいただきありがとうございました! また飲みましょうー。

珍萬楼 川崎店

タグ , , , コメントを見る

野毛焼きそばセンターまるき 野毛本店 (神奈川県横浜市)

予定では今週も熊本の店を紹介する予定でしたが、横浜で新規オープンした専門店を見つけたので割り込ませちゃいまーす。


都内で焼きそば専門店のオープンラッシュが続いているが、横浜の地でも新しい専門店が現れた。その名も野毛焼きそばセンター「まるき」。横浜の焼きそば情報をチェックしている最中に偶然見つけた店だ。

野毛焼きそばセンターまるき 野毛本店

屋号の通り、本店は野毛にある。実は上大岡店の方が少しだけ早く開業したそうだが、支店より遅くても本店は本店。7月上旬、平日の20時過ぎ。WINSと大岡川に挟まれた繁華街、第一亭を始めとするセンベロの名店と風俗店が軒を連ねる野毛の地をひさしぶりに訪れてみた。三幸苑からも近い場所だ。

野毛焼きそばセンターまるき 店内の様子

店舗は間口が狭く奥に長い造り。客席はテーブル3卓と、突き当りは小上がりになっている。また右手の厨房に面したカウンターでは立ち飲みも出来る。なかなか面白いスタイルだ。テーブルは自分で満席、奥は予約で一杯。あとから来たサラリーマン三人組は立ち飲みだ。「おれ、立ちますよ」と言ったのだが「いいからいいから」「慣れてるから」と笑顔で断られた。

瓶ビール(中) 549円

スタッフは店長の男性と女性二人。女性スタッフの割烹着がなかなかかわいい。とりあえず瓶ビール(549円)を注文。瓶ビールはサッポロラガー=通称・赤星と一番絞りと2種があり、赤星を指定。小皿に入ったお通しのスモーク柿ピーと一緒にやってきた。グビグビ、ポリポリ。

野毛焼きそばセンターまるき メニュー

メニューは焼きそばとそのオプションのほか、おつまみもなかなか充実している。徳島の阿波尾鶏を使った唐揚げに、合法ユッケ。「魚にわさ」は魚肉ソーセージのワサビ添えかな。ちょっと悩んで、焼きそばのスペシャル(875円)とやっこ(299円)を注文。冷奴のあと、5分余りでアルマイトの皿に盛り付けられた焼きそばが運ばれてきた。

「お好みで辛しマヨネーズ、追いソース、イカフライなどトッピングしてください」

まるき焼きそば スペシャル 875円

麺は浅草開化楼製。つけ麺で使われそうな番手の極太麺で、東京の焼きそば屋ではまず見かけないタイプだ。その麺と挽肉、キャベツ、モヤシが炒められている。

麺は浅草開花楼、ソースはユニオンソース製

ソースはユニオンソースによるオリジナルソース。本社が文京区から日光に移転してオタフクソースの子会社になっても、自分の中では「東京の地ソース」というイメージが強い。そんな先入観もあって酸味が効いてるものと思ったが、食べてみたら甘口だった。お好みソースや出汁をブレンドしているのかな。サラッとしたダボダボ加減といい、ちょっと横手やきそば風でもある。

目玉焼はバッチリ半熟

スペシャルなのでトッピングは豪華だ。カリッと焼き上げた豚バラ肉。目玉焼きの黄身はバッチリ半熟。刻み海苔やかいわれ大根は風味に彩りを与えてくれる。さらに卓上のトッピング類も充実している。その中から青海苔、紅生姜、イカフライをチョイス。特に砕いたイカフライは面白い。神保町みかさのイカ揚げ玉もそうだけど、クリスピーな歯応えとイカの風味がソース味にめっちゃ合うんだよね。広島出身の友達で、お好み焼にこれを必ず入れるってやつもいたっけ。

テーブルの無料トッピングも充実

並盛りなので麺の盛りは控えめだが、ビールとトッピングでボリューム的にはちょうど良かった。冷奴は注文しなくても良かったかも。店長さんの話によると、開業は6月1日でまだ一ヶ月ちょっと。店舗は自分たちの手作りだそうだ。オーナーはいろんな業態の店を展開しているが、焼きそばはここと上大岡だけらしい。早くも常連客が着いているようだし、野毛の地で末永く愛されることだろう。お会計は1960円。うちからだと遠いけど、また食べに来たいな。お近くの方もぜひのぞいてみてくださいまし。

野毛焼きそばセンターまるき 野毛本店

タグ , , , , , コメントを見る

【ラジオ出演】8/7 トーキング ウィズ 松尾堂

またまたラジオ出演のお知らせです! 8月7日(日)のお昼時、NHK FMで放送される「トーキング ウィズ 松尾堂」という番組に出演予定です。

【出演番組】トーキング ウィズ 松尾堂@NHK FM
【放送日時】2016/8/7(日) 12:15~14:00
【公式サイト】http://www4.nhk.or.jp/matsuodo/

司会は松尾貴史さんと加藤紀子さん。ゲストはダンディ坂野さんと私。実はダンディ坂野さんはカップ焼きそばのエキスパートで、以前からぜひ一度お会いしたかったのです。今回共演できてめっちゃ嬉しかったです! すでに収録は済みまして、松尾貴史さんの当意即妙な仕切りのおかげでとても楽しく、そして濃く、焼きそばについて語らせていただきました。番組公式サイトにもすでに情報が掲載されていますね。みなさま、ぜひお聞きくださいませ。長時間の番組なので聴き応えありますよ!

トーキング ウィズ 松尾堂に出演!

ちなみに好きな曲を2曲掛けていいということで、個人的な趣味を前面に押し出してみました(笑) 実はソワカちゃん、2年前に同番組に出演したマンガ評論家の伊藤剛先生も掛けているんですよねー。今回もRemix版ですけど。それとBABYMETALからも一曲! その辺もお楽しみにー!

コメントを見る

福の屋 (熊本県熊本市)

熊本滞在の最終日、夕方のフライトまでの時間つぶしで立ち寄ったのが今回紹介する福の屋。熊本市街で昼酒が飲める貴重な店だ。場所は以前紹介したニックのあるサンロード新市街の脇道沿い、競輪の場外売り場・サテライトの近くにある。

熊本市 新市街 福の屋

道路に面したはめ殺し窓には「お好み焼・やきそば」の文字があるので、本来はコナモン屋さんなのだろう。暖簾を潜って入店。客席はカウンター7席ほどとテーブル3卓。平日の昼下がりで先客2人、あとから1人。先客は食事だけだったが、あとからの常連さんはお酒も呑んでいた。

瓶ビール(大) 660円

まずは瓶ビール(大・660円)を注文。キリン、一番搾り、アサヒから一番搾りを選択。グラスも一番搾り。厨房には女将さん。客席に「お父さん」と呼ばれるおっちゃんがいて配膳や片付けを手伝っている。ちょっとふらふらしてて感じで危なっかしいが、ほほえましくもある。

おでん 1本 110円

メニューはコナモンから魚介系、炒め物や揚げ物など多岐に渡って充実している。その中からとりあえずおでん(一本110円)をお願いした。チョイスしたのはごぼう巻き、玉子、牛すじ。あっさり風味の出汁がよーく滲みている。コリコリ食感の牛すじが特に美味しい。

熊本の豚足 480円

続いて地元の米焼酎、白岳しろ(420円)の水割りと豚足(480円)を注文。熊本の豚足はケンミンSHOWで揚げ豚足と紹介された独特な品だ。表面はカリカリで、中はモチモチのトロットロ。タレは二杯酢なのか、酸味が豚足の脂を和らげてくれる。付け合せのキャベツも合う。酔いも手伝って女将さんに話しかけてみた。

「熊本の豚足食べるの、初めてなんですよ」
「美味しいでしょう」
「ええ、こういう揚げてあるの初めてです」
「揚げてるんじゃなくて焼いてるんですよ」
「え、それでこんなにカリカリに?」
「香味野菜を使って蒸してるんで臭みもないでしょう」
「ですね、ほんと美味しいです」

揚げじゃなくて焼いているんですと

「どちらから」「東京です」という話から地震や前夜の豪雨などの話になった。こちらのお店も水に浸かりかけたそうだ。地震のあとに水害って、泣きっ面にハチだよなあ……

熊本市 福の屋 メニューの一部

さて、そろそろ焼きそばを注文しよう。焼きそばもお好み焼も肉入りやイカ入りが620円から。モダン焼や焼ちゃんぽんもある。少し迷ってミックス焼きそば(720円)と白岳しろのお代わりを注文。調理の様子はわからず。鉄板じゃなくてフライパンで作ってるのかな。

ミックス焼きそば 720円

麺は中細のストレート麺。具は肉とイカとキャベツ。トッピングに玉子。目玉焼きの黄身を崩した感じに焼き上げてある。さらに青海苔のトッピングと脇に微塵切り紅生姜。鰹節や削り粉はなし。

モチモチシコシコの麺が美味しい

味付けはフルーティーなソース味であっさりめ。麺はこれまで熊本で食べ歩いた店より気持ち細めだが、モチ・シコ系の食感はタイプ的に似ている。酒の肴にもちょうど良い、気取らず食べられる美味しい焼きそばだ。昼酒にはこれだよなあ。

「食べログかなんかで地震のあとに閉まっている写真しかないから、開いているのに書き換えといてください」
「あはは、わかりました、やっときます」

空港へのバスは倍の時間を見込んだ方がよい、とのアドバイスに従い、ほどほどの酔い加減で早めに切り上げた。お会計は3030円。いやあ、いいお店だった。また熊本に来たときは寄らせていただこう。

5日間の熊本滞在でいろいろと食べ歩いたけど、これまで見過ごされて熊本の焼きそばやコナモンの食文化が、神保町のみかさのブレイクをきっかけに注目されるようになるといいなあ。まだまだ地震の影響は大きいけれども、7月から実施された「九州ふっこう割」などを利用して観光に訪れるのも復興の一助になると思う。熊本のちょぼ焼や焼きそばに興味を持たれた方はぜひ訪問して実食してみてくださいませ。

あっ、締めみたいになったけど、熊本のお店、もう一週間続きます。

福の屋

タグ , , , , , コメントを見る

喫茶ほんだ (熊本県熊本市)

6月中旬の土曜日。熊本滞在2日目に、熊本市郊外の良町(ややまち)にある「ほんだ」という喫茶店に足を伸ばしてみた。創業30年という老舗喫茶店。食べログでここの焼きそばがやけに高評価なのだ。

熊本市 良町 喫茶ほんだ

熊本バスの良町(ややまち)バス停を降りて店へと向かうと山小屋風の三角屋根が見えてきた。地震後の口コミが見当たらず、営業しているか不安だったが、無事営業しているようだ。

喫茶ほんだ 店内の様子

店内は落ち着いた雰囲気。あざとさとは無縁の、自然体な懐かしさに満ちている。11時半過ぎで先客は一人。壁の本棚には漫画本がみっしりと詰まっている。

喫茶ほんだ 食事メニュー

メニューはいかにも昔ながらの喫茶店という品揃え。食べ物ではナポリタンが一番人気のようだ。注文したのは焼きそば(630円)とブレンドコーヒー。コーヒーは通常430円だが、食事と一緒に注文すると250円とお買い得。

正午が近づくに連れ、あとから何人か入ってきた。土曜日なので平日限定のランチが無いためか、ナポリタンを注文する人が多い。ちなみにここのナポリタンは名古屋チックに周りを玉子で固めてある。そちらも興味深い。

焼きそば 630円

漫画・蒼天の拳を読みながら待つこと7分ほどで、熱々の鉄板に盛り付けられた焼きそばが運ばれて来た。麺は中細のストレート麺。丸い断面で、細めのスパゲティのような中華麺だ。しなやかでシコシコしたコシがある。

麺は中細ストレート麺

具はキャベツ、モヤシ、人参。それと短冊切りのチャーシュー。ソース焼きそばではあまり見かけない具なので、箸でつまんで「へー」っと感心してしまった。天かすも入っていて、味わいにコクがある。トッピングに生玉子と青海苔。紅生姜はなし。生玉子トッピングなので日田やきそば系なのかとも思ったが、両面焼きではない。こちらのオリジナルのようだ。ボリュームはほどほど。

短冊切りのチャーシューに「へー」っとなる

味付けはやや甘めのソースを使用。ケチャップも入っているのか、まろやかな味わいだ。汁気が多く下の方に溜まっていて、食べすすめるほどにコッテリした味わいに変化してゆく。生玉子を絡め、半分固まった状態も美味しい。

半熟状態の玉子も美味しい

老舗の喫茶店にふさわしい、味わい深い焼きそばだった。食後の余韻をコーヒーとともに堪能。蒼天の拳を3冊ほど読んでお会計は880円。焼きそばとコーヒーで大いにリラックス、リフレッシュできた。こういう喫茶店、近所にも欲しいなあ。

食後のコーヒーは250円

ほんだ

タグ , , コメントを見る

【ラジオ出演】7/15 渋谷のぐるなび

ラジオ出演のお知らせです! 今週の金曜日、7月15日の14時から渋谷のコミュニティラジオ「渋谷のラジオ」に出演します!

これで通算2度目の出演ですね。前回出演時の様子はこちらにまとめられています。今回も30分ほど焼きそばについてアレコレ語る予定ですので、良かったらお聴きくださいませ。

 

【出演番組】渋谷のぐるなび@渋谷のラジオ
【放送日時】2016/7/15(金) 14:00~14:30
【公式サイト】https://shiburadi.com/

※基本的には渋谷区限定のラジオ局なのですが、渋谷以外にお住まいの方も、iOSアプリやAndroid公式アプリをインストールし、FaceBookやTwitterで拡散してSNSチケットを入手すると聞けるようです。詳しくは「渋谷のラジオ」公式サイトでご確認ください。

コメントを見る

荒尾屋 (熊本県熊本市)

熊本特集、2週目ですっ!


実は今回熊本へ行った目的のひとつは、焼きそば専門店たけちゃんを訪問することだった。行列のできる人気店、神保町のみかさは元々熊本で「さぶ」という店だったのだが、「やきそばGENNKI」、さらに「やきそばたけちゃん」が熊本の地でその店舗と味を引き継いできた。GENNKIは訪問済みだがたけちゃんは未訪問。みかさの味がルーツの地でどうなっているのか、それを確かめたかった。

熊本市 やきそば たけちゃん

そんな意図もあって今回「やきそばたけちゃん」を訪問したのだが、残念ながら4月の地震で閉店してしまっていた。店頭には赤紙が貼られているので、この場所での営業再開は絶望的だろう。その後、ネットで調べたところ、店主の身内のTwitterで新しい店舗を探しているとの情報を確認。「みかさ」「さぶ」の味を熊本に残す意味でも、良い場所を見つけて一日も早く再開されることを陰ながら祈っております。

赤紙……


ところで熊本にはもう一軒、焼きそば専門店がある。屋号は荒尾屋。市街地中心部からちょっと外れた黒髪という地域、熊本大学から程近い場所にある店だ。

熊本市 鉄板焼そば 荒尾屋

訪れたのは6月中旬、ぐずついた日曜日の正午前に訪問。黒髪6丁目バス停を降りるとすぐに「焼そば専門店」と大書された看板を見つけた。バス停から徒歩ゼロ分だな。

焼きそば専門店の文字が誇らしげ

客席は厨房と壁に面したカウンターが10席。それと奥に小上がりが2卓。ご夫妻2人で切り盛りされている。先客は6割ほどの入りだったが持ち帰り注文がたくさん入っているらしく、さらに正午を過ぎたら後客でほぼ満席になった。

荒尾屋 メニュー

焼きそば専門店と名乗ってはいるが、焼きそばだけでなくお好み焼やちょぼ焼などコナモンもある。この点は「さぶ」系の店も同じだった。一番人気はモダン(広島風)。「モダン焼って関西だよね?」とか思いつつ、そのモダン(広島風)を注文した。

他の客は地元の男性客ばかりで、大盛りの注文が多い。モダンだけでなく焼きそばやお好み焼きも出ていた。持ち帰りの客も引っ切り無しにやってくることから、地元での人気振りが伺えた。

荒尾屋 モダン焼 調理中

厨房に面したカウンターなので調理の様子も観察できた。鉄板に生地を薄く丸く広げて土台を焼く。その横でイカ・エビ・肉・麺を炒める。キャベツを敷いて麺を乗せ、蒸し焼きに。さらに鉄板の隅に玉子を割る。ターンオーバーの目玉焼きだ。

ソースで味付けし混ぜ炒めた焼きそばを生地に乗せ、二つ折りにしてから熱したプレートに盛りつけ。ソースを塗って目玉焼を乗せ、マヨネーズ・カラシ・青海苔をトッピングしてできあがり。紅生姜は無し。

モダン(広島風) 700円

ありていに言えば広島スタイルのそば入りお好み焼だ。麺が入っている重ね焼を普通のお好み焼と区別するためにあえて「モダン焼」と呼んでいるのかな。生地・キャベツ・麺の多層構造が、二つ折りでさらに立体感アップしている。

立体感のあるフォルム

割り箸を突き立て、その断層を切り取ってパクっ。生地と麺それぞれの歯応えとともに、小麦粉の風味とキャベツの甘味が口の中に広がる。お好み焼きに塗られているソースは甘口こってり。さらに目玉焼きやマヨネーズがコクを増している。

縦に割るときが楽しい

一方、焼きそばのソースはさっぱりした味わい。麺は断面が丸いストレートの中太麺。モチモチ・シコシコした食感が楽しい。焼き目も付いて、カリッとしている部分もある。熊本で焼きそばあちこち食べ歩いたが、どうもこのタイプの麺が好まれているようだ。

モチモチ・シコシコのストレート麺が美味しい

そういえば熊本で入った立ち飲み屋の女将さんと常連さんが「想夫恋は美味しくない、麺が硬すぎる」と口を揃えて仰ってたのがとても印象深い。おしなべて熊本で評判の良い焼きそばは中太ストレートのモチモチ・シコシコした麺だった。大分と熊本でこんなに差があるのが面白い。みかさの焼きそばがパリパリではないのは、そういう熊本の嗜好性もあるのかも知れないなあ。

麺と具と生地。ソースとマヨネーズ。幾重もの異なる味わいと食感が奏でるシンフォニーだな、このモダン焼は。あっさりした風味のちょぼ焼とも、焼きそばとお好み焼を別々に焼いたニック焼とも異なる、渾然一体の味わいが楽しい。「ボリュームもかなりあって、重たいのでは」と懸念したが最後まで食べ飽きず。ペロリと平らげてしまった。

お会計の際に「お店は長いんですか?」と訊いてみたところ、ここへ移転する前に健軍という地域でも営業していて、かれこれ20年になるらしい。店も新しいし奥さんが若く見えるので、そんなに長いとは思わなかった。オムそばやちょぼ焼もいつか食べてみたいなあ。

荒尾屋

タグ , , , , , コメントを見る

ニック (熊本県熊本市)

熊本で恐らく一番活気がある繁華街、新市街。例の地震で被害を受けた店も多く、廃業や休業を余儀なくされている店も目立つが、「負けんばい熊本」を合言葉にかつての活気を徐々に取り戻しているようだ。

熊本市 新市街 お好み焼・焼きそば ニック

今回紹介するニックはその新市街にある。サンロード新市街のアーケードで、独特の雰囲気を醸している間口の狭いコナモン屋さんだ。店頭に貼られていた新聞記事とその日付を元に計算すると、創業から45年くらい経つ老舗らしい。

訪問したのは6月中旬、平日の昼下がり。店内は奥に細長く、厨房を囲む形でL字気味のカウンターが7席あり、常連さんが焼酎を飲んでいた。突き当たりには漫画の詰まった本棚と2階へ登る階段。ごちゃっとした雰囲気の店である。

ニック メニュー

メニューはコナモン類と、それにご飯を付けた定食のみ。定食のご飯はお代わり自由か。700円で炭水化物祭りだな。前回前々回で紹介したちょぼ焼がここにもある。それも気になるが、今回は屋号を冠したニック焼(750円)と生ビール(中)を注文した。

中生ビール 540円

ビールはアサヒで、中が540円、小が430円。焼酎が430円。サービスの冷や奴とお新香が嬉しい。チビチビやりながら調理の様子を眺める。

ニック焼を調理中

ニック焼はお好み焼と焼きそばの合い盛りなので、両方を焼く必要がある。お好みは混ぜ焼きで、先にお好みだけ焼き上げた。その脇で玉子を割ってボウルを被せ目玉焼きも調理。手前の広いスペースに脂を引いて豚肉を焼き、麺投入。ソースを混ぜて炒め、それを脇に寄せてキャベツを広げる。キャベツに麺を乗せ、ほんの少しい置いてから混ぜ炒め。

ニック焼 750円

焼きそばを鉄板に盛り、目玉を乗せ、お好みを半分に切って両脇に配置。ケチャップ、ソース、鰹節、マヨ、カラシをトッピングして出来上がり。あえてお好み焼を分割したシンメトリーが印象に残る盛り付けだ。

焼きそばとお好み焼の合い盛りです

お好み焼は前述の通り大阪風の混ぜ焼きだ。ソースとマヨネーズ、カラシがあしらわれている。焼きそばの麺は中太ストレートのモチモチ麺。来週紹介予定の店でも似たようなタイプの麺が使われていた。熊本ではこういう麺が好まれているようだ。

麺はモチモチの中太ストレート麺

味付けは「創業以来の秘伝」と掲げているソースだ。焼きそばは酸味勝ちな味わい。お好みのソースはケチャップも混ぜてあるのか、甘めでこってり。目玉焼きを崩して混ぜながらたべるとコクも増して美味しい。マヨネーズの風味もかなり強い。ビールが進む。

目玉焼きを崩しても美味しいのです

炭水化物と炭水化物でボリュームも充分。これで定食にしたら食べ盛りの学生でも満足できるだろうなあ。ビールも飲み干し、大いに満足してお会計。「ニック」という店名の由来を店主に尋ねたら、「先代がもういないからわからないねー」と苦笑いしていた。

半世紀近く熊本で親しまれてきた秘伝ソースの味。機会があったら味わってみてくださいまし。

お好み焼き ニック 新市街本店

タグ , , , , コメントを見る

ちょぼ焼 はす多 (熊本県熊本市)

末広に続いて、もう一軒ちょぼ焼の店をご紹介しよう。こちらは九品寺にある「ちょぼ焼・はす多」。公共交通機関だとJR豊肥本線の南熊本駅が最寄駅だ。

南熊本 九品寺 ちょぼ焼 はす多

6月中旬、土曜日の昼下がりに訪問。店舗は浜線バイパスの交差点角のビルの1階にある。同じ建物のうどん屋は4月の地震で被災し、廃業のお知らせが貼られていた。地震の被害はやはり大きいなあ……

ちょぼ焼 はす多 店内の様子

客席はテーブル5卓で結構広い。ちょぼ焼とねぎちょぼ焼、それとトッピング類というシンプルなメニュー構成。お店はご夫妻で切り盛りしていて、お冷はセルフ。ランチのピークタイムはとうに過ぎていたが、食事客も持ち帰り客もチラホラ現れた。

ちょぼ焼 はす多 メニュー

メニューによると、ちょぼ焼きの基本形はたくあん、揚げ玉、豚肉少量とのこと。トッピングの「肥皇」はブランド豚の名前らしい。今回はちょぼ焼きの肉・玉子・麺・野菜トッピングを注文。トッピング類コミコミで700円(+増税分3%)。

ちょぼ焼の生地を焼く様子

帰る際に焼いているところを見せていただいたが、本当に大きく広げていた。これに揚げ玉やタクワンを起き、脇で炒めた焼きそばを乗せて巻くわけか。なるほど、一人前の作り手になるのはなかなか大変そうだ……。自分の分は10分少々で出来上がり。

ちょぼ焼 肉麺野菜玉子 700円

薄い生地の中には具材が包まれている。焼きそばの麺は中太。具は豚肉、キャベツ、モヤシ。さらにタクワン、揚げ玉、玉子など、ルーツが同じ福田流なので当たり前だが、末広の品に酷似している。

薄い生地の中に焼きそばが

こちらは卓上に青海苔や紅生姜がないので、そのままパクリ。生地はモチモチ、麺はシコシコ、野菜はシャキシャキ、タクワンはコリコリ。口の中がオノマトペの嵐だ。野菜やたくあんの控えめな甘味と削り粉の旨味、揚げ玉のコク。さらに特製ソースのあっさりした塩気と甘味が、多層的な味わいを与えてくれる。

それぞれの食材の食感と味わいが楽しい

ボリュームたっぷりだけど、卓上にあるタレやマヨネーズなどで味変すると、飽きずに最後まで食べられる。いやあ、ほんとに美味しいなあ。東京では食べられないってのがまた貴重だよなあ。

卓上の調味料で味変するもよし

「ごちそうさま、美味しかったです」とお会計。熊本には他にもケンミンSHOWで紹介された「ライス焼き」とか、玉名の「バター焼き」とか、いろいろと独特なコナモンが多いようだ。次回はそれらも食べに行ってみたいなあ。

ちょぼ焼き はす多

タグ , , , , コメントを見る