天龍菜館
すでに告知済みだが、11/13に『ニッポン中華街探訪』という本が出版される。西川口を皮切りに、横浜・神戸・長崎の三大中華街を、餃子マニアの塚田亮一さん、焼売マニアのシューマイ潤さんとワイワイ食べ歩いた旅行記だ。
西川口で訪問した「異味香(イウェイシャン)」や「金豊園 海鮮城」は当ブログですでに紹介済みだが、それ以外の訪問店を順次紹介したいと思う。
まず紹介するのは横浜中華街の「天龍菜館」。訪れたのは5月上旬の平日、昼過ぎ。この日はマニア3人+編集者での取材だった。1軒目に「萬珍樓」を訪問し、「天龍菜館」は2軒目である。「中華街で一番安いお店」というキャッチフレーズの看板が目印だ。
雑然とした店内の壁には、一面にメニューが貼られている。お経を思わせる漢字の羅列に一瞬たじろぐが、カタカナの添え書きを読めば、どんな料理かだいたいわかるはず。たぶんだけど。
着席したら、とりあえずキリンラガービール(700円)で乾杯して、餃子・シューマイ・焼きそばをそれぞれ注文した。突き出しの大根の漬物が嬉しい。横浜中華街っぽさは皆無だが、なんというか安心感がある。
何種類かある焼きそばの中から、猪肉絲炒麺(ブタニクヤキソバ 700円)を選択。細切りの豚肉とモヤシを使った、あんかけ焼きそばの基本形だ。
「麺はヤワ? カタ?」と訊かれたので、「ヤワ」を指定したところ、茶色の平打ち深蒸し麺が使われていた。横浜の老舗中華料理店は、深蒸し麺・二度蒸し麺を使っている店が多くて嬉しくなる。弾力ある噛み応えに旨味たっぷりの餡が絡んで、めっちゃウメ〜ン!
塚田さんは煎餃子(6個 500円)を選択。一個あたりのサイズが大きい。厚みのある皮で具をしっかりと包んでいる。焼き加減もほどよく、中華街らしからぬ大衆的な良さを感じる。ちなみに水餃子(600円)もあり、そちらも美味しい。
シューマイ潤さんは貝柱焼売(4個 400円)を注文した。貝柱の風味と豚肉の旨味がギュッと詰まった品だ。中華街の中心部から外れた場所にある店だが、提供する品々は正統派の王道広東料理なのが面白い。
ほかに蒸茄子(蒸しナス 1000円)も頼んでみた。実は春節の頃にもこの店を大勢で訪れていて、その時の参加者に大好評だった品なのだ。ナスと挽肉を蒸しただけなのだが、シンプルながらも奥深い味わいで癖になる。かなりのボリュームなので、その点も嬉しい。
取材の予定が詰まっているので、ほどほどでお会計をお願いしたら、締めに杏仁豆腐も出してくれた。暑い日だったので嬉しい。
天龍菜館は深夜0時まで営業している。横浜中華街でその時間までやっている店は珍しいので、はしご酒をする際に覚えておくと助かるはず。機会があったら訪問してみてくださいませ。
| 店舗情報 | 住所: 神奈川県横浜市中区山下町232 営業時間: 11:00〜00:00 定休日: 不定休 → ホームページ |
|---|---|
| 主なメニュー | 猪肉絲炒麺(ブタニクヤキソバ) 700円 煎餃子(6個) 500円 貝柱焼売(4個) 400円 蒸茄子(蒸しナス) 1000円 キリンラガービール 700円 |







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