異味香(イウェイシャン)
西川口にある山東料理の店、異味香(イウェイシャン)。孔子の子孫が経営する店として有名で、現在の店主さんは73代目だという。先代がコロナ禍の頃に亡くなられ、いまはお母様とご主人の2人体制で切り盛りしている。
3月上旬の平日の夜。この日は餃子マニアの塚田亮一さん、焼売マニアのシュウマイ潤さん、某出版社の編集さんで訪問。私以外は一足先に店で待つ流れで、私は仕事を終えてから合流した。
西川口駅の西口から徒歩5分ほど。雨の中、ガチ中華が集まる裏通りに黄色い看板が光っていた。亡くなられた先代はかなり個性的な方だったらしい。外観も情報量が多い。
客席はテーブル6卓ほど。店内にはメディア取材の写真や有名人のサインが多数飾られている。派手な猫のイラストが印象的だった。写真を撮らなかったのが悔やまれる。
到着して三人にご挨拶。まずはビールで一息つく。お通しは自家製キムチ。すでに何品か注文済みとのこと。
一品目はちぢみ雪菜のガーリック炒め(748円)。日替わりメニューに記載されていた品で、縮れた葉っぱのシャキッとした歯ごたえが印象的な青物だ。ヘルシーで、箸休めにもなる一皿。
続いて二品目。大山どりムネ肉の低温調理ゴマダレ冷菜(1078円)。これも日替わりメニューからで、華やかな盛り付けが目を引く。紅芯大根とビーツが蒸し鶏を囲み、見た目にも楽しい。蒸し鶏は柔らかく滋味深い味わいで、香菜やゴマダレとの相性も良い。
前菜からメインってことで、カキ入り水餃子(5個 958円)。日替わりメニューから塚田さんがチョイスした一皿だ。すかさずお母さんが焼餃子を勧めてくる。
「焼餃子はいらない? おすすめだよ」
「焼餃子は以前食べたので、今日は水餃子で」
「あらそう、もう食べたのね」
ツルンとした皮の中にカキと豚肉。口に入れた瞬間に旨みが広がる。
麺類のメニューは少し独特だ。辛口チャンポンやジャージャー麺など、韓国式中華を想起させる品がチラホラある。その中から、唯一の焼きそばである山東風ヤキソバを注文した。
これが私の本命、山東風ヤキソバ(山東風炒麺 1155円)。細麺で汁だく気味、しかもピリ辛。魚介の旨みがしみていて、韓国風チャンポンに似た味わいだ。辛口チャンポンの汁を減らしたバージョンかもしれない。
そういえば韓国式中華は山東料理がルーツという話を聞いたことがある。似た印象を抱くのは自然かも。野菜もたっぷりで、めっちゃウメーン!
最後は彩の国黒豚焼きシューマイ(2個 429円)。シュウマイ潤さんのリクエストだ。川口B級グルメ大会で優勝した品で、焼き面はカリッと、中はジューシー。黒豚の旨みと玉ねぎの甘みが印象的だった。
お会計は一人5000円くらいだったかな。西川口のガチ中華エリアの中で、町中華の雰囲気を醸している不思議なお店だ。個性が強く、料理も会話も印象に残る。次回は名物の焼き餃子を食べてみたい。
| 店舗情報 | 住所: 埼玉県川口市西川口1-26-24 営業時間: 15:00~22:00(土日 12:00~22:00) 定休日: 月曜 → ホームページ |
|---|---|
| 主なメニュー | 山東風ヤキソバ(山東風炒麺) 1155円 ちぢみ雪菜のガーリック炒め 748円 大山どりムネ肉の低温調理ゴマダレ冷菜 1078円 カキ入り水餃子(5個) 958円 彩の国黒豚焼きシューマイ(2個) 429円 |






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