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Bikini PICAR

三井不動産が手掛ける日本橋の複合商業施設・コレド室町。三越百貨店の正面に位置する複数の建物から構成されている。その中核に位置するのがコレド室町1だ。

日本橋 コレド室町1

その2階=レストランフロアにあるのが、今回紹介するスペイン料理店「Bikini PICAR」(ビキニ ピカール)である。もちろん焼きそば店ではないけど、「焼き麺」を提供している。

コレド室町1 レストランフロア案内

オープンはコレド室町の開業と同じ2010年10月。経営母体は株式会社フォーシーズ。ジョエル・ロブションからピザーラまで運営している企業である。

スペイン料理店 Bikini PICAR

この店を監修したのは、カタルニア地方出身の著名なシェフ、ジョセップ・バラオナ・ビニェス氏(通称・ホセさん)。

Bikini PICAR 正面から

実はスペイン国のレストラン認定プログラムをクリアした、日本初の正式認定店でもある(現在、日本国内で25店舗)。

スペイン国 正式認定店

さて、こちらで人気のメニューの一つがフィデウアだ。お米の代わりにパスタを使ったパエリアといえばわかりやすかろう。以前、当ブログでも他の店の品を紹介したことがある。

Bikini PICAR ランチメニュー

その折にも書いたが、フィデウアを1人前から注文できるお店はとても貴重だ。それがこちらでは前菜付きのランチセット(1380円)も提供されていて、デザートのオプション(+550円)もある。

前菜で飲める

私が訪問したのは、1月中旬の日曜のランチタイム。ピーク時の一人客ということで、カウンターに通された。グラスのハウスワイン(660円)を煽りつつ、ランチセットの前菜=ピンチョスとサラダをつまんで待つ。

熱々のフィデウア

注文から10分ほどで熱々のパエリア鍋(パエジェーラ)が運ばれてきた。火傷しないよう、取手にはゴム製のカバーが付いている。使われている麺は「フィデオ」と呼ばれる専用のパスタだ。太さは極細で、イタリアのカペッリーニくらい。それが4~5cmの長さに切断されている。

フィデオと呼ばれるパスタを使用

そのフィデオをアサリ・貝柱・エビなどの海鮮と一緒に炊き込む感じで、オーブンで焼き上げてある。仕上げにトマト・アイオリソース・パセリをざっくりとトッピングしてできあがり。

パスタのカリカリした食感が楽しい

食べてみると焦げ目の付いたパスタのカリカリした食感が楽しい。鍋底に近い部分は、魚介の旨味が滲みて柔らかい。そのコントラストがフィデウアの醍醐味だ。具の海鮮も香ばしくて、めっちゃウメーン!

スプーンの方がこそげ落としやすい

食べている途中でフォークからスプーンに切り替えた。フォークよりスプーンの方が、焦げたところをこそげ落としやすい。最後まできれいに平らげた。

きれいに完食

実はとあるメディアの取材を通して、こちらのお店を監修しているシェフのホセさんが、日本にフィデウアをもたらした最初の料理人という話をうかがった。同氏は2000年代初頭にピンチョスブームを起こした人物とされているので説得力がある。

そのうえフィデウアは、ホセ氏の出身地・カタルニア地方の郷土料理だ。地元愛が強いスペイン人シェフなら、たしかにありえる話である。いわばこちらの品が、日本における元祖フィデウアともいえよう。

デザートは固めのプリン

ついでにデザートのオプションもつけた。固めのプリンをコーヒーと一緒に堪能。ちょっと贅沢なランチになったが、満足度が高い。

あまり見かけないであろうスペイン料理を、一人でも気軽に楽しめるお店。よかったら皆さんもどうぞ。

店舗情報住所: 東京都中央区日本橋室町2-2-1 コレド室町1 2F
営業時間: 11:00 - 22:00
定休日: コレド室町1に準ずる
ホームページ
主なメニューフィデウア ランチセット 1380円