美舟

関西特集、2週目。6日間の2日目は大阪市内の焼きそばです!


実は8月に関西へ行ったのは、BABYMETALの大阪ライブが目的だった。会場はなんばHatch。キャパ1500人というBABYMETALにしては小さめの会場だ。「白ミサ」と名付けられた会員限定のライブで、参加者は全員白塗りしなけらばならず……まあ、細かい説明は置いておこう。

梅田 阪急東通り お好み焼 美舟

そのライブが開催される8月上旬、某日のこと。物販前の腹ごしらえにやってきたのは梅田の阪急東通りにある美舟(みふね)さん。昭和23年創業の老舗お好み焼店だ。大荷物禁止、小さい子供連れ禁止、反マヨネーズ派。この3点は訪れる際に覚えておこう。

美舟 店内の様子

11:45くらいに口開けで入店。店内には鉄板台が10卓ほど並べられ、レトロ感満載。2階へ上がる階段の脇にはきたなうまい店のあのトロフィーも飾られていた。「こちらへどうぞ」と促され、左手の1.5人用の鉄板台に着席。

美舟 メニュー

メニューはもちろんお好み焼が中心。豚焼やイカ焼、焼きそばなど基本的な品々は850円だ。コナモン屋で素の焼きそばが850円だと少し高く感じるが、ここのはイカと豚が最初から入っているので、追加トッピングは不要。トータルで見ればちょっとお得である。

そしてこの店の焼きそばは生卵も一緒に頼むのが定番らしい。溶いた生玉子に極太麺の焼きそばをつけ、ずずっと手繰るのが美味しいのだとか。というわけで焼きそば(850円)と生卵(100円)を注文。お冷と一緒に運ばれてきた生卵は、小粒ながら濃厚そうだ。

極太焼きそばを生卵と!

焼きそばに生玉子というと想夫恋をはじめとした日田系焼きそばがまず挙げられるだろう。ほかにも全国あちこちの店でやっているが、ほとんどがトッピングで、別添えにしてつけ麺風に食べるスタイルは大阪以外だとあまり見かけない。東京だと庚申塚のいっぷく亭くらいかな。

さて焼きそば。こちらでは、お好み焼は自分で焼くスタイルなのだが、焼きそばは店の人が焼いてくれる。厨房の手前にある鉄板でおばちゃんが焼いているのを斜め後ろから遠目に観察した。

焼きそばは店の人が焼いてくれます

イカと豚を焼き、麺と混ぜ炒める。脇にキャベツをどさっと盛り、その上に麺を移動。少し蒸し焼きにしたあと、ソースで味付けしながら混ぜ炒めて出来上がり。チリトリで運ばれ、目の前の鉄板に乗せてくれた。

焼きそば(並盛) 850円+生卵 100円

麺はうどんを思わせる極太麺。具は豚肉・イカとざく切りのキャベツ。天カスや削り粉は使われてなさそうだ。卓上から青海苔と花ガツオをトッピング。まずはそのままズズッと手繰る。

うどん並みのモチモチ極太麺

味付けは濃厚な甘口ソース。みりんもブレンドされているのだろうか、ちょっとべとつく感じの甘さである。熱々・モチモチの極太麺と相まって、うどんすきのような味わいだ。ちなみに前述した通り、こちらは反マヨネーズ派。マヨネーズをお願いすると対応が悪くなるかも知れないのでご注意を。

生玉子をつける=美味い

そして生卵をつけてみた。おー、こりゃ美味い! 老舗なのに新食感。まさに、すき焼きに玉子をつけて食べるのと似た味わいだ。濃厚な味が少しまろやかになり、卵のコクも加わってより一層後を引く。そのまま食べてももちろん美味しいが、生卵を絡めるのがここの焼きそばの真骨頂だなあ。

ズルズル、ハフハフ言いながら焼きそばを平らげてお会計。あとから4人入ってきたが、全員お好み焼きを注文していた。梅田から至近の老舗なので、出張組の利用も多そうだ。次はお好みも食べてみたいなあ。

美舟