北京
2011年8月14日に開設した当ブログですが、前回の記事で丸6年を迎え、7年目に突入しました。また、この記事でお店紹介も950軒目です。今年の年末に1000軒に達するはずなので、とりあえずそれを目標に今まで通りマイペースでやっていきます。
というわけで、帯広焼きラーメンの続きですっ!
どでからーめんで焼きラーメンをいただいた次は、柏林台の南にある北京という店に向かった。実はこちら、どでからーめんの弟さんがやっているお店らしい。ただ、店自体の雰囲気は随分と違う。
どでからーめんからまた1時間ほど歩いて移動。この日は合計で10㎞くらい歩いた。カロリー消費という目的もあるが、それより時間を置く意味の方が大きい。バイクだと、満腹なまま次の店に行くことが多いのよね。場所は西18南4。新緑通りの少し南。カフェ風の外観で、看板が無ければ中華料理店とはわからないかも知れない。
客席はテーブル2卓、小上がり3卓、カウンター5席。土曜の12:40くらい、ランチ時で8割の入り。当然だが家族連れが多い。大きな窓で明るい店内、空間も広く取ってある。漫画が多い点はどでからーめんと共通しているが、こちらは児童向け絵本も多かった。
さて、メニューを確認。どでからーめんに負けないくらいラーメンの種類が多い。カレーラーメンやら餃子ラーメンやら書いてある、その裏面の左上に目的の焼きラーメン(650円)があった。括弧書きで「醤油味」と書いてある。それを注文。
この店もあんかけ焼きそばが人気のようで、他の客の何割かが注文していた。凄いボリュームで、食べ歩きには絶対不向きな品である。それはそれとしてメニューに載っているペンギンが愛らしかった。北京→ペキン→ペンギンのダジャレらしい。なるほどね。
先客の注文が溜まっていたため、焼きラーメンが出来上がったのは注文から20分ほど経ってから。麺はやや固めに茹でた細めの縮れ麺。具は豚肉、玉ねぎ、キャベツ、モヤシ、人参。青海苔が掛かっていて、紅生姜が添えてある。
見た目は普通のソース焼きそばだが、ところがどっこい、ぎっちょんちょん。メニューの括弧書きの通り、味付けは醤油ベースだ。旨味もあり、コショウも効いててスパイシー。歯応えのある麺と相まって、ジャンク寄りな味わいなのが、とても心惹かれる。
「良かったらどうぞ」とつけてくれたスープは、熱々で刻みネギが浮いていて、さっぱりした風味。ちょうど良い箸休めになる。こりゃラーメンも絶対に美味しいんだろうなあ。
ところで焼きラーメンが醤油味に限らないという点はここで特筆しておきたい。例えばますやはソース味だったし、元祖のエビスもソース味だったようだ。また、癒酒屋いこうでは酢とソースを一緒に出してくれ、「あずみでは酢やソースをダボダボ掛けて食べるスタイルだった」と教えてくれた。「焼きそば」イコール「あんかけ」という文化圏なので、それに対しての「焼きラーメン」イコール「混ぜ炒めそば」という図式だったのかも知れない。
食べ終えてお会計。どでからーめんとは兄弟なのに、店の雰囲気も焼きラーメンもスープも全く異なるのが面白い。あんかけ焼きそばもいつか機会があれば食べ比べてみたいなー。
店舗情報 | TEL: 0155-33-6529 住所: 北海道帯広市西十八条南4-29-7 営業時間: 午前11:00~午後8:00 定休日: 水曜 |
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主なメニュー | 焼きラーメン 650円 |
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