テンホウ 城南店
先週のラーメン+焼きそば的な品に続いて、今週はつゆだくな焼きそばをご紹介します。
長野県で展開するラーメンチェーンのテンホウ。焼きそば仲間の講釈師・神田鯉風先生のブログで、そこのチャーメン(炒めそば)を知って興味を持った。これは一度食べておかねば。
テンホウ発祥の地・諏訪市にある城南店を訪れたのは昨年の11月上旬、雨の日曜日の午前11時ごろ。場所は諏訪市役所の近く。バイク仲間とのキャンプの帰りで、高島城を見学してから赴いた。
外観も店内も明るいファミレス風の造りだ。同じ敷地にログハウス風の「中華そば・てんほう」があるが、そちらは中華そば専門の独特な業態なので間違えぬよう。客席は6人がけのボックスが5卓に小上がりが2卓。カウンターも10席ほどある。先客は家族連れや老夫妻など、客層は完全に地元中心だ。
お一人様ということでカウンターに案内された。メニューはラーメン類が中心。ソフトクリームもある辺り、なんとなくスガキヤを思い出させる。お目当ての品はチャーメン(炒めそば・530円)だ。それと焼ぎょうざ(270円)を注文。あわせて800円というお手頃価格。5分ほどで配膳された。皿のイラストが愛らしい。
チャーメンは野菜炒めに茹でた麺を入れた感じの仕上がりだ。麺はシコシコした食感の平打麺。具は豚肉・キャベツ・モヤシ・人参・玉葱・サヤエンドウ・木耳・豚肉。
噂通り汁気がたっぷり。ビシャビシャというほどではないが、確かにつゆだくではある。味付けは塩コショウベースで野菜炒めそのものという感じの味わいだ。これはこれで旨い。癖のないあっさり風味で万人受けしそう。
餃子のサイズはややこぶり。特長には欠けるが無難な味わいで焼き加減も味も優等生な餃子だ。これで270円なら言うことなし。チャーメンのボリュームは程々ほどほどだったが、コスパの良い食事だった。
山梨の長坂にもつゆだく焼きそばがあるが、それとは全く異なる方向性のつゆだくチャーメン。長野県独特のあんかけ焼きそば文化とも伊那のローメンとも違う独自路線の焼きそばが、人知れず定着しているのがとても面白い。諏訪以外にも長野県内各地に店舗かあるので興味のある方は訪れてみてくださいまし。
店舗情報 | TEL:0266-52-0840 住所:長野県諏訪市城南1-2365-7 営業時間:11:00~22:00 定休日:年中無休 → ホームページ |
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主なメニュー | チャーメン(炒めそば) 530円 焼ぎょうざ 270円 |
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