PANDA EXPRESS ラゾーナ川崎店 (神奈川県川崎市)

前回のめっちゃ らんまん食堂に続いて、今回もつい最近オープンした新店です! 川崎にあのアメリカ中華のファストフードが再上陸しましたよっ!


PANDA EXPRESSというアメリカ中華(American Chinese)のファストフードチェーンを御存じだろうか? かつて日本へも進出して、橋本や神戸・大阪・京都などに何軒か出店していた。かくいう私も2007年に神奈川県相模原市のサティ橋本店を訪れたことがある

2007年当時のPANDA EXPRESSの様子

そのときは4色コンボというセットを食べた。主食はチャーハンと焼そばのハーフ&ハーフ。副食はオレンジフレーバーチキン(オレンジチキン)・甘酢あんかけミートボール・エビチリを選んだ。一番人気のオレンジチキンはとても新鮮な味わいで、初めて食べてファンになった。しかし家から遠いこともあって再訪する機会もなく、その後、残念ながらPANDA EXPRESSは日本から撤退してしまった。

JR川崎駅の構内に巨大広告

時代は下って2015年に博多一風堂を運営する会社が同社と合弁会社を設立。そしてなんとこの秋に日本再上陸を果たすことになった。場所はラゾーナ川崎で11月25日にオープン。その報せにいてもたまらず、初日に早速訪れてみた。川崎駅に着くや、構内に掲げられた巨大広告がドドーンと出迎えてくれた。

PANDA EXPRESS ラゾーナ川崎店 オープン初日の様子

ラゾーナ川崎は駅のコンコースから直結している。出店先の1階フードコートへ到着したのが午前10時半。開店から30分しか経っていないはずだが、その時点で70人くらいの行列ができていた。オープン初日ということもあって、予想以上の人気ぶりである。メディアの取材も多い。

PANDA EXPRESS ラゾーナ川崎店 メニュー

行列に並ぶとフロアスタッフがメニューを渡してくれた。説明によると最初にパックの大きさを選び、それに合わせて主食と副菜を選ぶというシステム。基本的には以前と同じだ。ちなみに英語表記でメイン(main)は「おかず・副菜」、サイド(side)は「主食」の意。日本語と真逆で混乱しそうだ。料理名がカタカナで英語表記が無いのも、かえってややこしくなりそう。

調理人は腰痛対策のコルセットを着用

注文カウンターをブース正面として、厨房は右側にある。3人の厨師が大きな中華鍋で焼きそばやらオレンジチキンやら炒めている。本部から責任者が来ているのだろう、調理人の会話は全て英語。さらにエプロンの下に黒いコルセットを着けている。なるほど、腰痛対策か。これ、日本の飲食店でも採用した方がいいんじゃないかな。

注文カウンターではメインやサイドを指定します

なんだかんだ40分待って、ようやく自分の順番がやってきた。私が選んだのはメインが3品、サイドが1品のビッグプレート(Bigger Plate/990円)。サイド(主食)はハーフ&ハーフにもできるが、今回はチャオメン(炒麺/Chow Mein)オンリーを選択した。メイン(副菜)を3品指定して、ドリンクもお願いし、会計は1290円也。200円アップのプレミアムメニューを一つ入れたので、思ったより高くついた。

ところでメインとサイドという呼び方も含め、ローカライズの基準がよくわからない。もちろん念入りに検討した結果なんだろうけど、フライドライスやチャオメンではなく、素直にチャーハンとか焼きそばとかでも良いように思う。実際、直前の客がフライドライスを注文したら、ホワイトライスと聞き間違えて白米を盛られていた。「F」と「H」とを分けずに発音するから、聞き分けにくかろう。こういうケースも多いんじゃないかな。きっとエッグプラント・トーフを玉子料理と勘違いする人もいるに違いない。

ビッグプレート(Bigger Plate) 3メイン & 1サイド 990円

さて。トレイを受け取って空いているテーブルへ着席。メイン(副菜)で選んだのはブロッコリー ビーフ(Broccoli Beef)とスイート&パンジェントシュリンプ(Sweet & Pungent Shrimp)。右の箱にはオレンジ チキン(Orange Chicken)が入っている。ドリンクはセブンアップのMサイズ。

チャオメンはかなり薄味

チャオメンは中太麺を使用。欧米の焼きそばにありがちだが麺が短い。具はキャベツとセロリのみ。こちらの記事によると、日本人の嗜好に合わせてセロリを少なくしてるらしい(余計なことを……)。オイリーだが味付けは醤油ベースでほんのり薄め。油脂の風味が香る程度で、あくまでも他を活かす名脇役。英語の「サイド」という位置付けは正しいのかも知れない。

オレンジチキン、アメリカ中華の傑作

オレンジ チキン(Orange Chicken)はアメリカ中華の代表的な料理で、PANDA EXPRESSでも一番人気の品。いちいち箱から食べるのが面倒で、チャオメンの上に乗せてしまった。衣を付けて揚げたチキンに醤油とオレンジのタレを絡めてある。カリカリかつジューシー。適度な酸味にフルーティで濃厚な甘さ。あとから辛さもやってくる。やっぱり文句なく美味い。アメリカ中華の傑作だよなあ。

ブロッコリービーフ、癖のない味わいで人気

ブロッコリー ビーフ(Broccoli Beef)もこの店の人気メニュー。柔らかく下処理された牛肉と茹でたブロッコリーを炒め、醤油や生姜で味付けし、コーンスターチで軽くとろみをつけてある。思ったよりも癖のない味わいだ。アメリカから輸入した牛肉だろうけど、これだけ柔らかいなら喜んで食べたくなるな。

スイート&パンジェントシュリンプ、名前が長い

スイート&パンジェントシュリンプ(Sweet & Pungent Shrimp)は日本限定メニューだそうだ。長い名前のため、ほとんどの客は「エビ」と注文していた。プリプリのエビを素揚げしてブロッコリーや赤ピーマンと炒め、柑橘類のフレイバーで味付けしてある。普通に美味しい。悪く無いがもっと個性的な味を期待してしまった。ちなみにこれは200円アップのプレミアムメニューのひとつ。その辺も考慮して注文しよう。

フォーチュンクッキーはこんなん言うてます

食べ終えてみると、全体の量が以前より少ない気がした。盛りの良さがPANDA EXPRESSの魅力のひとつだったのに、ちょっと残念だ。最後はおまけのフォーチュンクッキーで締め。クジは素敵な未来を告げてくれた。そういえばこれって日本の辻占煎餅が起源で、日系一世がアメリカにもたらしたんだよね。(詳しくはこちら)

正午近くに食べ終えたら行列はさらに伸びていた。タコベルが日本でオープンした時もそうだったけど、この人気ぶりはしばらく続く気配がする。ただボリュームと価格のバランスや、オレンジチキン以外に魅力があるかを考えると、餃子の王将や日高屋を相手に健闘するのはなかなか難しそうだ。全く違う層を狙ったブランディングが、果たしてどこまで通用するか。オレンジチキン好きとしては、このまま日本に定着してくれるよう頑張ってほしいなあ。

パンダエクスプレスラゾーナ川崎店

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店舗情報TEL: 044-874-8571
住所: 神奈川県川崎市幸区堀川町72-1 ラゾーナ川崎1F フードコート内
営業時間: 10:00~22:00
定休日: ラゾーナ川崎の定休日に準ずる
ホームページ
主なメニューボウル(Bowl) 1メイン & 1サイド 590円
プレート(Plate) 2メイン & 1サイド 790円
ビッグプレート(Bigger Plate) 3メイン & 1サイド 990円

スプリングロール 200円
ギョーザ 340円
フライドギョーザ 340円
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