たつや 鷺ノ宮店
今回紹介するのは西武新宿線鷺ノ宮駅にあるやきとん屋、たつや鷺ノ宮店(通称・鷺たつ)。本店は沼袋にあり、野方の秋元屋で焼き台を勤めていた藤井龍成さんが数年前に開業。鷺ノ宮店は昨年2013年2月にオープンした。
実は私、だいたい週に1~2度くらいのペースで顔を出している。普段行きつけの店を紹介するのはこそばゆいが、偶には宣伝も兼ねてこういうお店も取り上げておきますかね。
頃は8月中旬、世間はお盆休みに入ったばかり。この時期は居酒屋も休みが増えて飲兵衛は難民化してしまう。鷺たつはそんな居酒屋難民の貴重な受け入れ先の一つである。
19時半頃、入店。ここは店主のミヤさんも含めてスタッフは女性ばかりで、店内もモツ焼きらしからぬ、ちょっと洒落た雰囲気。店主の趣味でBGMはメタルやハードロックが主体なのも面白い。客席はカウンター10席とテーブルが1卓。
いつも通りカウンターに腰掛け、お絞りを受け取りつつ「ホッピー、白」(セットで400円)とバイトのまどかに告げる。肴はとりあえずカシラ・ハラミ・レバ(各100円)を一本ずつと自家製ぬか漬け(200円)を注文。
レバーは塩、カシラとハラミは秋元屋系名物の味噌ダレで。常連さんと駄弁りながらグビグビ飲む。串をあらかた平らげて中(300円)をお代わり。ついでに注文したのは日替わりメニューにあった挽肉とコーンのカレー風味ピザ(380円)。
店主のミヤさんは沼袋本店の前にもメキシコ料理やバーで働いていた経験があり、メニューにもそれが反映されている。たつや名物の焼きとんやモツカレーの他、シシケバブ、サテアヤム、ケサティージャなどバラエティに富んでいる。
注文したピザはトリティーヤを生地にして炭火でカリっと焼き上げた薄手の品。手頃なつまみになり、挽肉とコーンの組み合わせもなかなか良い。
続いてお茶割り(380円)。そして締めの焼きうどん(350円)。やはり当ブログではこの焼きうどんを紹介せねばなるまい。
茹で麺のうどん玉をフライパンで炒め、醤油と黒胡椒で味付け。小皿に盛って花鰹と浅葱を散らして出来上がり。具無しで極々シンプルな品なのだが、醤油と油脂の風味と黒胡椒の辛さ、これが結構癖になる。具が無いストイックさが何とも好ましい。
消費税を足して、この日のお会計は2490円。「毎度どーもー」と送り出され、これまたいつも通り都立家政の竹よしへと足を向けた。梯子酒は楽しいなー。
店舗情報 | TEL:03-6383-0285 住所:東京都中野区鷺の宮3-15-13 営業時間:17:00~翌1:00(L.O.24:00) 定休日:日曜日 |
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主なメニュー | 焼きうどん 350円 焼きとん 一串 100円~ もつカレー(パン付き) 380円 ケサティージャ(メキシコ式チーズサンド、サルサ付き) 350円 ホッピーセット(白/黒) 400円 中300円 外250円 |
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