こはまや
埼玉県吉川市にレストランこはまやという食事処がある。2階がダンスホールになっていて、その公式サイト(?) では次のように紹介されている。
総業50年の歴史を誇る吉川名物「いなか焼きそば」の名店。
焼きそばが名物と聞いては放っておけない。しかもその焼きそばが何故かつゆだく気味の品だとか。鯉風先生のブログを見ても、かなりのビシャビシャ具合である。これは行かねばと1月中旬、風の強い日曜日のお昼時に訪れてみた。
調節地を中心に開発された越谷レイクタウンから県道52号=越谷流山線を東へと向かう。中川の市境を越え、吉川市の保交差点の先で焼きそばの幟を発見。2階が緩やかなカーブを描く特徴的な建物が目的のレストランこはまやだ。
広い窓で明るくゆったりした造りの店内へ。客席は小上がり5卓、ボックス5卓、テーブル5卓。それと八人掛けのテーブルが1つ。先客は二組。スタッフは厨房が男性3人ほど、ホールにお姐さん一人。
さてメニュー。価格は税抜き価格らしい。焼きそば・ラーメンなどの他、ハンバーグやオムライスなど洋食がメインの品揃えだ。焼きそばは何種類かのバリエーションがあり、お得なセットの類もある。一番基本となるのは682円(税込)のこはまや焼きそばらしいが、今回はサイトで名物と謳っていたいなか焼きそば(840円・税込)を敢えて注文。盛りは普通で。
お冷を飲みつつ待つこと7~8分で配膳。ん? 思っていたほどつゆだくでは無いぞ……?
麺は中細の茹で麺。具は豚肉・油揚げ・キャベツ・白菜・インゲン・人参・木耳・モヤシ・筍。ナルトの千切りと錦糸玉子がトッピングされている。なかなか豪華だ。
食べてみるとかなり熱々。麺は柔らかく、しっとりした仕上がり。ソースも使われているのだろうが野菜の旨味や出汁がベースで円やかな味わいだ。不思議な風味で、なるほど田舎っぽい。具沢山でボリュームもあり、名物として地元で人気なのも分かる気がする。
作り手などでつゆだく具合は変わるのだろうが、十二分にしっとりしていて特徴的な焼きそばだった。こはまや焼きそばは具がキャベツと肉・鳴門のみと少なく、その代り青海苔が掛かっているらしい。次はそっちを食べてみたいな。
店舗情報 | TEL:048-982-0107 住所:埼玉県吉川市保101-2 営業時間:11:00~15:00、17:00~21:00 定休日:木曜日 |
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主なメニュー | こはまや焼そば 682円 いなか焼そば 840円 焼そばセット(ライス、スープ、コーヒー付) 1.A(とんかつ、焼そば、サラダ) 1050円 2.B(ハンバーグ、焼そば、サラダ) 1050円 3.C(和風チキン、焼そば、サラダ) 945円 4.D(オムレツ、焼そば、サラダ) 945円 |
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