お知らせ


喜楽

2016年11月1日

※残念ながら2016年4月ごろに閉店されたようです……

西武拝島線の小川駅西口から徒歩一分の距離にある昔ながらの大衆中華食堂、喜楽。ここにも太麺の焼きそばがある。

西武拝島線 小川駅 喜楽

訪れたのは昨年10月下旬、日曜のお昼時。看板も暖簾も赤色で、遠目にもよく目立つ。店内は10人掛けや8人掛けなど変則的な大きさのテーブルが配置されている。キャパは全体で30人ちょいといったところか。ランチタイムでかなり混雑していた。ホール担当の女性スタッフに「空いてる席へどうぞ」と促されて、手近なテーブルに着席。

喜楽 餃子・麺類メニュー

メニューは単品から麺類、御飯物と全て手頃な価格である。ランチメニューもあって客の多くはそれを注文していた。チャーハンなどボリュームがなかなか凄い。

「お決まりですか?」
「焼餃子(250円)と瓶ビール(500円)、それとヤキソバ(500円)を」
「ビールはアサヒとキリンがありますが」
「じゃ、キリンで」

すぐにクラシックラガーの大瓶とおつまみのメンマが運ばれて来た。生ビールも置いてあったがこういう店だとつい瓶ビールを選んでしまう。しかも大瓶で500円は嬉しい。しばらくして餃子も運ばれて来た。

焼餃子250円+瓶ビール500円

小ぶりだが7個で250円と割安感溢れる品だ。皮は薄めの羽根付きで片面はパリパリ、もう片面はデロデロでメリハリがある。餡は野菜主体でニンニクの風味が利いていた。

餃子をパクパク、ビールをグビグビ。あらかた平らげた頃にメインディッシュの焼きそばが登場。期待した通りのビジュアルだ。

ヤキソバ 500円

麺はうどんのような太麺で断面は丸い。タンメンを注文した客が隣に居たが、そちらは中細麺だったのでこれは焼きそば専用なのだろう。具はキャベツにモヤシ、人参、ニラ、木耳、豚挽き肉。ボリュームはチャーハンなどのメニューに比べれば軽めだが、それなりにはある。

味付けは、具と麺をラードで炒めて鳥ガラスープと醤油、化調でと言ったところか。野菜炒めに太い茹で麺を入れたものと考えて良いだろう。以前も書いたがこのタイプの焼きそばは餃子が人気の店に多く、恐らくは満州帰還組がルーツなのではないかと推測している。

焼きそばも平らげてお会計は1250円。餃子は生の持ち帰りも売られていて、ラーメンやヤキソバもお土産に出来るようだ。麻婆豆腐が人気という噂なので今度はそれを食べてみたい。

中華料理 喜楽

店舗情報TEL:042-341-2011
住所:東京都小平市小川西町4丁目13-14
営業時間:11:00~22:00
定休日:木曜日
主なメニューヤキソバ 500円 焼餃子 250円
瓶ビール 500円