川崎競馬場 パドック売店
頃は昨年6月中旬の平日。私は何故か川崎競馬場に来ていた。最後に競馬場へ来たのはナリタブライアンが活躍してた頃だから17年も前か。地方競馬に至ってはこれが初めてだ。来訪の目的はもちろん焼きそばである。
入場料100円を支払っていざ戦場へ。まだ早い時間帯なのだが、たまたま重賞の開催日だったためか、人が意外なほど多かった。第3レースがスタートするところだったので雰囲気に慣れようととりあえず観戦。
ふむ、まだまだ序の口の取り組みなので客側も比較的まったりとしてるようだ。若い女性も割と多く、ささくれ立った鉄火場を覚悟してたのだが肩透かしを喰らってしまった。
せっかく入場料を払ったのだし馬券も買うか。となると情報紙も要るので勝ち馬500円を購入。パドックで第4レースの出走場を一通り眺めて小額の馬券を購入。さて、目的の品だ。
川崎競馬場には焼きそばを売っている売店が何箇所かあるようだが、とにかく人気なのがパドックに面した階段下売店の焼きそばである。この日もメインレースが近づいて混雑してくる頃には焼きそば購入の行列まで出来ていた。この時間帯でも既に食べている人がちらほら居る。
地方公営ギャンブルには、ほとんど必ず名物が、それもB級どころかC級の品があるようだ。モツ煮や揚げ物などが定番でご近所の川崎競輪場などはグルメスポットとしても知られているらしい。まあ、そもそもが100円、200円でチビチビと掛ける先輩方も多いので、畢竟その層に合わせた価格帯に落ち着くのだろう。
まだ空いていたので今のうちにと焼きそば400円とビール550円を購入。ビールは裏で小瓶を開け、紙コップに注いだものだが気にしない。ずっしりと重たいパックを受け取ってベンチを探して腰掛ける。
パックを開けるとまずその量に驚く。縮れ気味の細麺を2玉くらい使ってるのではなかろうか、こういう業態で売っている通常の焼きそばの倍はある。具は干し海老とキャベツ。ソースが特徴的で、かなり辛口。このスパイシーな味付けがビールに合うのだ。トッピングの青海苔と紅生姜もたっぷり掛かっている。行列状態の時には青海苔と紅生姜はセルフサービスになっていたので、これは状況次第かも知れない。
1パック食べるだけで食事として十分足りる量である。400円という値段を考えると、かなりのコストパフォーマンスだ。いやー、満足満足。
ところでレースの結果なのだが、やっぱりダメ。その後、何レースか掛けたのだがかすりもしない。まぁ何となく予想はしていたが結果的に随分と高い焼きそばになってしまった。とほほ。
という訳で、神奈川特集の次は公営競技場、平たく言えばギャンブル場の焼きそばをテーマにしばらくお付き合いくださいませ。
店舗情報 | 住所:神奈川県川崎市川崎区富士見1-5-1 川崎競馬場内 営業日時:開催日に準ずる → ホームページ |
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主なメニュー | 焼きそば 400円 ビール 550円 |
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