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あんかけやきそば 南国酒家 東京駅店

東京駅改札外の飲食街・八重北食堂(旧称:キッチンストリート)に、あんかけ焼きそばの専門店がある。運営元は原宿に本店がある中華料理店・南国酒家。施設のリニューアルに伴い閉店した「広東炒麺・南国酒家」が、屋号を変えて2022年10月28日に再オープンした形になる。

あんかけやきそば 南国酒家 東京駅店

「あんかけやきそば 南国酒家 東京駅店」を訪問したのは、とある平日のお昼時だ。店頭でメニューを確認。数組の順番待ちができていたが、数分で入店できた。一人客ということでカウンターへ案内される。

あんかけやきそば 南国酒家 メニュー

オーダーはQRコードから。五目あんかけが定番で、絶対美味しいのはわかっているが、変わり種も抑えておきたい。注文したのは「アオサ入りあんかけ あんだけやきそば」(単品1200円)と南国酒家焼売(2個660円)。

アオサ入りあんかけ あんだけやきそば 1200円

厨房の様子を眺めつつ待つ。蒸し麺をしっかり焼き、一食ずつ丁寧に解しながら麺を盛り付けている。15分ほどで配膳された。見ての通り、あんかけ焼きそばの麺と餡を別々に提供する点が、この店の最大の特徴だろう。ひと工夫凝らした面白い提供方法だ。各自の好みで餡と麺のバランスを調整できる。

中華餡の具はアオサしか使われていない

「あんだけやきそば」は商品名の通り、ほぼ麺と餡だけの、ごくごくシンプルな構成だ。中華餡の具はアオサしか使われていない。

麺と餡を別々に提供する点が面白い

焼いた麺には白髪ねぎと花鰹が散らしてある。麺だけそのまま食べてみると、パリッと焼かれたところがクリスピーで、風味も香ばしい。

アオサだけの餡がめっちゃウメーン!

麺に餡をダバーっと掛けていただくと、旨味がジワーッと全体に行き渡る。花鰹とアオサの丸やかな味わいが、細麺とよく絡んでめっちゃウメーン!

南国酒家焼売 2個 660円

酢や食べるラー油で味変しても美味しい。焼売もウマい。あつあつで食べ応えがあった。最近、シンプルな焼きそばの楽しさにハマっているのだが、この「あんだけやきそば」も大ヒットだった。

自家製の食べるラー油が美味しい

さて。同じ日の夕方にも東京駅周辺で食事することになり、この店の他のメニューが気になったので再訪してしまった。

生ビール(アサヒ・スーパードライ) 750円

20時半すぎに入店し、カウンターへ着席。まずは生ビール(アサヒ・スーパードライ/750円)で喉を潤した。

五目具だくさんあんかけやきそば 単品1600円

今回注文したのは、「五目具だくさんあんかけやきそば」(単品1600円)と薄皮小籠包(2個660円)。昼と同じく、麺と餡が別々の容器で提供される。本来はここで餡を麺に掛けるのだが、今回は掛けない!

中華餡の具をおつまみにしてビールを呑む

具だくさんの中華餡には、チャーシューやエビ、イカ・筍など、様々な食材が使われている。これらの一品一品は、お酒にピッタリのおつまみにもなる。バリエーション豊かな具を、一切れずつついばんで、生ビールを飲み干す。くーっ、旨い!

麺のカリカリ感をキープ

食べ進める間に麺は多少冷めてしまうが、餡と別々なので焦げ目のカリカリ感は損なわれない。セパレートでの提供方法が活きてくる。レモンサワーをおかわりした頃に小籠包もやっていた。薄皮を破って、熱々のスープを啜って……、これも美味い!

薄皮小籠包 2個 660円

具をあらかた食べ終わり、サワーのグラスも空いたところで、ようやく麺を食べ始める。ただし、餡を掛けるのではなく、麺を一口分ずつ餡に浸して食べる、いわばつけ麺風の食べ方だ。麺と餡の絡み方が実によい塩梅で、めっちゃウメーン!

つけ麺風に食べてもめっちゃウメーン!

昼夜で連食してしまったが、どちらも大満足できた。季節限定のメニューもあり、駅を頻繁に使う身なら通ってみたいくらいだ。東京駅周辺で食事する場合は、ぜひ一度お試しあれ。

店舗情報住所: 東京都千代田区丸の内1-9-1 グランスタ八重洲北 八重北食堂
営業時間: 11:00 - 23:00
定休日: 無休
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主なメニュー五目具だくさんあんかけやきそば 1600円
アオサ入りあんかけ あんだけやきそば 1200円