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グリーンパッタイ 大崎店

6月初旬、取引先の方々に誘われてグリーンパッタイ・大崎店へとランチで訪れた。場所は大崎の駅前にある複合施設、ゲートシティ大崎の地下一階。広いホールの裏手にタイ語が踊るグリーンを基調色にした店舗があった。

グリーンパッタイ 大崎店

グリーンパッタイは際コーポレーションが運営するタイ屋台料理店だ。大崎のほか、神田と新橋の合計3店舗を展開している。リーズナブルな価格で手軽にタイ料理を楽しめるそうな。ランチも人気なようで、ピークタイムは過ぎていたが人数分の席が空くまで外で5分ほど待った。

グリーンパッタイ 大崎店 入口付近

着席して各自メニューを検討。ランチで人気なのはガパオライスやグリーンカレーのようだ。周りはそれを食べている人が多いし、同席した人たちもそれらや日替わりセットを選んでいた。

グリーンパッタイ 大崎店 店内の様子

自分はやはりどうしてもタイ風焼きそばに目が行ってしまう。この店の屋号にもなっているオリジナルメニュー、グリーンパッタイにもそそられたが、今回は辛口太麺焼ビーフン(パッキーマオ/880円)を注文。目玉焼きのトッピング(100円)もお願いした。

グリーンパッタイ ランチメニュー

パッキーマオ(Pad Kee Mao/ผัดขี้เมา)は、きしめんのように太くて平たいライスヌードル=センヤイ(Sen Yai/เส้นใหญ่)を使った辛口のタイ風焼きそばだ。「パッ」は「炒める」、「キーマオ」は「酔っ払い」。「酔っ払いも眼を覚ます辛さ」なので、「パッキーマオ」=酔っ払い炒めと名付けられたらしい。

辛口太麺焼ビーフン(パッキーマオ) 880円

この店のパッキーマオはそのセンヤイのほか、具には鶏肉、ヤングコーン、小松菜、ピーマン、赤ピーマン、ニンジンなどが使われていた。トッピングに目玉焼きとパクチー。脇に串切りのレモンが添えてある。さらにスープとサラダも付いてきた。

パッキーマオ=酔っ払い炒め

とりあえずひと口。食べた瞬間は「ん? そんなでもないな」と思ったが、あとからじんわりと辛さが伝わってきた。辛さだけでなくフルーティーな香りや適度な酸味、甘さもある。乾燥させた唐辛子「プリックヘーン」とニンニクを油で熱して、具とセンヤイを炒め、砂糖とタイの魚醤「ナンプラー」、黒醤油「シーユーダム」で味付けという感じだろうか。同席した人は辛い物がそんなに得意でないらしく、ひと口食べて「無理」と言っていた。しかし辛い物好きならたぶん確実に好きな味だ。レモンを絞っても合う。

あとからじんわりと辛さがやってきます

太いラースヌードルのモチモチした食感とヤングコーンのシャキシャキした歯応えの絶妙なコントラスト。鶏肉の旨味も良いし、目玉焼きはドンピシャ好みの焼き加減だし、期待以上の満足感。ボリューム結構あったが自分にしては珍しく最後まで卓上の調味料は使わず、最後まで飽きずに食べ終えた。なお、付け合わせのスープは日本人の舌に合わせているのか無難なお味。あまりタイっぽさは感じなかった。

目玉焼きはドンピシャ好みの焼き加減

初めて食べる驚きには欠けるかも知れないが、多くの人に受け入れられやすいであろうパッキーマオだった。さすが、際コーポレーション、たぶん現地の味をかなり研究して、標準的かつ日本人の口にも合うパッキーマオにまとめ上げたのだろう。いつか看板メニューのグリーンパッタイも試してみたいなあ。

グリーンパッタイ 大崎店

店舗情報TEL: 03-3494-0987
住所: 東京都品川区大崎1-11-1 ゲートシティ大崎 B1F
営業時間: 11:00~23:00
定休日:無休
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主なメニュー■ランチタイム
パッタイ 880円
グリーンパッタイ 880円
辛口太麺焼ビーフン(パッキーマオ) 880円