宝来軒

葛西の環七内回り沿いに宝来軒という長崎ちゃんぽん・皿うどんの老舗がある。創業は昭和51年(1976年)。来年で40年になる老舗だ。

葛西 長崎ちゃんぽん&皿うどん専門店 宝来軒

訪れたのは9月中旬、平日の夕方18時ごろ。地下鉄東西線の葛西駅から環七を10分ほど北上する。と、真っ赤なフードと屋号を染め抜いた暖簾が見えてきた。

環七沿いの長崎ちゃんぽん専門店

店内は結構広い。客席はテーブル3卓、小上がり3卓。2階もあるらしい。先客は2人。ランチタイムの混雑は随分激しいようだが、夜はそんなでもないのかな。

葛西 宝来軒 店内の様子

小上がりの床下にビールやジュースのケースが収納されている。合理的だなーと感心してしまった。

宝来軒 メニュー

メニューはもちろん長崎ちゃんぽんと皿うどんがメイン。特にこの店はちゃんぽんを押さえて皿うどんが一番人気という点で珍しい。お冷を持ってきた女の子はアルバイトかな。

「ご注文はお決まりですか?」
「皿うどんの並(800円)をお願いします」

持ち帰りも可能だそうです

ちなみにちゃんぽんや皿うどんは持ち帰りも可能だ。実際、鍋を持った地元客がちゃんぽん持ち帰りをお願いしていた。皿うどんは5分も経たずに配膳された。

皿うどん 並盛 800円

とりあえず皿がでかい。直径30センチくらいあって、麺も餡も具もたっぷり盛られている。餡の味はあっさり目で粘度は適度。具は豚肉・ゲソ・さつま揚げ・かまぼこ・キャベツ・モヤシ。それと微塵切りの人参も入っていた。意識しないと気づかないほどの大きさで隠し味的に使われていた。

粘り腰のある特徴的な食感の揚げ麺

そして特徴的なのはこの麺だ。かん水多めなのか、黄色が強い細麺で歯ごたえと風味が独特だ。これまで皿うどんというとポリポリと脆く砕ける麺というイメージだったが、ここの麺はゴワっとした粘り腰がある。噛み切らないと切れない程の歯応えだった。

ウスターソースもバッチリ常備!

途中、これまた定番のウスターソースを掛けたりしつつ食べ終えた。うーん、苦しい。「宝来軒」という屋号が気になったので会計の際に件の女の子に尋ねてみた。

長崎中華街の宝来軒さんとはやっぱ関係あるんですか?」
「すみません、ちょっと私は分からなくて……」

厨房の方々に確認してみたかったが、忙しそうだったので帰宅して調べてみた。TwitterFaceBookの公式アカウントによると、佐世保にあった「宝来軒」で修行したそうな。なるほど、佐世保かー。

宝来軒