鹿児島 餃子の王将 中町店
「もし鹿児島を訪れたなら、”餃子の王将”へは必ず立ち寄るべし!!」
鹿児島遠征に参加した塚田亮一さんとクック井上。さん、餃子マニア二人の強い勧めに従い、4月下旬の週末、昼過ぎに「鹿児島 餃子の王将 中町店」を訪問した。天文館エリアにある、鹿児島王将の一号店である。
言うまでもなく「餃子の王将」は京都の地で生まれ、全国に展開する餃子チェーンだ。東日本と西日本で餃子の王将のメニューや価格設定が異なるのは、わりと有名な話。フランチャイズの自由度も高く、中にはタイ料理も出している個性的な店もある。
その中でも鹿児島王将は異彩を放つ存在だ。そもそも「鹿児島 餃子の王将」は昭和53年(1978年)に京都の王将から暖簾分けされた、別会社によって運営されている。塚田さんの記事によると、京セラ創業者の稲盛和夫氏が関わっているらしい。
京セラ株式会社の創業者の稲盛和夫氏が鹿児島王将の設立には深くかかわっています。当時餃子の王将でアルバイトをしていた稲盛氏の義弟が独立を考えていたところ、稲盛氏が当時の餃子の王将の社長にのれん分けのお願いをして鹿児島に別会社を作ったのだそうです。当時はまだFC店の仕組みは無かったのかもしれません。
提供する料理もガラパゴス的に独自進化し、看板のデザインも微妙に異なる。現在、鹿児島県内に8店舗を展開しているそうな。つまり「鹿児島 餃子の王将」も、この土地だけでしか食べられない「土地中華」なのだ。
中華好きメガネおじさんチームはお店の奥の小上がりに着席して、まずはビールで乾杯。お店に入ったのが15:20で、ランチ営業のラストオーダーが15:30。ギリギリセーフで、それぞれ食べてみたい品々をドドドッと注文した。
まずは餃子だ。一人前352円。東京で食べている王将の餃子よりも細長い気がする。焼き加減が良く焼きなのはたまたまだろうか。野菜よりも肉肉しさを感じた。やはり鹿児島の黒豚なのだろうか?
塚田さんやクック井上。さんが、見た目や味の違いを具体的に説明してくれる。それを聞くと王将経験が浅い私でも、「なるほど、たしかに」という納得できた。そういう専門家の解説を目の当たりにできるのも、この集まりならではの面白さだ。
天津飯(748円)も鹿児島王将の独自性があふれる品だ。西日本の「京風ダレ(醤油ベース)」はもちろん、東日本の「京風ダレ」「甘酢あん」「塩ダレ」とも違う、黒酢仕上げの真っ黒な餡が特徴。酸味が聞いているがまろやかでキツくなく、ポン酢ぐらいの仕上がり。卵がフワフワで大好評。
からあげ(693円)は鹿児島出身の料理人・イナダシュンスケさんが、Xの投稿で推していた品。鶏刺しが文化として根付くエリア性のためか、新鮮な胸肉をギリギリの加熱具合で仕上げているのが特徴だ。サクサクでジューシー。大当たり。
中華そば(803円)は出てきた瞬間、ラーメンマニアの井手隊長が驚きの声を上げていた。揚げネギが浮かぶシャバ豚骨スープ。バラチャーシューとモヤシのトッピング。それらのアレンジがとても鹿児島らしいんだそう。まさか王将の中華そばで感動するなんて、その意外さにこちらも楽しくなる。
そして私の本命のヤキソバ(638円)。「あげそば」(803円)や「焼きラーメン」(770円)もあったが、あえてソース味を選択。 京都王将のソース焼きそばと比べると、麺は細めで野菜の切り方も細かく、色も濃くて全くの別物だ。ちなみにイナダシュンスケさんによると、以前の鹿児島王将の焼きそばは太い角麺だったらしい。それも食べてみたかった。
具材は細モヤシ・キャベツ・玉ねぎ・にんじんなどの野菜と、わずかな豚肉。味付けはソースベースだが塩っ気が強めだ。甘めの味付けが多い鹿児島でなかなか珍しいケースかも。全体的にクタッとした仕上がりで、麺と具に一体感がある。酒のつまみとして、めっちゃウメ〜ン!
こちらは変わり種の担々餃子(462円)。ピリ辛の味噌ダレがかかった餃子を、レタスで巻いて食べるというスタイル。これもなかなか乙な味だった。
大人数でいろいろなメニューを注文できたおかげで、短時間ながらも鹿児島王将をしっかり堪能できた。鹿児島でしか味わえない「土地中華」。今なら『愛にいこう。鹿児島』というキャンペーンを利用して、少しお得に行けるはず。ぜひ普段の王将との違いを体験してほしいなあ。
| 店舗情報 | 住所: 鹿児島県鹿児島市中町1-3 営業時間: 11:30~15:30, 17:30~21:15 定休日: 火曜、年末年始 → ホームページ |
|---|---|
| 主なメニュー | ヤキソバ 638円 餃子 352円 天津飯 748円 からあげ 693円 中華そば 803円 瓶ビール 660円 |







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