つり堀 武蔵野園

2017年1月22日

都立和田堀公園の傍に武蔵野園という釣り堀がある。『孤独のグルメ』のドラマ版で紹介されたので知っている人も多かろう。ドラマでは主人公・井之頭五郎が釣りをした後、親子丼と焼うどんを食べていた。

都立和田掘公園 つり掘 武蔵野園

ドラマが放映されたのは2012年の2月だが、訪れたのは昨年の12月。土曜の昼時、高円寺からのバスを降り、落ち葉の敷き詰められた公園を歩く。のどかな一角に目的の店舗を発見。昭和を感じさせる鄙びた店構えだ。

武蔵野園 釣りは1時間700円から

まずは釣りだな。一時間と告げて700円を渡すと、練り餌の入ったボウルを渡された。竹竿一本とタモ網を手に取り、適当な釣り座を選択。片付けをしている若いスタッフたちが和気藹々で楽しそうだ。

一時間で30㎝前後の鯉を3匹あげ

棒浮きとスレ鉤だけの簡単な仕掛けだ。餌を丸めて鉤に付け糸を垂らす。簡単に釣れるだろうと高をくくっていたのだが、思った以上にアタリが渋い。結局、一時間で30㎝前後の鯉を3尾釣り上げた。

つり堀 武蔵野園 食事スペース

釣りを終えて手を洗い、透明トタン屋根の食事スペースへ。周囲も透明シートで覆われていて風は避けられるが若干寒い。キャパは40~50人くらいか。各テーブルに呼び出しボタンがあって意外にハイテクだ。

つり堀 武蔵野園 食事メニュー

メニューは軽食類でバラエティに富んでいる。焼きそばもあるが井之頭五郎リスペクトで敢えて焼きうどん(650円)にしておこう。それと缶ビール(350円)も注文。

焼きうどん 650円

焼きうどんはやや太めでモチモチのうどん玉を使用。具は豚肉・キャベツ・白菜・人参・玉葱。トッピングは花がつおと紅生姜。味付けは甘めのソース味。ケチャップも使ってるのかな?

モチモチ太目、甘口ソースの焼きうどん

焦げ焦げの雑な作りだがかえってそれが美味しく感じる。野菜たっぷりで良心的な印象。味が濃い目でビールに合う。

お会計は丁度1000円。釣りはせずとも食事だけでも良さそうな店だった。家からも割と近いし、また散歩がてら寄ってみようかな。

つり堀 武蔵野園定食・食堂 / 西永福駅

店舗情報TEL:03-3312-2723
住所:東京都杉並区大宮2-22-3 和田掘公園
営業時間:9:00~17:00
定休日:火曜日
主なメニュー焼きうどん 650円 焼きそば 550円

親子丼 700円 オムライス 750円
ラーメン 550円 カレーうどん 750円
生ビール 500円 ビール大瓶 550円