【お知らせ】電子書籍『焼きそばの歴史《上》:ソース焼きそば編』出版

お知らせです。12/15(日)に、Kindle本『焼きそばの歴史《上》:ソース焼きそば編』(1250円)を出版します。

出版社による紙の書籍ではなく、あくまでも電子書籍ですので、お買い上げの際はその点にご注意ください。

この本の目指すところは、日本の焼きそばの歴史を解きほぐすことである。前半を「ソース焼きそば編」、後半を「炒麺(チャーメン)編」と位置づけ、それぞれの歴史の解明を試みたい。

「まえがき」より

そんな主旨で日本の焼きそばの歴史に、自分なりに真っ向から取り組んでみました。ある意味、これまでの焼きそばブログの集大成でもあります。

上巻の『ソース焼きそば編』では、謎の多いソース焼きそばの起源と伝播に光を当ててみました。下巻『炒麺編』は2020年6月頃の刊行を予定しています。かなりガチな歴史本ですので、文字の多いのは苦手という方にはオススメできません。

Kindle本体がなくても、スマホやPCへKindle無料アプリをインストールすれば、お読みいただけます。どこか出版社の目に留まれば紙の書籍になるかも知れませんけど、とりあえずは電子書籍のみの刊行となります。ご興味のある方はぜひお買い上げください。

なお、月額980円のKindle Unlimited読み放題に加入すれば、0円で読むことも可能です。近代食文化研究会さんの『お好み焼きの戦前史』と併せて読みたい方には、そちらをオススメします。

以下、余談。

今回初めてKindle本を出してみましたけど、いろいろ勉強になりました。いわゆる自費出版ですけど、印刷代や製本代が掛からないのでハードルが低いのは嬉しいですね。

一方、epubというファイルフォーマットや縦書きのCSSに悩まされました。テキストファイルからepubへの変換には、でんでんコンバータ―というツールが。縦書きのepubを校正用にPDF化するにはVivliostyle Viewerが役立ちました。