飯田お好み焼店
昨年の10月下旬、大垣で一泊した際に近所で目ぼしい飲み屋をWEBで検索するとある記事が眼に留まった。JRの線路沿いにある飯田お好み焼店。他のサイトの情報は皆無で食べログにも未登録だが、店構えと価格設定に惹かれて行くことに。
18時過ぎ、辺りはもうすっかり暗い。店舗は線路沿いの寂れた商店街にあった。記事の通り、如何にも地元民しか来なさそうな外観である。少し緊張しつつ、えいやっと入店。
店内にはボックス席が4つ。カウンターは無く、昭和40年代の喫茶店のような造りだ。おっとりした感じのおばちゃん店主が「いらっしゃい」と奥から出てきた。
先客は手前の席に常連さんが一人。競輪の新聞をめくりつつビールとお好みで晩酌している。後からもう一人、仲良しの常連がやって来て相席していた。この雰囲気、良いねー。
奥の席に腰掛けてメニューを確認。お好み焼以外にも焼き飯や簡単なツマミ類がある。価格はかなり安い方だ。ネギお好みは薄いネギ焼きかな。焼きそば系は少し離れたところに貼られていた。
とりあえず大瓶ビール(550円)とミックス焼きそば(550円)を注文。キリンラガーを受け取ったあと、女将さんが鉄板で調理を開始。しばらくして楕円形の白いお皿が運ばれてきた。
麺はしなやかで柔らかい平打ちの茹で麺。具は揚げ玉にキャベツ、肉、イカ、エビ。微塵切りの紅生姜と削り節、青海苔がトッピングされ、一番上に目玉焼きが鎮座ましましている。
味付けはオーソドックスなソース味。卓上にコーミ焼きそばソースがあったのでたぶんそれだろう。しっとりした仕上がりでさっぱりした口当たり。実に美味しい。ボリュームもなかなかだ。
大瓶ビールと焼きそばで腹がくちくなったが、つい肉玉お好み焼(400円)をお土産にお願いしてしまった。併せてお会計は1500円。樹脂パックを紙で包装したものを受け取る。宿に持ち帰って、発泡酒を開けて第二ラウンド開始。
お好み焼は中京的な重ね焼きで、二つに折りたたみ切り分けてある。ふんわりした生地でソースが美味い。「値段は高いが良いー味です」ってやつだ。もう完全に腹一杯。これだけ食べて1500円か。
お店を出る際に営業時間を尋ねたら、昼の11時半からだいたい夜9時くらいまでゆるゆるとやっているそうだ。
「こんなおばあちゃんが一人でボチボチやってます、ボチボチ(笑)」
定休日は聞きそびれた。また大垣に来たら寄ってみたい。
店舗情報 | 住所:岐阜県大垣市錦町6 TEL:0584-74-0008 営業時間:11:30~21:00くらい 定休日:不明 |
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主なメニュー | 焼きそば 玉子 300円 肉・いか 350円 肉玉・いか玉・肉いか・エビ 400円 えび玉・いか肉 450円 ミックス 550円 ネギお好み 250円~ お好み焼 400円~ モダン焼き 500円~ |
ディスカッション
コメント一覧
昨日行ったら、営業していない雰囲気。お盆で休んでいたのか、廃業したのか?電話までしなかったので気になります。
Guevaraさん、情報ありがとうございます。
気になりますね。お盆休みであることを願います。