焼きそば専門 オーライ!
8月下旬に大阪・京都・神戸を食べ歩いてきました。今週からしばらく、それら関西方面の焼きそばをご紹介しまーす。
この8月は北海道・新潟に続いて関西へ行ってきた。BABYMETALのライブが主目的だったのだが、関西は最近立て続けに焼きそば専門店が新規オープンしていて、ずっと気になっていた。良い機会なので、ライブ前後に数日休みを取り、それらのお店を食べ歩いてみた。
まずは京都の焼きそば専門オーライ!。2017年5月22日にオープンしたばかりの新店で、店は左京区・京都大学の近くにある。
訪れたのは8月下旬、平日ランチタイム。京阪電車の神宮丸太町駅から徒歩数分。店舗は喫茶店のような造りで、カウンターのみ7席のこじんまりした店舗だ。店主が一人で切り盛りしていて、正午前だったが3人組みの先客がいた。
専門店なので食事メニューは焼きそばのみ。「ソース」「塩と酢」「しょう油ダレ」「オイスター」の味付けが選べ、いずれも650円でブタ・イカ入りとなっている。先客3人と後客1人はソースを食べていた。
どれにしようか悩ましいが、今回の関西食べ歩きではソースが多かったので、敢えて「塩と酢」をお願いした。ちなみに学生証を見せると50円引きになる学割サービスもあるらしい。さすが学生の街だ。
調理は厨房の奥にある鉄板を使用。鉄板に油を引き、具と野菜を広げ、水で解した茹で麺を投入。塩ダレと酢で味付けし、皿に盛り付けて出来上がり。
麺は太めの茹で麺。しっかり焼きあげてあって、ところどころ狐色だ。具は豚肉、イカ、キャベツ。さらに刻み海苔と細いカイワレ大根がトッピングされている。海苔の香りが食欲をそそる。
もっちりした食感の太麺を頬張ると、塩ダレと酢の爽やかな風味が口の中を満たす。肉やイカ、キャベツなど食材の味わいを活かした焼きそばだ。油かすも入っていて、その旨味とクリスピーな歯応えが絶妙なアクセントになっている。うーん、期待以上に美味しいなあ。
食後にアイスコーヒー(300円)をお願いして、店主さんと少しお話。もともとご実家がお好み焼き屋さんで、焼きそばは昔から作り慣れているとのこと。本当は生麺をその場で茹でて……というスタイルをやりたいが、調理の時間や原価などを考えていまの茹で麺に落ち着いたそうだ。仰る通り、飲食店はそういう制約が有る中で試行錯誤しているから、軽々しく生麺の方がとか言えないんだよね。
お会計は950円。塩と酢というシンプルな組み合わせだが、とても美味しい焼きそばだった。次回はソースかな。帰りは腹ごなしがてら鴨川を渡って、河原町通りや新京極界隈を散歩。こういう専門店が京都に出来たのは嬉しいなあ。
店舗情報 | 住所: 京都市左京区吉田下阿達町29-1 ハイツ吉田1F 営業時間: 11:30~19:30 定休日: 火曜、日曜、祝日 → ホームページ |
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主なメニュー | 焼きそば(ブタ・イカ入り) 650円 ソース・塩と酢・しょう油ダレ |
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