プチバカンス もつの華
首都圏から秩父方面へ下道で向かう場合、国道299号線で正丸トンネルを抜けるルートがよく使われる。私もバイクで何度も通った。
その299号沿い、飯能市南川にプチバカンス・もつの華という店がある。知り合いのダー岩井さんのツイートで知ったのだが、もつ煮込みともつ焼きの専門店で、焼きそばもあるらしい。これは行かねば。
訪れたのは6月下旬の土曜日のお昼時。散歩がてら、西武秩父線の正丸駅から徒歩で向かった。国道沿いをくだって、15分ほどで到着。ウッディな造りの温かみのある建物だ。
敷地内にはログハウスやパラソルのテラス席などがまばらに配置されている。ライダーやチャリダーでほぼ満席。高低差あるので上げ下げが大変そうだな。
厨房の2階の窓際に案内されて着席。緑に囲まれ、腰掛けているだけで癒やされそうなロケーションだ。
メニューはもつ煮ともつ焼きの定食がメインだ。それらも気になるが、ここは初志貫徹。もつ焼きそば(900円)と缶ビール(400円)を注文した。
混み合っていて少し時間が掛かるそうだが、むしろゆったりと雰囲気を楽しめるので気にならない。ビールを飲みつつ、のんびり待つ。窓の外を眺めていたら、道路脇に立てていた営業中の幟を12時半くらいで下げていた。早仕舞いもありなんだな。
注文から20分あまりでもつ焼きそばが運ばれてきた。焼きそばだけでなく、いろいろ副菜も付いてくるのが嬉しい。
主役はもちろんもつ焼きだ。表面の脂のテカリと、振りかけられた黒ごまが食欲をそそる。味わいのインパクトも強烈だ。ほんのり辛くて濃厚なタレと香ばしい焦げ目がたまらない。
その主役を支える名脇役が焼きそばだ。細めの蒸し麺とキャベツを炒め、ソースで味付けしたシンプルなソース焼きそばだ。あえて個性を抑え、もつ焼きの美味しさを際立たせている。一緒に食べると、めっちゃウメーン!
ボリュームたっぷりで、麺は1玉半から2玉弱ほどもありそう。さらに味付き玉子やお新香、ポテサラや冷や麦まで付いてくるとはお得だなー。
あれこれ盛りだくさんで、接客もホスピタリティにあふれていた。とても満足度の高いランチで、はるばる甲斐があったというものだ。
帰りは脇道を通って高麗川を眺めつつ西吾野駅へ。再訪できたら定食やもつ煮も食べたいけど、焼きそばもまた食べたいなあ。あー、悩ましい。
店舗情報 | 住所: 埼玉県飯能市南川695-2 営業時間: 11:00~15:00 定休日: 月、火、水 → ホームページ |
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主なメニュー | もつ焼きそば 900円 |
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