やきそば専門店 さぼり

2019年11月12日

7月20日、練馬駅の近く焼きそば専門店がオープンした。東長崎の鉄板居酒屋さぼりが母体で、屋号も同じ。普段、通勤で使っている駅なのだが、通勤路からずれている場所のため、その存在に気付いたのは8月に入ってからだった。

練馬 やきそば専門店 さぼり

訪問したのは8月上旬、平日の夜。さぼりは練馬駅西口を出た高架の北側沿いにあった。右隣はコッペパン専門店、豪雪堂。なかなか尖った店の並びだ。

やきそば専門店 さぼり 店内の様子

間口は狭く、客席はカウンターのみで7席、スタッフは2人。卓上には揚げ玉、紅生姜、マヨネーズなどが並んでいる。20時半くらいの時間帯で先客が2人いた。

やきそば専門店 さぼり メニュー

メニューはもちろん焼きそばばかり。こういうお店だと食券制が多いがこちらは後払い方式だ。名物を謳っている牛すじも捨てがたいが、煮汁の甘味で本来のソースの味が分らなくなりそうなんだよなあ。初回なので避けておくか。

「ご注文はお決まりですか?」
「シーフードやきそば(850円)の大盛りとハートランド(380円)で」
「やきそばのスパイスはいくつにしましょう?」
「えーっと、2でお願いします」

スパイスはゼロから3まで選べる。メニューに辛さの目安が一応は書いてあるが、実際にどの程度かは食べてみるまで分からないから、適当に決めるしかない。店内だと大盛りが無料なのと、ハートランドの生が380円ってのはうれしい。

ハートランド 380円

厨房は少し奥まっていて調理の様子はあまりよく見えず。視界が限られていたが、最初に焼き始めたのは肉と野菜っぽい。麺を茹であげて湯切りしたら、水で洗ったりせずにそのまま広げる。即座にソースを掛けて混ぜ炒め。複数ソース使い分けているようだ。

シーフードやきそば&スープ

できあがった焼きそばをステンレスの皿に盛り付け、スープと一緒に「お待たせしました」と配膳された。見た目は神保町みかさを意識したスタイルのようだ。大阪の水卜もそうだが、潮流として確立しつつあるのを実感する。

焼きそば本体は自家製の太麺を豚肉・キャベツと炒めてある。そこに黄身を崩した目玉焼きとシーフード、茹でモヤシ、長ネギスライス、青のりがトッピングされている。紅生姜と揚げ玉は自分で追加した。

シーフードやきそば 850円

太めの自家製麺はもっちりした食感でクォリティが高い。お店の方の話だと、本店でも焼きそばを出しているが麺が違うそうだ。味付けは甘口のソースをベースに、指定された分のスパイスを加えてあるようだ。スパイスはどろソースかとも思ったが、シンプルに辛さを増しているだけなのかな。スパイス2を指定したが、辛い物好きなら全く問題ないだろう。

シャキシャキ長ネギ

シーフードはエビ・イカ・アサリ(にしては大粒?)が使われていた。旨味がほどよく浸みている。長ネギの風味とシャキシャキした歯ごたえも良い。モヤシはあまり存在意義がわからない。何かしら味付けした方が好みかなあ。

黄身をわざと崩した目玉焼き

玉子を麺に絡めても美味い。これは私の勝手な見解なのだが、神保町みかさの発明の一つに、目玉焼きの黄身をわざと崩している点が挙げられると思う。完全な目玉焼きよりグジャっと潰した方が、麺に絡みやすいのだ。こちらはそれを踏まえているように感じた。麺を洗わずに焼く点も含めて、やはり神保町みかさを彷彿とさせる。

終盤はマヨネーズで味変

終盤はマヨネーズで味変して平らげた。ビールと焼きそばで合計1230円。焼きそば専門店がこれまで無かったエリアだけに貴重な存在だ。焼きそば自体も美味しいし、また仕事帰りにでも寄らせていただこうっと。