【コラム】支那料理屋のヤキソバ考(前編)

唐突ですけど、コラムです。近代食文化研究会さんとのTwitterでのやりとりに触発されたもので、Twitterで連続ツイートするつもりで書きはじめました。しかしあまりに長文になり、あちこち参照するリンクも貼りたいのでブログの記事にしてみました。こういうの考え始めると止まらないんですよね。後編はこちら


大正から戦後に掛けて活躍した古川ロッパ(筆名:緑波)という喜劇役者は、『古川ロッパ昭和日記』でたびたび「やきそば」に触れている。

昭和九年七月四日(水曜)
上海亭で一人でやきそばなど食ひ、座へ帰る。

昭和十一年六月十二日(金曜)
又井口の自動車で神田へ寄り、杏花楼でやきそば食って上野へ。

昭和十一年九月三十日(水曜)
山水楼のやきそばだけで腹をこしらへ、夜十時頃から「ハリキリボーイ」にかゝった。

屋号からするといずれも中華料理、当時は支那料理と呼ばれていた飲食店だ。最後の山水楼は日比谷にあった店で、龍淵という後継店が小淵沢にある。

ソース焼きそばが生まれたのは明治末期から大正時代に掛けて早ければ明治末期、遅くとも昭和初期のこと(2018.04.19 確証が持てないので訂正しました)。もちろん当時の支那料理屋には「やきそば」があった。少し時代が下るが、古川ロッパが食したそれは、どのような「やきそば」だったのか。これまでの食べ歩きや調査をもとに、私なりに考察してみた。

先に結論を述べよう。

東京近郊の支那料理屋の焼きそばの主流は「あんかけ焼きそば」で、硬い揚げ麺か柔らかい焼き麺を選択可能な店が多かった。ただし一部では柔らかい混ぜ焼きそばを提供していた。後者は「上海風焼きそば」とも呼ばれた。

今回はその結論の前半について説明する。

■現存店の多くは「硬・柔」選択可能なあんかけ焼きそば

当ブログの開設からこれまで、明治から昭和初期に掛けて東京近郊で創業した中華料理店や支店・暖簾分けの現存店を、可能な範囲で食べ歩いてきた。その多くは広東料理を謳っていて、焼きそばはあんかけ焼きそばをメインに提供している。しかもほとんどは硬い揚げ麺か柔らかい焼き麺かを選択可能だ。

巴家 (東京都千代田区)

以下に挙げる店は私が実際に食べ歩いた現存店で、「硬・柔」選択可能なあんかけ焼きそばを提供している例である。(カッコ内は創業年)

この中の3軒の大勝軒は人形町系と呼ばれる同系列だ。素直に考えれば、そのルーツである日本橋芳町にあった大勝軒総本店(明38)も「硬・柔」選択可能だったと思われる。また祐天寺・来々軒(昭8)のルーツで東京ラーメンの元祖と呼ばれている浅草・来々軒(明43)も同様に選択可能だった可能性が高い。

さらに私個人は未訪問だが横浜中華街の聘珍楼(明17)・萬珍樓(明25)、日本橋にあった中華こんどう軒(大5)も硬・柔を選択可能な店なのを確認済みだ。銀座アスターは当初アメリカ式中華料理を売りに開業したが、ほどなく本格中華料理店に路線転換し、現在に至っている。

日本橋大勝軒のメニュー

ちなみに大勝軒総本店(明38)では「揚州炒麺」という漢字表記に「ゴモクヤキソバ」という振り仮名を振って提供していた(参考)。戦後すぐの創業になるが横浜中華街・楽園(昭25)も同様の表記をしている。また文献にも散見できるので、当時は「揚州炒麺(ゴモクヤキソバ)」や「肉絲炒麺(ニクヤキソバ)」という漢字表記が定着していたと推測できる。この「揚州炒麺」については後で詳しく検証しよう。

■カタ焼きそばだけの店はレアケース

ところで近代食文化研究会さんの調査によると、当時出版された支那料理の調理本(複数)にはカタ焼きそばしか載っていない。(それも「揚州炒麺」という料理名だ)

実際に揚げ麺だけを提供している例も複数ある。例えば立川・福来軒(大1)は「創業以来の人気と味」と謳って「揚げ焼きそば」だけを提供している。また横浜・奇珍(大7)も揚げ麺しかない。また横浜中華街の海員閣(昭6)も「揚州炒麺(ゴモクカタヤキソバ)」ほか揚げ麺のみを提供している。

福来軒 (東京都立川市)

ただし数でいえば、これらの店はあくまでもレアケースである。当たり前だが揚げる前の麺を柔らかく焼き上げることは可能だし、麺をカリカリになるまで揚げるより、適度に焼く方が時間が掛からない。今も揚げ麺の場合は追加料金が必要な店すらある。

そしてカタ焼きそばしかなかったと考えにくい理由はそれだけに留まらない。そもそもカタ焼きそばは中国には存在しない料理で、当時大陸から連れてこられた中国料理人の多くは、カタ焼きそばを知らなかったはずなのだ。

■カタ焼きそばはアメリカ生まれ

時は1842年。日本は江戸時代、天保年間の頃。阿片戦争に敗北した清国は南京条約で香港島をイギリスに割譲し、さらに広東を含む5港が開港を迫られた。疲弊した清国と混乱する故郷を目の当たりにした広東人は、1848年のカリフォルニア・ゴールドラッシュに活路を求め、大挙して新天地アメリカへと旅立った。

チャプスイ・レストランの看板

その広東人を中心にした中国移民たちの間で誕生し、大流行したアメリカ中華料理が「チャプスイ(Chop Suey)」だ。チャプスイはいろんな野菜や肉を炒め煮し、コーンスターチなどでとろみをつけた料理で、日本で言う八宝菜に近い。サンフランシスコなどのチャイナタウンを中心に、チャプスイはライスや揚げ麺に掛けて提供された。

中国には「伊府麺」という揚げ麺がある。インスタント麺のルーツとも呼ばれ、水を使わずに全卵で打った全蛋麺を油で揚げた、保存性の高い麺だ。この「伊府麺」の発祥には諸説ある。その一つが清朝・乾隆帝の時代の文官、伊秉綬(いへいじゅ/1754~1815年)という人物。「伊」さんの「館(府)」で作られたため、「伊府麺」と名付けられた、それが定説とされている。

伊秉綬(いへいじゅ/1754~1815年)

「伊府麺」を揚げたパリパリの状態で供する調理法は中国にはない。必ずお湯で茹で戻して使う。「乾焼伊麺」という焼きそば的な調理法もあるが、これもやはり柔らかい状態だ。しかしアメリカは自由の国。食べ方だって自由だ。

乾焼伊麺

「伊府麺」は香港や広東で今でも人気で、当時アメリカに持ち込んだ広東人もいたに違いない。その硬いままの「伊府麺」にチャプスイを掛けて出せとリクエストした乱暴な客がいたのだろう。クリスピーな食感が受け、移民の中核である広東出身者にちなんで、「広東炒麺」(Cantonese Chow Mein)という料理名で普及した。これがカタ焼きそばの誕生である。

■南京町の支那料理は当初アメリカ経由でもたらされた

そのアメリカ式中華料理、チャプスイは、明治30年に発行された『社会百方面』という出版物に登場する。これによれば1894年(明27)、日清戦争が開戦する頃には既に「ちやぶちい(=チャプスイ)」が横浜の南京町(現在の中華街)に存在していたらしい。

1894年(明治27年)、既に横浜にチャプスイが!?

当時の南京町は中華街と言うより欧米各国の商人たちが主体だった。中国人も本国から直接来た人々ではなく、それら商人たちの通訳や使用人が主体で、もちろんアメリカからも来ていた。アメリカではこの数年前、1888年(明21)には印刷物にチャプスイが登場している。この頃にチャプスイが日本に持ち込まれていても不思議ではない。それが揚げた麺に掛けるスタイルだったかは不明だが、可能性としては高い。

そしてもちろん中国本土で暮らす一般の中国人はそんな経緯など知らない。広東人もだ。当初は米国滞在経験がある料理人ばかりだったかも知れないが、支那料理屋が増えればそうはいかない。中国大陸や台湾から連れてこられた料理人はカリカリに揚げた「広東炒麺」に戸惑ったことだろう。浅草橋・中華楼(大12)のようにカタ焼きそばの漢字表記を「炸麺」と書き分ける店まで現れる。たしかに字義としてはその方がしっくりくる。

炸麺

■「カタ焼きそば」イコール「揚州炒麺」?

ここまで読んだ方は、「日本では揚州炒麺と呼んでたのなら、中国の揚州にカタ焼きそばがあるのでは?」と思われるかも知れない。その説について検証してみよう。

江蘇省揚州市は揚げ麺と無関係ではない。「伊府麺」の発案者とされる伊秉綬は、広東省恵州と江蘇省揚州の知府を歴任した。そのため伊秉綬の着任地だった揚州も「伊府麺」発祥の候補地とされている。しかし前述の通り、カタ焼きそばのように硬い状態で提供する麺ではない。では「伊府麺」とは別なカタ焼きそばが揚州にあるのか?

中国本土の料理に詳しい酒徒さんのブログによると、上海にある揚州飯店では「揚州炒麺」という名前で揚げ麺のあんかけ焼きそばを提供している。「お、あるのか」と思われるかも知れないが、あくまでも場所は上海だ。現地の揚州ではない。

試しに中国の検索エンジン「百度(baidu.com)」で「扬州炒面」を画像検索しても前述の揚州飯店以外は混ぜ焼きそばしかヒットしない。私が調べた限りだが、現地、揚州市での事例は見つからなかった。「揚州炒麺」というカタ焼きそばが現地に古くから存在する食文化なのか、この時点で疑念が生じる。上海・揚州飯店の創業は戦後の1950年(昭25)だから、日本で修業した料理人が同店に「揚州炒麺」をもたらした可能性もあり得る。

ところで揚州市と同じ江蘇省に属する蘇州市には「両面黄(两面黄)」と呼ばれる伝統的な麺料理が存在する。麺に柔らかい部分を残して両面をカリカリ焼いた麺に、トロミのついた具をのせたあんかけ焼きそば風の麺料理で、カタ焼きそばのように完全に麺を揚げてしまう店もある。1949年の蘇州解放の頃に消失して一旦食文化が途絶えたが、近年、裕興記麺館という店が復活させ、『麺の中の王様、二面黄』というキャッチコピーで人気を得ているようだ。

江蘇料理(日本では上海料理と同一視される)を提供している店では、この「両面黄」表記であんかけ焼きそばやカタ焼きそばを提供する場合も多い。横浜中華街の揚州飯店(昭27)もその一つだ。前述した上海の揚州飯店とはもちろん別経営だろうが、「揚州」を屋号に持つ店が、あんかけ焼きそばを「揚州炒麺」ではなく「両面黄」という表記で提供している点は注目すべきだろう。

そして他にも「揚州炒麺」や「両面黄」がカタ焼きそばのルーツと考えにくい理由がある。料理名の漢字表記ゆれだ。

■漢字表記がバラバラなカタ焼きそば

仮に「揚州炒麺」や「両面黄」がカタ焼きそばのルーツなら、中国語文化圏ではその料理名で伝播するはずだ。しかし事実はそうではない。「揚州炒麺」は戦前の日本、「両面黄」は蘇州。どちらもごく限られた地域での呼び名に過ぎない。

前述の通り、アメリカではカタ焼きそばは「広東炒麺」(Cantonese Chow Mein)という名前で普及した。アメリカだけでなく華僑の多いアジアでもカタ焼きそばは広東由来の料理名が付いている。フィリピンでは「Pancit Canton」、マレーシアでは「Mie goreng kanton」、台湾でも「廣東炒麵」という呼び名だ。

廣東炒麺

日本でも南国酒家(昭36)を始め、「広東炒麺」と呼ぶ中華料理店はかなりの割合で存在する。呼称の広まり方を考慮すると、広東系の移民が前述の揚げ麺「伊府麺」をアメリカに持ち込み、それがカタ焼きそばに変化した可能性がさらに高まる。

広東炒麺・南国酒家

参考までに述べると、当の広東ではカタ焼きそばを「煎麵」と呼ぶのが一般的だ。中国本土の他地域では「脆麺」「脆炒麺」と呼ぶ地域もある。日本では前述の通り「炸麺」表記が普及して辞書にまで載っている。ただし現在の中国本土で「炸麺(炸面)」はドーナツや揚げパンを意味し、カタ焼きそばのつもりでも通じない。また、現在の日本の中華料理店では「五目焼きそば」の漢字表記は「什景炒麺(炸麺)」「什錦炒麺(炸麺)」というのが一般的である。

什景炒麺

このようにカタ焼きそばの呼び方・漢字表記は中国語圏でも統一されておらず全くバラバラだ。アメリカ大陸を原産地とする七面鳥の呼び方が各国でたらいまわしにされている、なんて笑い話を思い出す。ここまで漢字表記がゆれるのも、カタ焼きそばが中国に存在しなかった証拠といえよう。

「揚州炒麺」という料理名も正式なものではなく、あくまでも明治・大正期に日本へカタ焼きそばを伝えた料理人がたまたま使っていた呼び名でしかない。もしかしたら「炸麺」と同じように「広東炒麺なんて料理は広東にない」と思った広東出身の料理人が、勝手に創作した名前かも知れない。『もう一つの伊府麺ゆかりの地、揚州の料理だろう』とか『麺を揚げる「揚式」だから「揚州炒麺」と呼んでおこう』くらいの適当さで。

■「硬麺」があるなら、「柔麺」も選べたはず

カタ焼きそばの論考が長くなってしまった。当時の中国人シェフ自身がカタ焼きそばに馴染みがない。また、カタ焼きそばの方が手間が掛かる。それらの点を考慮すると、料理人としては「柔らかい」選択肢を用意するのが自然な流れだ。「硬」があるなら「柔」も選べたはずである。

私が食べ歩きした店はもちろん全て代替わりしているし、味やメニュー構成も変化していることだろう。ただ、中華料理のあんかけ焼きそばというジャンルは、幸か不幸か、これまで大きな流行が皆無だった。汁麺や四川料理のような戦後の影響は考えづらく、これだけ数が揃うと、さすがに「硬・柔」選べる店が一般的だったと捉えるのが妥当だと思う。

以上、戦前の東京近郊の支那料理屋ではあんかけ焼きそばが主流で、硬い麺か柔らかい麺か選べる店が一般的だった、というのがここまでの論旨だ。では混ぜ炒めた焼きそばはあったのか? それについては後編にて。

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祐天寺 来々軒 (東京都目黒区)

焼きそばの歴史を辿ると、自然とラーメンの起源を辿る道と重なる。そして必ず通過するのが、1910年(明治43年)に浅草で創業した支那そば屋、来々軒だ。諸説あるが東京ラーメンの発祥店として知られている。

浅草の来々軒は三代目店主の出征に伴い、残念ながら太平洋戦争中に閉店した。しかし暖簾分けなどでその味は受け継がれている。そのひとつが祐天寺にある来々軒、今回紹介する中華料理店である。

昭和8年創業 祐天寺 来々軒

こちらのサイトによると、浅草来々軒で料理長をされていた傅興雷(フコウライ)という方が創業者。1933年(昭和8年)、大森に暖簾分け店を出し、翌年にここ祐天寺へ移転したらしい。現店主はそのお孫さんだとか。

祐天寺の来々軒を訪れたのは2月下旬の土曜日。駅から数分の位置に赤いファサードの店舗があった。「元祖東京ラーメン」「全国来々軒のルーツ」のポスターを横目に入店。

祐天寺 来々軒 店内の様子

フロアはなかなかの広さで、大小のテーブルが10卓ほど配置されている。土曜の昼下がりで8割くらいの客の入り。私のような一人客は最も広いテーブルへと促され、緩い感じの相席となる。

祐天寺 来々軒 メニュー

さて、メニュー。浅草来々軒は当初「支那そば、ワンタン、シウマイ」というシンプルな構成だったらしいが、こちらはさすがにかなりちゃんとした料理が並んでいる。焼きそばも6種ある。こちらと同じく浅草来々軒をルーツに持つ千葉の進来軒にもあんかけ焼きそばがあるから、浅草来々軒でも焼きそばを提供していた可能性は高そうだ。

瓶ビール 600円

注文したのは五目焼きそば(990円)、焼売(650円)、瓶ビール(600円)。ビールは浅草にちなんでアサヒを指定。

「焼きそばは柔らかい麺でよろしいですか?」
「はい」

注文から3分も経たずに焼きそばが運ばれてきた。早い。焼きそばの麺は茶色い蒸し麺。細麺で歯ごたえがあり、鍋肌で焼き付けてある。隣の人の汁麺も細いストレート麺だが色が全然違う。生麺の状態では同じ麺かも知れないが、茹でるか蒸すかで使い分けているのだな。

五目焼きそば 990円

餡はゴマ油が香るマイルドな醤油餡。具は豚肉、赤チャーシュー、エビ、干し椎茸、たけのこ、白菜、人参、青菜、うずらの卵。具だくさんで餡の水分はやや少なめ、粘度は普通。

具だくさんです

麺に具と餡を絡めて頬張る。カリッとした焼き目と蒸し麺ならではのもっちり歯応えに、それぞれの食材の芳醇な味わい、餡の風味が加わって、ひとくちひとくちが楽しい。当時そのままの味かどうかは知るよしも無いが、こりゃ文句なく美味しい。

焼いた麺が美味いんです

ちなみに同じテーブルで他に2人焼きそばを食べていたが、たまたまなのか二人とも女性で柔らかい麺だったのが面白い。中華の老舗で年齢高めの女性客を見かけた場合、あんかけ焼きそばを注文する率が高い気がする。もしかして汁麺より需要があるのかも知れない。

焼売 650円

焼売はだいぶ後からやってきた。蒸したてで熱々。肉がギュッと詰められ、天辺にエビがあしらってある。酢とカラシをつけて頬張ると、肉とエビの旨味で口の中が満たされた。すっかり餃子に主役を奪われた感があるが、なかなかどうして、ポテンシャルは相変わらずだ。

会計は2240円。はー、食べた食べた、満足満足。今度は仕事帰りにでも足を延ばして、元祖東京ラーメンと80年来の名物という揚げワンタンを食べてみたいなあ。

来々軒

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【Retty】豪快なトッピングの「のっけ焼きそば」

Rettyグルメニュースに新しい記事を寄稿させていただきました! 「なんぞこれ」と疑問符が湧いちゃう焼きそばでーす。

豪快なトッピングの「のっけ焼きそば」がインパクトありすぎ!しかもウマいだと…!

豪快なトッピングの「のっけ焼きそば」

最近のブログでも紹介していますけど、変わったトッピングの焼きそばと遭遇する機会がなぜか増えてきたので、記事にまとめてみました。どの焼きそばも盛り付けが面白いだけじゃなく、ちゃんと味も美味しいんです。ぜひ記事を読んで、あなたも訪問してみてください!

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【イベントレポート】かんぽ Eat & Smile [email protected]渋谷ヒカリエ~2/28

渋谷ヒカリエの11Fで2/28まで開催されている「かんぽ Eat & Smile Cafe」。先週末、早速行ってきました! ちょっと遅くなってしまいましたけど、レポートしますね。

渋谷ヒカリエ エントランス

JR渋谷駅からコンコースを抜けてヒカリエに到着すると、ババーンと同企画の案内が! なんか凄いメンツに囲まれてツルンとしたおっちゃんの写真。はい、私です。

かんぽ Eat & Smile Cafe

ご覧の通り、食べあるきオールスターズ「食べあるキング」の仲間がコラボしている企画なんですよねー。で、11階のレストラン、シアターテーブルでプロデュースしている料理がこちら! ドンッ!!

はっしーさん&田中里奈ちゃんと

ではひとつずつ説明していきますー。まずは私がプロデュースする「ウスターソース香る、焼きそば風スパゲティ」

ウスターソース香る、焼きそば風スパゲティ

定番のトマトソースにウスターソースを加えた焼きそば風味のスパゲティ。根菜がゴロゴロ入っていて食べ応えもあり!トッピングで一番に目を引くであろう、青ノリと紅生姜入りのカリカリ焼きチーズ=クロッカンテには特に注目。懐かしさの中に斬新さも感じる味わいですよ。

フォトジェ肉!ローストビーフ丼2018

続いてはフォーリンデブはっしーさんがプロデュースする「フォトジェ肉!ローストビーフ丼2018」。前回、大人気だったメニューがさらにパワーアップ! バジルライスをローストビーフで巻くという王道な食べ方から初めて、カラフルな“おいり”やスポイトのレモンオイル、中央の卵黄など味変要素も多々あり。大満足の一皿です。ここまでの2品はランチ限定です。

玄米パスタで作る豆乳クリームの納豆パスタ

こちらは田中里奈さんプロデュースの「玄米パスタで作る豆乳クリームの納豆パスタ」。実際に食べてみて玄米パスタのしなやかな食感、もちもち具合に驚きました。ソースは豆乳と生クリーム、具は納豆とアボカドという豆&豆でイソフラボーンな味わいを、温玉+トビッ子という玉子&玉子コンビが迎え撃ちます。これ嫌いな女子いないんじゃないかな。こちらはランチでもディナーでも提供されていますので、ぜひお試しあれ。

デザートにいただいたのは、あおい有紀さんプロデュース「八海山ジュレに浮かぶ酒粕パンナコッタ」。ディナーだけの提供ですが特別に出していただきました。なのに写真を撮り忘れるという大失態……(T_T) 公式からお借りしておきます。

八海山ジュレに浮かぶ酒粕パンナコッタ

お酒が好きな人って、甘い物が苦手だったりするじゃないですか。ですけど、これはぜひとも日本酒が好きな人に食べて欲しいです。酒粕入りパンナコッタと日本酒入りのジュレは、完全に呑兵衛をロックオンしています。イチゴに甘酒ソース、桜の花の塩漬けいりバニラアイスなど一口ずつ別々に食べ、そのあとであれこれ一口で頬張るとヤバいですよ。マジで。

最後はへんてこ八坂さんがプロデュースする「チーズonチーズ! チーズスフレオムレツ」。ディナーのみの提供で実は私、未食なんです……写真も公式からお借りしました。

チーズonチーズ! チーズスフレオムレツ

ふわふわのチーズスフレだけでも食欲をそそるのですが、それに加えて注文するとドでかいチーズの塊が運ばれてくるんです。その場で削りだしたラスパドゥーラチーズを好みの量掛けるんですが、そのパフォーマンス自体が注目の的! 試食の際に拝見したんですけど、大迫力でした。あー、食べたい。開催は28日まで。残りはわずか1週間! 絶対いかなきゃ!

ついつい写真を撮りたくなる

どの料理も盛り付けが美しいので、テーブルに運ばれてくるだけで「ワーッ♡」って盛り上がるんですよね。この日集まった食べあるキングのメンバーも、企画のことをしばし忘れて、写真を互いに撮り合ってました。ついつい笑顔になっちゃう、まさに Eat & Smile なカフェなのです!

しつこいようですけど、開催は28日まで! 全て期間限定のメニューですので、この機会を逃したら食べられません。お友達やご家族でお誘いあわせのうえ、おいでくださいませ~。

かんぽ Eat & Smile Cafe

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鉄板焼 すみだ (東京都中野区)

西武新宿線・沼袋駅の北口のあたりは、狭い道が入り組んでいて隠れ家的な飲食店も多い。鉄板焼すみだもその一つ。入口が正面ではないので、ちょっと迷うかも知れない。

沼袋 鉄板焼 すみだ

すみだを訪れたのは、2月中旬の平日20時過ぎ。以前も来たことがあるのだが、数年ぶりだ。店内はウッディな民家風の造りで、客席は鉄板に面したカウンターが10席のみ。和装に割烹着を纏った品の良い女性店主が独りで切り盛りしている。

入口で靴を脱ぐと店主が笑顔で空席へと促してくれた。カウンターは半分ほど埋まっており、客同士が楽し気に会話している。ただ声のトーンは抑制されていて、全体的に静けさを保っていた。適度な緊張感と居心地の良さが両立している稀有なお店なのだ。

キリンブラウマイスター 600円

まずは生ビール。こちらではキリンブラウマイスター(600円)を提供している。ぐびっと煽り、喉を潤す。お通しはもやしナムル。酸味が効いていて、歯応えが楽しい。一杯目はすぐに飲み干して、生ビールをお代わりした。

鉄板焼 すみだ フードメニュー

品書きはもちろん鉄板焼が主体だ。厨房の壁の黒板には日替わりのオススメもあり。酒好きなら誰もが目移りしてしまいそうなラインナップで、私もいきなり熟考してしまった。

とうふ田楽 500円

一品目は、とうふ田楽(500円)。一口大の豆腐を鉄板で焼きあげ、柚子胡椒と青唐辛子、二種類の味噌を乗せたもの。青唐辛子の方は特に辛く、なかなかの当たり具合。辛い物好きな私だが、額から汗がじんわりとにじむ。普段はここまで辛くないとのことだが、好みの味だった。

安芸虎・純米 800円

田楽をつまむ途中で日本酒に移行。店主が高知県出身とのことで、日本酒リストの筆頭にあった安芸虎・純米(800円)を。小さな一合瓶からショットグラスに注いで、つっと飲み干す。「一滴覺爽快」の謳い文句通りの味わいだ。

牡蠣バター焼き 1000円

続いて注文したのは牡蠣バター焼き(1000円)。油を引いた鉄板に牡蠣を乗せ、両面を軽く焼いてから蓋を被せてしばし蒸し焼きに。頃合いをみて仕上げにバター。焦げる匂いが食欲をそそる。牡蠣は大粒でプリプリ。シンプルだけどやはり美味しい。

そして〆にきのこ焼きそば(900円)とウーロン割り(550円)を注文。ウーロン割りやサワー類の中は、千亀女という麦焼酎を使っているらしい。

きのこ焼きそば 900円

きのこ焼きそばは市販の蒸し麺を使い、時間を掛け丁寧に焼き上げていた。麺自体はカリッっとした歯ごたえを出し、全体的にはふんわりと仕上がっている。こんな感じで焼き上げるのが、意外となかなか難しいのだ。

醤油風味の乙な味

きのこ焼きそばの名前通り、具はブナシメジやエノキダケなどのキノコ類がメイン。ベーコンやピーマンも使われている。味付けは醤油風味で、まさに乙な味。お酒にも合う、〆にピッタリな一皿だった。

隣に一人でいらしたお客さんとつい話し込んで、お会計は4950円。ご無沙汰してしまったけど、落ち着いた雰囲気の良店なのは相変わらずだった。自宅からも近いので、今度は広島お好み焼きかソース焼きそばを食べてみようっと。

鉄板焼 すみだ

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【ラジオ出演】2/19~22 J-WAVE「STEP ONE」

ラジオ出演のお知らせです!

2/19(月)から2/22(木)の4日間、J-WAVE「STEP ONE」という番組の、「セブンイレブン ランチハンター」というコーナーに出演します。今回はあんかけ焼きそばの特集で、毎日1店舗、4日間で4店舗をピックアップさせていただきました。毎日ちょっとだけ出演して、どんなお店なのかを簡単にご紹介する予定です。

【出演番組】 STEP [email protected]
【出演コーナー】「セブンイレブン ランチハンター」
【放送日時】2/19(月)~2/22(木)  11:45頃~11:55頃まで
【公式サイト】https://www.j-wave.co.jp/original/stepone/lunchhunter/

J-WAVE STEP ONE

実は昨年5月にも「ランチに食べたい絶品焼きそば店」という特集で出演させていただきました。その時のバックナンバーはこちら。

・焼きそば専門店りょう(浜松町)
オフィス街、がんばる会社員のやる気を支える、特製焼きそば!

・鉄板バル 魂の焼きそば(門前仲町)
鉄板バルが焼き上げる、魂の塩焼きそば

・梅林(五反田)
ボリューム満点!老舗中華料理屋のソース焼きそば

・中国料理 太湖飯店(水道橋)
鶏レバーがアクセント!麺がカリッと美味しい、老舗の五目焼きそば

今回もお腹の空くお昼休み直前の時間帯。皆様、ぜひお聴きください!

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Asian Cuisine A.O.C. (東京都港区)

ある日、麻布十番で蟹と目が合った。

蟹と目が合った

もちろん生きている蟹ではない。どこでランチを食べようかとぶらぶら歩いて、目に入った立て看板の写真である。

歩道に置かれた立て看板

抱卵中のように蟹が抱えているのは麺らしい。蟹のパスタなら割と見かけるが「Asian Lunch」と書いてある。もしかしたら焼きそばかも知れない。気になる。よっしゃ、確かめてみよう。

麻布十番 Asian Cuisine A.O.C.

矢印の先へ向かってみると、「Asian Cuisine A.O.C.」というアジアンレストランを発見。あとで知ったが、六本木の人気店、「東京バル ajito」の系列店で昨年3月にオープンしたそうな。

麻布十番 A.O.C. 店内の様子

ドアを開け、日本離れしたセンスの内装にちょっと驚いた。凝ってはいるが気取ってないのが好印象。メインの通りから離れている上に、ピークタイムは過ぎていたので思ったより空いている。

麻布十番 A.O.C. ランチメニュー

ランチメニューにはエスニック料理がいろいろ並んでいる。「アジア料理」を看板に掲げているだけあって、ジャンル・国も多種多様だ。どれも美味しそうだが、カニ関連の麺料理は見当たらない。

麻布十番 A.O.C. グランドメニューから抜粋

目的の品はグランドメニューに載っていた。「丸ごと渡り蟹の濃厚蟹味噌炒め麺(1480円)」、これだ。ジャンルと言うか国は一応「中華(China)」になっている。英語表記は’Snow crab Stir-fried Noodles’。

蟹の旨みと特注もちもち中華麺。たっぷりの蟹味噌で和えた贅沢な一皿。たっぷりの香草を添えて。

「炒め麺」「Stir-fried」。焼きそばと分かって心の中でガッツポーズ。ランチでもこの品を注文できるか訊いたところ、OKとのこと。やがて運ばれてきたカニ乗せ焼きそば。盛り付けのインパクトが凄い。

丸ごと渡り蟹の濃厚蟹味噌炒め麺 1480円

麺はもちもちの太麺。カニ味噌をベースにしたソースを絡めて炒めてある。そこに砕いたナッツとパクチー、そして渡り蟹が豪快にトッピングされている。

豪快にトッピングされている渡り蟹

甲羅の内側は全てこそぎ落として、ソースに使われていた。メニュー名の通り、濃厚な旨味に加え、エスニック風に軽くスパイスを利かせてある。パクチーやナッツとの相性、食感の組み合わせもばっちりだ。

蟹味噌の濃厚な旨味

足には身肉も残っていた。カニ専用ナイフなどがないので、細い脚まで解すことはできなかったが、太い付け根の身などは美味しくいただけた。昨年、サンフランシスコのCrustaceanで食べたローストクラブ・ガーリックヌードルを思い出す。

足には身肉もたっぷり

そして蟹に興味が集中してしまいがちだが、実は麺自体のクォリティが高い。蟹味噌をまとった麺にはちょっと手もみ風の縮れが入っていて、太さや食感・風味など申し分なし。

麺自体のクォリティが高い

「この麺、浅草開花楼っぽいな……」

単なる印象が食べているうちに確信に変わってきた。どうにも確かめたくなり、後日再訪して店の人に訊いてみたらドンピシャ正解。特注した麺を浅草開花楼から仕入れているとのこと。まぐれでもこういうのが当たると嬉しいものだ。

サービスで食前にはランチ用のサラダも出していただけた。お会計は税込みで1598円。いやー、大当たりの焼きそばだった。街中でカニと目が合ってラッキーだったなー。

パッタイ ランチ1000円

その後も何度かこちらのお店をランチで利用している。パッタイは桜えびや厚揚げ、たくわん入りで自分好み。パッタイになぜ細切りのたくわんが入っているのかは、大久保のクンメー本店の記事をご一読あれ。

トムヤムラーメンランチ1000円

また、トムヤムラーメンも浅草開花楼謹製の特注麺を使っていて、辛さと酸味が癖になる美味しさだった。どの料理も通常のエスニック料理というよりは、一度アメリカ辺りを経てスタイリッシュに洗練されたアジア料理をイメージすると良いかもしれない。まだそれほど知られていない穴場だけど、そのうち混みそうな予感がするので、興味ある方は空いているうちに訪問することをオススメしますよ。

アジアン キュイジーヌ エー・オー・シー

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【TV出演】2/11 日テレ系『シューイチ』

テレビ出演のお知らせです! 日テレ系で2/11(日)に放送される『シューイチ』にたぶん出ます。というか、この告知書いてるの、放送始まってからですけどね。すみません。良かったらご覧ください。

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【イベント】2/15~28 かんぽ Eat & Smile [email protected]渋谷ヒカリエ

イベントのお知らせです! 最初に短くまとめると……

『2月後半、渋谷ヒカリエ11Fでランチタイムに「焼きそば風スパゲティ」を食べてね』

です。ではどういうことか説明しまーす。

かんぽ生命さんが『「食」を通じた健康づくり』というテーマで取り組んでいる「かんぽ Eat & Smile プロジェクト」と、食べあるきオールスターズ食べあるキングが連携したコラボレーション企画に、私も食べあるキングの一員として協力させていただくことになりました!

かんぽ Eat & Smile Cafe

渋谷ヒカリエ11階のTHE THEATRE TABLEにて、2/15から28まで「かんぽ Eat & Smile Cafe」が開催され、食べあるキングのメンバーがプロデュースするオリジナルメニューが提供されます。食べあるキング・焼きそば担当の私がプロデュースするのはこちら、「ウスターソース香る、焼きそば風スパゲティ」

焼きそば担当としてプロデュース

ウスターソースを使った焼きそば風のスパゲティは当ブログでも何度か取り上げて来ました。それらも意識しつつ味と健康を両立させたのが今回のメニュー。自信を持ってオススメできる一皿です。特にトッピングで一番に目を引くであろう、青ノリと紅生姜入りのカリカリ焼きチーズ=クロッカンテをぜひ味わっていただきたいですね。

なお、私が担当した「ウスターソース香る、焼きそば風スパゲティ」ランチタイムのみの提供です。また、2/15(木)はディナーメニューのみのため、ランチメニューは2/16(金)からの提供となります。ご注意ください。

ウスターソース香る、焼きそば風スパゲティ

私以外の食べあるキングメンバーがプロデュースする品も美味しそうなものばかりですよ!

●肉・ご飯担当:フォーリンデブはっしーさん
「フォトジェ肉!ローストビーフ丼2018」(ランチ)

●女子会グルメ担当:田中里奈さん
「玄米パスタで作る豆乳クリームの納豆パスタ」(ランチ・ディナー)

●へんてこグルメ担当:へんてこ八坂さん
「チーズonチーズ! チーズスフレオムレツ」(ディナー)

●日本酒担当:あおい有紀さん
「八海山ジュレに浮かぶ酒粕パンナコッタ」(ディナー)

それぞれの得意分野を生かしたメニューを、ぜひ味わってください。詳しくはこちらのページを!

あ、イベント期間中、ランチタイムオリジナルメニューを注文する際、かんぽ生命さんのページを提示すると、1メニューにつき200円割引になるそうです。また、オリジナルメニューの収益の一部は、『子どもの食生活応援プロジェクト』を支援するセカンドハーベスト・ジャパンの寄付金に当てられるそうです。頭の片隅に入れといていただけると嬉しいです。

そんなわけで、

『2月後半、渋谷ヒカリエ11Fでランチタイムに「焼きそば風スパゲティ」を食べてね』

という結論なのでした!! みなさま、よろしくでーす。

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大露路(おおろじ) (東京都港区)

1月某日、汐留で夜に用事があった帰り道。あまる訪れることがないエリアなので、新橋で一人飲みしていくことにした。向かっった先は大露路(おおろじ)という大衆酒場だ。つまみが一品300円均一というセンベロ好きの間では有名なお店で、前から一度来てみたかった。ただ、ほとんど予習はしていなかった。

新橋 大露路(おおろじ)

店内にはテーブルが4卓のみ。一人分のスペースは狭い上、席数いっぱいまで詰められて、ギューギューに犇めいている。手前テーブルの奥へと促されて着席。もちろん相席だ。厨房に背を向ける形、かつ飲み物メニューの真下なので、品書きがほぼ一切見えない。予習なしでメニューが見えないという、かなりツラいポジションだ。

キリンラガー大瓶 550円

メニューが見えないので、どんな酒があるのかもわからず。とりあえずあるであろうビールの大瓶(550円)を注文。銘柄を訊かれ、キリンラガーがドーンと置かれる。お通しはゆでもやし。相席している女性二人組が食べていたお新香(300円)も注文したら、これはしょっぱすぎて失敗。血圧を考えると箸が進まず。ただ、それ以外はどれも大当たりだった。

肉豆腐 300円

2品目に頼んだのは、同じく相席組が食べていた肉豆腐(300円)。一味唐辛子を振り掛け、箸で豆腐を割り、肉と一緒に頬張る。うむうむ、この味この味。ボリュームがあって、肉もたっぷり。熱々でたまらん。大正解。しかし隣が食べてるものしか注文できないのは厳しいな。首と腰を極限までひねって厨房のメニューを確認。視界に入ったメニューで今後の戦略を立てる。

トマトハイ 300円

しばらくして三人連れでやってきたサラリーマンに囲まれた。この店には慣れているらしく3人ともトマトハイ(300円)を飲み始める。「なるほど、そういうドリンクもあるのか」と自分も注文。ふむふむ、美味しい。地元野方の秋元屋などでトマトハイは飲み慣れているが、やっぱ美味いな。

ハムメンチ 300円

ハムフライを頼んだら、量が多いので何かと合い盛りにすることを薦められた。例えばメンチとかマカロニサラダとか。そっか、他の人が「ハムメンチ」「ハムメンチ」と注文していたのはそういうことだったのか。ということでハムメンチ(300円)。

分厚いハムが嬉しい

まずはハムフライにかぶりつく。カリッとした衣に分厚いハム。こりゃ美味い。メンチの中身はカレー味。こちらも負けじと美味い。どちらもたっぷり掛けられているソースがあう。食べごたえがあって酒も進む。トマトハイ(300円)おかわり。

ソース焼きそば 300円

締めはもちろんソース焼きそば(300円)。中細の蒸し麺にキャベツ、もやし、人参。トッピングは青のり、紅生姜、白胡椒。そしてタコのぶつ切りが入っている。この店の焼きそばの口コミをちょっと調べたが、タコに言及されているのはみあたらなかったので、たぶんたまたまなのだろう。

タコが入っておりました

味付けはオーソドックスなソース味。だが、それがいい。「良い居酒屋の焼きそばは野菜たっぷり」というのが私の持論。栄養が偏りがちな呑兵衛への優しさの現れだと信じているのだが、そこにタコも加わった。高たんぱく低カロリー。タウリンと亜鉛。これで300円て、愛にあふれているなあ。

相席したサラリーマンとわいわい楽しんで、お会計は2350円。「この店で2000円越えはなかなかない」と言われた。まあ良く食べたからなあ。お腹も心も満たされた。またこのエリアを訪れたら、ふらりと寄り道してみようっと。

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