大金星 総本店 (東京都江東区)

「お値段以上の大衆居酒屋」というキャッチコピーで都内に10店舗を展開している居酒屋チェーン、大金星。このチェーンがかなり焼きそばに力を入れている。とある焼きそば好きのグループに誘われ、大金星本店で飲む機会があったので紹介しておこう。

大金星 門前仲町本店

大金星は2009年1月に田町にて1号店を開業し、現在は2014年にオープンした門前仲町店が総本店となっている。訪れたのは2月中旬、平日の19時ごろのこと。客席は1階と2階に分かれ、我々のグループは2階の座敷席にいた。仕事を終えて駆け付けたので、自分が最後だ。

キンキンに冷えたジョッキで乾杯

「お待たせしてすみませーん」と頭を下げつつ、男性5人で乾杯! 生はサッポロ、瓶も赤星がある。うーん、もうそれだけで好きになりそう。ジョッキがキンキンに冷えていて、泡の外周が半分シャーベット状になっている。2月にはちょっと冷え過ぎだが、夏なら最高だろうねー。

モツ焼き おまかせ5本 800円

つまみもあれこれ頼んだが、代表的なものをピックアップしておこう。まずはモツ焼き。焼きそばに次ぐ大金星の看板メニューだ。新鮮朝挽きを謳っていて、おまかせ5本で800円。単品だと1本160~200円。私が普段行く秋元屋なんかに比べると若干お高めだが、一切れが大きいので許せてしまう。焼き加減も上々だ。

牛すじ煮込み 580円

煮込みは豚モツを使った白みそ仕立てのもつ煮込み(390円)と、牛すじを使った牛すじ煮込み(580円)の2種類ある。注文したのは後者。甘目の醤油仕立てでとろっとろに煮込まれている。コンニャクも良いアクセントになっていた。

円盤焼き餃子 460円

円盤焼き餃子(460円)はパリパリの羽根つきタイプ。箸で崩しながら取り分け、タレに付けて頬張る。ビールに合わないわけがない。焼きむらがあるのはご愛嬌。その他、つゆだくの揚げ茄子(460円)や大人の麻婆春雨(680円)などを平らげた。

大金星 メニューの一部

そして締めの焼きそば。こちらでは「屋台風鉄板夜鳴き焼そば」というのが正式な商品名で、面白いのがその注文方法だ。焼きそばは毎時ゼロ分、1時間置きに焼きあがる。その30分前に各テーブルへスタッフが注文を取りに来るという独特なシステムを採用している。

大金星 焼きそばメニュー

無印の焼きそばは390円とかなりリーズナブル。さらにもろもろトッピングした「のっけ盛」というオプションも用意されている。例えば目玉焼き盛は600円。目玉焼きで200円以上アップというと高い気がするが、実は目玉2つのトッピングなのでそこまで割高というわけではない。

「どれにしましょうか?」
「一通り頼みましょうよ」
「5人いるから喰えますよね」
「オム盛は被るから、それはチーズオム盛の方で」
「じゃ目玉焼きとチーズオム、ネギぼっかけね」
「あと普通の焼きそばも忘れずに」

結局、焼きそばを4つも注文してしまった。店員さんも苦笑いしている。5人グループとはいえ、これまで散々食べているのに皆、良く食べるなあ。人のこと言えないけど。1時間に1度きりという機会損失も心理的に作用しているのかも知れない。

屋台風鉄板夜鳴き焼そば 390円

30分後、まずやってきたのはノーマルの焼きそば(390円)だ。麺は太めの角麺。ソースは割と濃厚な甘目のソース。具は粗挽きの豚ひき肉にキャベツ。花鰹に青海苔がトッピングされ、脇に紅生姜が添えてある。

もっちり太麺に濃厚ソースが合うんです

モッチリとした太麺にコッテリとした味付けがマッチしている。粗挽き肉やクタッとなったキャベツの食感、コクも良い。さすが看板メニューだけあって、こだわりを感じるソース焼きそばだ。つまみに良し、締めに良し。この食べ応えで390円ってのはお得だなー。

焼きそばのっけ盛 3種

目玉焼き盛(600円)とチーズオム盛(700円)は、デフォルトでマヨネーズが格子状に掛けられている。どちらもソースに加え、卵とマヨの風味が味わいの濃厚さを増していた。ぼっかけの甘味とネギが爽やかさを活かしたネギぼっかけ盛(750円)もひと味違った美味しさだ。ただ、とりあえずはノーマルを試すのが良い気がする。基本は大事だからね。

一通り平らげてお会計。門前仲町と言えば、つい先日も鉄板バル・魂の焼きそばなる店ができたばかりだ。ソース焼きそばとアルコールの親和性はかなり高いので、今後も焼きそばを売りにした酒場が増えてくるような気がする。飲み過ぎに注意せねば。

大金星総本店 門前仲町店

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あぺたいと酒場 月島店 (東京都中央区)

新高島平に本店を構え、創業30年に及ぶ焼きそば専門店・あぺたいと。日田の想夫恋をルーツとする両面焼きそばは根強いファンを多く持ち、首都圏に5店舗を展開している。最近、東京に焼きそば専門店が増えているが、生麺を使ったハイレベルな焼きそばの先駆者として外せない店だ。

そのあぺたいとが、2月9日にオープンした複合飲食施設・月島宴会博物館で新業態の店を始めたそうだ。施設のサイトでは単に「あぺたいと」となっているが、あぺたいとの公式サイトの表記に倣って、当ブログでは「あぺたいと酒場 月島店」と呼んでおこう。メシコレのキュレーター仲間・ぼさのばさんを誘って早速訪問してみた。

あぺたいと酒場 月島店@月島宴会博物館

訪れたのは3月上旬、平日の20時近く。月島宴会博物館は地下鉄の月島駅と勝どき駅の丁度中間あたり、清澄通りともんじゃストリート四番街を結ぶ横道沿いにあった。以前紹介した老舗のもんじゃ屋、好美屋からも近い。表通りに案内が出ていないので、ちょっと迷うかも知れない。

あぺたいと酒場 月島店 店内の様子

建物は3階建て、打ちっぱなしに軽く内装しただけの簡素な造りだ。1階と2階に2店舗ずつ飲食店が入り、3階は貸切の宴会場、屋上ではBBQもできるらしい。あぺたいとはその1階に入っている。

あぺたいと酒場 月島店

フロアは空いていたので適当なテーブルに腰掛ける。あぺたいと酒場は両面焼きそばのほかに酒肴に力を入れた業態ということで、メニューもおつまみが結構充実している。なお飲み物の注文はそのフロアの店に限るが、食べ物は他の店舗のを注文してもOKというシステムだ。

しびれる水餃子 620円

とりありあえず一番搾りの生(480円)で乾杯。つまみにしびれる水餃子(620円)とガツのスタミナ炒め(620円)を注文。水餃子は厚めの皮にピリピリと刺激的な山椒が効いた肉餡が詰まっている。舌先の痺れが心地よい。

ガツのスタミナ炒め 620円

ガツのスタミナ炒めは歯応えのあるガツ=豚の胃とモヤシ・ニラを炒めたもの。ニンニクや醤油に加えて、芝麻醤だろうか、胡麻やナッツのような香ばしい風味もある。モヤシもニラも焼きそばの材料を上手に活用している点が面白い。

ビールのあとに頼んだプレミアムレモンサワー(550円)は檸檬酒(ニンモンチュウ)という中国のリキュールを使っていた。甘い酒があまり得意でない私の口にはちょっと合わず。

紅サワー(紅生姜サワー) 480円

むしろネタ的に頼んだ紅サワー(480円)が大当たり。紅生姜と漬け汁がジンジャーエール的に作用して、面白い上に美味しかった。昨年の夏にホテルニューオータニ大阪で飲んだ、小石原はるかさんプロデュースの「ガリハイ」を思い出させる味わいだ。紅生姜を残して中(焼酎と炭酸)を400円でお代わりできるのも嬉しい。

辛子蓮根 550円

続いて注文したのは辛子蓮根(550円)。ツーンとくる辛味が良い。昨年熊本へ行ったときにも食べたのだが、鼻風邪が悪化して嗅覚が無くなってしまい、バクバク食べても何ともないという事態に。辛くない辛子蓮根がどれほど味気ないかを体験したっけ。

茹で上げた麺の両面をしっかり焼き上げる

そして締めはもちろん両面焼きそば。ぼさのばさんは「三元豚と紫蘇と海苔の両面焼きそば(850円)」を、私はトッピング盛りだくさんの「三元豚のお祭り両面焼きそば(1050円)」を注文。注文が入ってから麺を茹で上げ、鉄板で両面を焼き上げて……という手順は本店そのままだ。

あぺたいと自慢の両面焼きそば

麺はパリパリに焼き上げられた中太の生麺。味付けは甘さと酸味のバランスが取れたオリジナルソース。短冊切りの三元豚にモヤシとニラを一緒に炒めてある。具材も麺の太さと調和するよう揃えている点も含め、とことんまでこだわりぬいたのが、あぺたいと自慢の両面焼きそばだ。

三元豚のお祭り両面焼きそば 1050円

私が注文したお祭り焼きそばはそこにあれこれトッピングしたもの。生卵と青葱は一般的だが、紫蘇・海苔・辛子高菜も盛られている。特に紫蘇と海苔はこの店のオリジナルで、あぺたいととしても初の試みらしい。紫蘇や海苔の風味に高菜の辛さと酸味も加わり、未経験の複雑な味わいに仕上がっている。これは美味いなあ。酒にも合う。

三元豚と紫蘇と海苔の両面焼きそば 850円

ぼさのばさんのは紫蘇と海苔のトッピング。これもひと口いただいたが、抑制された風味がソース味に意外なほど馴染んで、とても味わい深かった。このようにかなりアレンジしても揺るがないのは、やはりベースがしっかりしているからだろう。これまでにあぺたいとの焼きそばは新高島平本店で2回、馬喰町で1回食べたが、さすがと言える完成度だったのを思い出す。

その後、紅生姜サワーの中を一杯ずつお代わりして、お会計は一人約4000円。実力のある店が、こういう実験的な業態を始めてくれるのは個人的にとても嬉しい。この月島博物館に限らず他地域にも展開してくれるといいなあ。今度食べる時はノーマルの焼きそばを生卵も抜きで、麺とソースをじっくり堪能してみようっと。

あぺたいと酒場 月島店

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ブルーコーナー 本店 (東京都大田区)

羽田空港に関連した焼きそばと言えば、ブルーコーナーという喫茶店も忘れちゃいけない。タモリ倶楽部で2度も紹介された品だ。以前から行かねばと思っていた店だが、なかなか行けず。前回の店、羽田空港にできた焼きそば専門店を紹介するこの機会に羽田繋がりで訪問してみた。ただしハシゴではない。理由は後でわかるはず。

整備場 ブルーコーナー 本店

ブルーコーナーは東京モノレール羽田空港線の整備場駅前の本店と、新整備場駅前のUC店の2店舗がある。UC店は食べ放題飲み放題コースでのみ焼きそばが提供され、単品で食べるには本店へ行かなければならない。それも平日の17時以降からという狭き門だ。

店内は近隣オフィスの酔客でにぎわっている

本店を訪れたのは2月下旬、平日の19:30過ぎ。フロアにはテーブルが多数。ネクタイ姿でジョッキを傾ける方々で6割ほどの席が埋まっていて、なかなか賑やかだ。どうやら夜は喫茶店ではなく飲み屋さんとして機能しているらしい。近所に飲食店がないから、この辺の会社員(もちろん航空関連)はどうしてもここに集まるのだろう。

ブルーコーナー 本店 メニュー

空いている席に着き、オーセンティックなメイドファッションに包まれたウェイトレスさんに渡されたメニューを確認する。目的の品は……あったあった。焼きそば、750円。ランチメニューには載っていないらしい。不思議だ。それと生ビールの中ジョッキ(500円)を注文した。

「お時間掛かりますがよろしいですか?」
「いいですよ」

生ビール 500円

私もジョッキを傾け、店内のTVを見ながら待つ。ちょうど日本テレビの番組で「焼きそばの得ワザ12連発!」なんて企画をやっていた。音声が絞ってあるので細部は分からないが、焼きそばを作るときのコツを特集している。「どんな内容が紹介されたか、あとでちゃんと調べなきゃ」なんて思いつつ待つこと15分近く。山盛りのプレートが運ばれてきた。

焼きそば 750円

「うわ、こりゃ凄いボリュームだ」

あちこちで焼きそばを食べてきたが、ノーマルでこの盛りは特筆ものだ。比較用にSuicaを置いてみたが、プレートのサイズ感が伝わるだろうか。高さもなかなかある。これはほかの店とのハシゴは無理だ。敗北せぬよう、心していただきます。

ボリューム満点、高さも結構ある

麺は細い蒸し麺で、市販のチルド麺チックだが3玉くらい使っている。豚肉、キャベツ、ピーマン、キャベツ、玉ねぎ、人参、モヤシ。青海苔、紅生姜。キャベツや豚肉は大ぶりにカットされていて存在感がある。

キャベツや豚肉は大ぶりにカット

味付けも市販の製品についている粉末ソースっぽい。ただ、味ムラもなく、野菜がたっぷりの割に水分でビチャビチャなんてこともない。全体としては丁寧に作られた家庭的なソース焼きそばという印象だ。

家庭的なソース焼きそばですな

がっつり大盛りで、コスパは文句なし。最後の方はややペースダウンしたが、どうにか平らげた。いやあ、ビールと焼きそばだけですっかり満腹になってしまった。お会計は1250円。

こんな場所までわざわざ焼きそばを食べに来る物好きな人は限られているだろうが、訪れる際はお腹を空かせてどうぞ。UC店は飛行機を間近で見られるロケーションらしいので、焼きそば目当てで無い方はそちらを選択肢に入れて良いかも知れない。

ブルーコーナー

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【メシコレ】真打みかさ渋谷店オープン!

メシコレの新記事です! 先週土曜日にオープンしたばかりの真打みかさ渋谷店をご紹介してみました。

焼きそばの概念が覆る!渋谷に進出した行列必至の専門店で生麺を体験せよ

自家製の生麺を使った新食感の焼きそばはリピーター続出! まだ食べたことが無いという方は、ぜひこの機会にどうぞ! 良かったらご一読くださいませ。

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東京シェフズキッチン 焼きそば (東京都大田区)

羽田空港の第一旅客ターミナル。その地下に東京シェフズキッチンというフードコートがある。私も最近知ったのだが、昨年の10/7、このフードコートに焼きそば専門店がオープンしたらしい。これも第4次焼きそばブームの余波だろうか。どんなお店かを確認しに行ってみた。

羽田空港第一T フードコート

2月中旬、平日の10時半ごろに訪問。この日、別にどこかへ旅立つ予定があったわけではない。焼きそばを食べるだけのために羽田空港までやってきた。そんなことするのはたぶん私くらいなものだろうな、と自嘲気味に目的の店を探す。

東京シェフズキッチン 焼きそば

焼きそばのブースはフードコート突き当りの一番左側にあった。スタッフは男女二人。他のブースはちゃんと屋号があるが、ここは単なる「焼きそば」だ。小さく頭に「こだわりの」が付いているだけで、一般名詞なのがちとさびしい。しかしまあ、分かりやすいと思えば良いか。シンプル・イズ・ベストってやつだ。

東京シェフズキッチン 焼きそば メニュー

メニューは「ソース焼きそば(750円)」と「釜揚げシラス塩焼きそば(860円)」の2つだけ。普段なら初訪問時は基本のソースを注文するのだが、この日はあえて釜揚げシラス塩焼きそばを注文。それとメニュー下部に載っているコッペパン(200円)も付けてみた。支払を済ませると「出来上がったらお呼びします」と呼び出しブザーを渡される。セルフサービスのお冷を汲み、適当な席に腰掛けて待つ。

5分余りでブザーが振動した。焼きそばとコッペパンの乗ったトレイを受け取る。カウンターには紅生姜、青海苔、マヨネーズが置かれていた。紅生姜と青のりをトッピングして席へと戻る。

塩焼きそばとコッペパン

麺は中太の蒸し麺。こういうフードコートだともっと細い麺が一般的なのだが、モチモチ感のある太さで、しかもきっちり焼いてある。カリカリ感にまで気を配っているあたりに店側の本気度を感じた。

釜揚げシラス塩焼きそば 860円

具は釜揚げしらすにざく切りキャベツ、ニラ。天辺に糸唐辛子。青海苔を掛け、紅生姜も添えてみたが、塩焼きそばはそのままで良いかも知れない。

麺がしっかり焼かれているのが嬉しい

味付けはしらす本来の旨味を活かしたシンプルな塩味。説明書きによると昆布と鰹節の出汁を効かせているそうだ。大ぶりに刻まれたキャベツや、適度に火の通ったニラの甘味も風味を増している。フードコートということで正直あまり期待していなかったのだが、これは美味いなー。

コッペパン(200円)を付けて手製焼きそばパンに

そしてコッペパン。このパンもちゃんと温めなおしてあり、表面はカリッとしている。適当な量の焼きそばを挟み、手製焼きそばパンにして食べてみた。お、結構いけるぞ。

パンを付けて自分で挟むというスタイルは野郎ラーメン中目黒店で経験済みだ。ソースなら間違いないのだろうが、意外と塩味との相性もよかった。あとから看板を読み返したら「マヨネーズを塗ったコッペパンに……」と書いてあった。あー、確かにマヨ塗った方が馴染みそうだ。

旅の前と後にどーぞ

こういうフードコートに、オリジナルのちゃんとした焼きそば専門店ができるなんて、実はなかなか画期的な出来事だと思う。国内線ターミナルなので「帰国直後に日本の味を懐かしんで……」とはならないだろうが、フライトまでの時間が余ったらぜひ寄ってみてほしい。その際はどうぞコッペパンも忘れずに。

焼きそば

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真打みかさ 渋谷店 (東京都渋谷区)

2/25(土)、あの自家製麺やきそば専門店、真打みかさの新店がオープンした。しかも場所はなんと渋谷だ。人気の焼きそば専門店が、いよいよ渋谷に進出という点だけでも話題性は十分。早速、オープン当日の昼前に訪問してみた。

並木橋交差点 真打みかさ 渋谷店

っと、本題に入る前に「真打みかさ」について軽くおさらいしておこう。真打みかさは昨年4月、神保町の超人気店・みかさを立ち上げた福島三郎氏が高田馬場に開業した焼きそば専門店だ。ただし神保町みかさ真打みかさは互いに独立した経営で系列店ではない。別に喧嘩別れではないし今も店主同士の交流もあるそうだが、あくまでも別の店だ。

その高田馬場の真打みかさから、暖簾分けという形で昨年7月、真打みかさ自由ヶ丘店がオープン。オーナーは本田さんという女性で、ここ渋谷店もその本田さんによる出店だ。ちょっとややこしいが、自由ヶ丘店の分店みたいなものと思っておけばよい。たぶん。ま、私もただの客なので、あまり突っ込んで聞けてないのだ。

真打みかさ渋谷店 店内の様子

さて、その真打みかさ渋谷店。場所はウインズ渋谷からもほど近い、並木橋交差点の脇にある。角にあるターリー屋から青山学院方向に上る坂を見上げれば、ビルの看板が目に入ることだろう。客席はカウンターのみで10席足らず。腰掛けた時の背中側のスペースが割と広いので、圧迫感がないのが嬉しい。

真打みかさ渋谷店 券売機

オーダーは食券制で店頭に券売機がある。味付けはソースやきそばと塩やきそばの2種類で、どちらも750円。中盛も大盛も同価格。エビ・イカ入りは100円増しとなっている。小盛やサイドメニューは無いが、基本的には自由ヶ丘店と同じメニュー構成で価格設定だ。今回はソースやきそばのエビイカ入り、中盛(850円)を選択した。

自家製生麺を鉄板で調理!

注文を受けて早速寸胴に麺をパラパラと投入。その脇で鉄板に油を引き、野菜や豚肉、玉子など焼き始めた。焼き手はオーナーの本田さん。「この鉄板、とても調子が良いんですよ」と笑いながら、楽しそうに調理を進める。茹で上げた麺を野菜に乗せ、混ぜ炒めてソースで味付け。皿に盛り付け、もろもろトッピングして出来上がり。

ソースやきそばエビイカ入り(中) 850円

麺は茹でたての中太麺。具はモヤシとキャベツ。トッピングは適度に火を通した白髪ねぎ、カリッと焼いた豚肉、柔らかく焼き上げた剥きエビやイカの切り身、半熟気味で黄身を崩した目玉焼き。カウンターのイカ天かす、紅生姜も乗せてみた。ステンレスの楕円皿を含め、「これだよ、これ!」というビジュアルである。

モチモチ生麺が癖になる

真打みかさは自家製の生麺が最大の特徴だが、ここ渋谷店は自由ヶ丘店から麺を運んでいるらしい。一度食べたら忘れられないモチモチの食感は相変わらずだ。1月に『櫻井・有吉THE夜会』というTV番組で平愛梨さんを自由ヶ丘店にお連れしたが、平さんもこの麺を絶賛していたっけ。また、その折の「シャキがネギネギ!」というコメントも忘れられない。

たまにはからしマヨネーズで味変も

途中でからしマヨネーズも掛けてみた。マヨネーズは嫌いじゃないのだが、食材やソースの持ち味を覆い隠してしまうため、普段はあまり掛けない私。たまに掛けるとやっぱり美味い。焼きそばのついでに注文した缶ビール(300円)にも合う。

ビールがあるのも嬉しいですねー

ウインズ渋谷の近くなので週末の需要も見込めるのだが、当面は日曜が定休日で11時オープン、麺切れ終了という営業スタイルだそうだ。都内でも有数のターミナル駅だけあって、初めてみかさ系の焼きそばを食べるという人も大勢訪れることだろう。この地のお客さんとどんなお店を作り上げていくのか、今後がとても楽しみだ。

【2017.3.18追記】
塩焼きそばもいただきました。麺そのものを味わうには、ソースより塩が良いでしょうね。目玉焼きの黄身は基本的に崩さないスタイルに落ち着いてきたようです。

塩焼きそば(大) 750円

真打みかさ 渋谷店

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甘太郎商店 (千葉県旭市)

年始に訪れた千葉県銚子方面の焼きそば3連発。3軒目は銚子から少し西へ移動して旭市にある甘太郎商店というお店へ。食事もできる甘味処だ。前回のユノリリを出たあと、ウオッセ21や犬吠埼などを腹ごなしに観光し、夕方になってから訪問した。

旭市 甘太郎商店

甘太郎商店の店舗は旭中央病院のすぐ近くにある。周りは薬局だらけだった。ちなみにこの店の住所の地名は旭市「イ」。こちらの記事によると「千葉県の旭市や、八街市、香取市、匝瑳(そうさ)市などにはイロハ順で名付けられた、イロハ地名が点在している」らしい。へーーー。

甘太郎商店 店内の様子

店舗は飾り気のない外観で、客席はテーブル7卓ほど。1月初旬、土曜日の午後4時過ぎ。日が西に傾いた半端な時間で、ほかに客はなし。店もそろそろ暖簾を下げようという雰囲気だった。

甘太郎商店 メニュー

ラーメン・そば・うどん・カレーライスと幅広いメニューがある中で、注文したのは甘太郎(100円)と焼きそば(350円)。この店の屋号にもなっている甘太郎というのは、大判焼きや今川焼と呼ばれるアレの地方名の一つだ。以前、京成津田沼前の「あま太郎焼」を紹介したが、千葉県内ではこの呼び方が一般的らしい。そしてそれがこの店の看板メニューなのだ。

甘太郎 100円

甘太郎は黒あんと白あんがあり、黒を指定。焼き加減のせいか、あるいは材料の配合か、外側は普段見慣れている大判焼きよりも色が白い。厚みがあって、ふかふかの生地だ。割ってみると中の餡もアツアツで湯気が立ち上った。ほどよい甘さの粒あんがたっぷり使われている。

粒あんの甘さが冷えた身体に沁みます

ふーちゃんユノリリとここまでソース味が続いたので、久しぶりの甘味にほっとする。ホール担当の女性が出してくれた、温かいお茶を啜りつつ、ペロリと平らげた。寒い中をバイクで一日走って冷え切った体が、芯から温まっていくのを感じる。

焼きそば 350円

続いて焼きそば。麺は茹で麺っぽい中細麺。蒸し麺を湯通ししてるのか、ラーメンと同じ麺なのか。具はナルトとキャベツ。粉海苔が掛けられ、脇に紅生姜が添えてある。甘味処の焼きそばは、やはりこういうスタイルであってほしい。

麺は茹で麺なのかな?

味付けは酸味勝ちかつスパイシーなソースを使って、しっとりした仕上がり。ナルトがなかなかいい味を出している。結構ボリュームもあり。これで350円は安いなあ。って、銚子の3軒とも「安い安い」と言ってるな、オレ。

ナルトが良い味出してます

焼きそばもささっと平らげてお会計。焼きそばだけで3軒なら割と楽なのだが、どんどん焼きや甘太郎などコナモンのサイドメニューですっかり満腹になってしまった。温まった身体をなるべく冷やさぬよう、防寒装備に身を包んで東京への帰途に就いた。このエリアにはまだまだ廻りたい店が残っているので、また近いうちに来なきゃなあ。

甘太郎商店

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【TV出演】2/24 TBSテレビ「白熱ライブ ビビット」

TV出演のお知らせです。直前のお知らせですみませんけど、明日2/24(金)、TBSテレビの朝の情報番組「白熱ライブ ビビット」の「カトシゲのお取り寄せハウス」というコーナーに出演します!

【出演番組】白熱ライブ ビビット@TBSテレビ
【出演コーナー】カトシゲのお取り寄せハウス
【放映日時】 2017/2/24(金) 8:00 ~ 9:54
【公式サイト】http://www.tbs.co.jp/vivit2015/

同番組には昨年12月に電話インタビューで出演させていただきましたが、今回はNEWSの加藤シゲアキさんが担当するお取り寄せのコーナーです。もう収録済みなので気持ちも穏やかです(笑) 良かったらご覧くださーい。

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ユノリリ (千葉県銚子市)

年始に訪れた千葉県銚子方面の焼きそば3連発。2店目は銚子大橋の南端近くにあるユノリリという駄菓子兼居酒屋さん。前回紹介したふーちゃんや以前紹介した宮内焼そば店から1.3㎞ほどの近距離に位置する。

銚子市 駄菓子居酒屋 ユノリリ

訪れたのは1月初旬、土曜日の午後一時過ぎ。昭和感のある渋い建物の前には「焼きそば」と染め抜かれた赤い幟が掲げてあった。看板のロゴが特殊すぎて読みにくいぞ。

駄菓子スペースはこんな感じ

店内も昭和な雰囲気の造りだ。入って右手がホール、左手が駄菓子スペース。ホールの客席はテーブルが2卓に小上がり2卓、あとカウンター席もあった。先客はいなかったが、後から2組ほど入ってきた。

ユノリリ メニューの一部

カウンター上部には品書きがびっしり貼ってある。基本的には居酒屋なので酒の肴が充実している。ビールはサッポロラガー、いわゆる赤星も用意されているようだ。セルフサービスのおでんもあるのか。バイクでなければ飲みたいところだ。

ユノリリ 店内の様子

注文したのは焼きそばの中サイズ(300円)とどんどん焼き(60円)。そう、前回のふーちゃんと同じく、ここにもどんどん焼があるのだ。価格は60円でマヨネーズやチーズ、紅生姜、ネギなどのオプションもあるが、とりあえずノーマルにしておいた。

焼きそば 中 300円

まずは焼きそばが運ばれてきた。麺は細い蒸し麺。具は挽肉とキャベツ。そして縁に紅生姜が添えられた、オーソドックスなスタイルのソース焼きそばだ。これで300円って、安いなあ。

あっさりめの味付けで、ふんわりした口当たり

酸味がちのソースを使ったあっさりめの味付けで、ふんわりした口当たりだ。食べ飽きない味わいで素直に美味しい。あとから来たご婦人の二人連れも焼きそばを頼んでいた。やはり利根川流域には焼きそば文化が根付いているのかな。

どんどん焼きはこの店でも紙経木で提供された。直径は25センチほどで、大きすぎて紙経木からはみ出ているのがほほえましい。そのはみ出た部分を補うためか、あるいは昭和的な演出なのか、ちばあきお著『キャプテン』のコピーをそのしたに敷いてある。

どんどん焼き 60円

そういえば全くの余談になるが、『キャプテン』『プレイボール』の続きの連載が、集英社の「グランドジャンプ」という雑誌で始まるらしい。もちろん著者は故ちばあきおではないが、個人的にものすごく好きな作品なので楽しみだ。……っと、それはさておき。

裏面の揚げ玉が味の決め手なのかな?

どんどん焼きは小麦粉の生地を薄く延ばし、表裏に天かすを塗して焼きあげてある。味付けはソースではなく醤油と青海苔のみだ。ノスタルジックな味わいを嚙み締めつつ、ペロリと平らげた。これが60円でいいのだろうか。安すぎる。

どんどん焼きにはスパイシーなチリソースを使った「どんチリ(100円)」や、焼きそばとか肉が入った豪華版の「ユノリリどんどん(700円)」なんてバリエーションもあるようだ。居酒屋としての利用もきっと楽しいだろう。いつか近所に宿を確保して、夜に来てみたいなあ。

ユノリリ

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ふーちゃん (千葉県銚子市)

今年1月上旬の土曜日に、日帰りで千葉県の銚子まで行ってた。今週はその折に回った3軒をご紹介しよう。

銚子市 駄菓子屋 ふーちゃん

まず1軒目は銚子市本城町にある「ふーちゃん」という店。食事処を併設している駄菓子屋さんで、国道356号線の脇道を入ったところにある。開業は2014年だが、その前に銚子駅前で食堂をされていたそうだ。

ふーちゃん 食事スペースの様子

時刻は12時半ごろのお昼時。YAMAHAの文字がうっすら見えるから、もともとはバイク屋でもあったのかな。先客は駄菓子目当ての小学生が2人ほど。食事スペースはテーブルが3卓と小上がりが2卓、カウンター席が数脚ある。

ふーちゃん メニューその1

駄菓子屋で提供している食事というとコナモンがメインになるのだが、ここはかなり幅広い。焼きそば、もんじゃ、お好みはもちろん、ラーメンやおつまみ類も充実している。あとからやってきた近所の常連さんは、もんじゃやワンタンメンをたのんでいた。

ふーちゃん メニューその2

そしてそしてこの店には、なんと希少種のコナモン、どんどん焼があるのだ。以前、同じく銚子にある宮内焼そば店の記事でも触れた1枚数十円の激安コナモンで、「全国イイ味ハマる味」のこの記事で実物も紹介されている。山形などでは割り箸に巻いたものが売られているが、見ての通りそれとは違う平たい品なのだ。むしろ盛岡の薄焼きの方が近い。

その後、宮内焼そば店が2014年ごろに閉店し、すでに絶滅したかと思っていた。しかし最近この店に存在することを知り、今回やってきたというわけだ。そんな前置きを踏まえつつ、焼きそば(450円)とどんどん焼き(70円)を注文した。

どんどん焼き 60円

どんどん焼は紙経木で供された。小麦粉の生地をフライパンを使って大きく丸いぺらぺらのシート状に焼き上げてある。焼き面には天かすが塗してあり、表面にはソースと醤油が塗られている。素朴な和風クレープという味わいで、竹串で食べるというスタイルも面白い。これが70円かー。安いなー。

焼きそば 450円

そして焼きそば。麺はストレートの細麺でシコシコした食感。茹でた麺を水で締めて炒めていた。宮内焼そば店は乾麺を使っていたが、ここももしかしたら……いや、あまり自信がない。

茹で麺を使った酸味勝ちのソース焼きそば

具はキャベツと豚肉。脇に紅生姜が添えてある。ボリュームは駄菓子屋にふさわしくほどほどの量。ソースは酸味が強めのタイプだ。茹で麺という点を除けば、このエリアらしいオーソドックスな焼きそばだった。

調理の合間に子供たちのお菓子の計算したりで大忙し。いろいろとお話を伺ってみたかったが、お昼時を避ければよかったなあ。お会計は520円。個人的に親しくしているラーメンマニアの山本剛志さんらんちばさんなど、実はラーメン目的の方々も訪れているらしいので、興味のある方はそちらもぜひチェックを。

ふーちゃん

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焼きそばと生パスタ ニコル (東京都千代田区)

今月初旬、岩本町に「焼きそばと生パスタ ニコル」という店がオープンした。2017年になってまだ1月半だが、学芸大学の「やきそば専門店 ぼんの」や門前仲町の「鉄板バル 魂の焼きそば」に続いて、新規焼きそば店3軒目である。焼きそばと生パスタ。同じ麺とはいえ、これまでに聞いたことがない面白い組み合わせだ。個人的に事前情報を得ていたので、2月3日のプレオープン初日、ランチタイムに早速伺ってみた。

岩本町 焼きそばと生パスタ ニコル

場所は岩本町一丁目交差点の角、弁当屋のHOTMOT岩本町店の地下に店舗はある。たぶん最寄駅は小伝馬町か。JR神田駅や地下鉄馬喰町駅など、付近のどの駅からも数百mなので、交通の便は申し分ない。

プレオープン初日の立て看板

店頭の看板には「日本初? 本格焼きそば・生パスタの両方を食べることのできるお店です」とある。日本で初なら、たぶん世界でも初だろう。2月7日がグランドオープンなのね。2ヶ所ある入り口のうち、南側に面した階段を降ると、すぐ右手に店舗があった。

焼きそばと生パスタ ニコル 店内の様子

店内は思ったよりも広かった。客席はカウンター6席にテーブル3卓。平日のランチタイムで半分ほどの入り。スタート直後のためか厨房もホールもちょっと緊張気味のようだったが、慣れるのも時間の問題だろう。

初日なのでメニューは2種のみ

この日はプレオープン初日ということで、ランチのメニューはソース焼きそばとペペロンチーノの2種のみだった。どちらも並が700円。どっちにしようか少し悩んで、結局両方を頼んでしまった。なおメニュー表記が「ペロンチーノ」だが、これただの書き間違えだったらしい。わはは。私もよくやるケアレスミスってやつだ。

ペペロンチーノ(ランチ) 700円

まず運ばれてきたのはベーコン&キャベツのペペロンチーノ。麺は普段食べているスパゲッティより一回り太めの生パスタ。ピッツァ用のデュラム100%のセモリナ粉を使っているそうで、もっちりした歯応えの美味しいパスタだ。ちなみに麺の量はパスタも焼きそばも、茹でた後の重さで並が300g、大盛が450gとのこと。

もっちり生パスタが美味しい

具はメニューの通り、ベーコンとキャベツ。トッピングに刻みパセリ。味付けはオリーブオイルにニンニク、唐辛子のシンプルな構成だが、味付けがちょうどよい塩梅でコクがある。パスタは専門外だが、ロメスパ的な味わいの美味しいペペロンチーノだ。

ソース焼きそば(ランチ) 700円

続いてソース焼きそば。こちらは国産の小麦に全粒粉をブレンドした生麺を使用。太さはさっきの生パスタと同じかな。モチモチした歯応えしなやかなコシで、パスタとは違った食感が楽しめる。具は豚肉、ウインナー、キャベツ、人参、玉ねぎ。トッピングに青海苔。味付けはソースで、爽やかな酸味のあとに、フワッと甘味が追いかけてきた。熱々の鉄板で供されているおかげで、コゲもいい感じについている。

焼きそばも生麺を使用、モチモチシコシコで美味しい

焼きそばは割り箸で、パスタはフォークでと忙しい。どっちが主食でどっちがおかずかわからないが、とりあえず2杯食べ切った。「ニコル」なので「2個食べる」のが、たぶん正解なのだ。さすがに満腹でちょっと苦しいけど、どちらも美味しく満足満足。店長さんに挨拶してお会計。

ニコルだから2個食べる!

この記事が公開される頃には通常メニューも提供されているはず。そのうち試しに行きたいと思う。しかしまさかこのブログでぺペペロンチーノを紹介することになるとは。ま、たまに食べるパスタも良いものだ。焼きそばと生パスタ、どっちが人気になるのかな。焼きそば、がんばれー!

焼きそばと生パスタ ニコル

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鉄板バル 魂の焼きそば (東京都江東区)

先週はじめのこと。食べあるキング・激辛担当の姫さんから、「こんな店を見つけましたよー」との連絡がきた。今年の2月1日に門前仲町でオープンしたばかりの鉄板バル「魂の焼きそば」というお店で、教えてもらったのは開業5日目のこと。その日の夜に早速行ってみた。

門前仲町 鉄板バル 魂の焼きそば

訪れたのは平日の夜、午後8時半ごろ。目的の店は深川不動尊の西側、赤札堂深川店の裏手の静かな一角にあった。モノクロ2階調のスタイリッシュな外観だ。内装も落ち着いた感じで、いかにも鉄板バルという雰囲気。

客席は厨房前の鉄板をL字に囲むカウンターが7席と、テーブルが5卓ほどで6割ほどが埋まっていた。テーブルの多くには鉄板が付いているが、自分で焼くためではなく、熱々で食べるためのようだ。店は3人で切り盛りしていて、女性がオーナーだそうだ。

お通しは煎餅状に焼いた薄い粉モン

鉄板正面カウンターの特等席に腰掛けて、まずはビールを注文。生ビールはプレミアムモルツで、瓶はアサヒスーパードライ。とりあえず生の中ジョッキ(550円)をいただいた。お通しはピザ生地を煎餅状に伸ばして鉄板で炙ったもの。添えられたトマトソースとオリーブオイルをつけていただく。ピタっぽい味わいで、なかなか美味しい。

さて。メニューの1ページめによると、こちらのお店はオリーブオイルにこだわっているらしい。一部料理の香りづけ用ごま油以外は、鉄板に馴染ませる油も全て100%ピュアオリーブオイルを使っているそうだ。

本日の気まぐれアヒージョ 1280円

ならばオリーブオイルを味わってみようと「本日の気まぐれアヒージョ(1280円)」を注文。しばらくしてグツグツ煮え立つスキレットが目の前に置かれた。オリーブオイルとニンニク、唐辛子でエビ・イカゲソ・シメジを煮込んである。鉄板でカリッと焼いたバケットに、熱々のオリーブオイルをしみしみさせる。これはワインだなと、グラスワインの赤を注文。お手頃価格のハウスワインが実に合う。

ちなみにこの店、著名なワイン評論家の田崎真也氏が出入りされているそうで、氏が選んだワインリストもある。白金高輪のBARチェローナのようにワインで焼きそば、という焼きそばバルがこれから増えて行くのかも知れない。

とん平焼き 580円

アヒージョを平らげて、とん平焼き(580円)とスーパードライ(600円)を追加注文。とん平はマヨ抜きでお願いした。生地を細長く伸ばし、少し厚めの豚肉を焼いて、生地に揃えて乗せる。玉子で巻いて、ソースとケチャップ、マスタードで味付け。豚肉と玉子のシンプルな味わいは、いつ食べても落ち着くなあ。

鉄板バル 魂の焼きそば 焼きそばメニュー

そして締めの焼きそばだ。種類がいくつかある中から選んだのは「魂の塩焼きそば(780円)」。麺は生麺をその場で茹でて使っている。鉄板にオリーブオイルを引いて茹で上げた麺を広げ、モヤシとざく切りキャベツを乗せる。脇で豚肉スライスを数枚焼き、その横で細かく刻んだ油カスも熱する。

調理中の様子をかぶりつきで見学

肉の両面に火が通ったらコテで切り分け、油カスともども麺と合体。麺の片面に焼き目がついた頃合いを見てひっくり返し、全体を解して混ぜ炒め。塩ダレで味付けし、カッティングボードに盛り付け、大葉と白ゴマをトッピングして出来上がり。

魂の塩焼きそば 780円

麺は中太の生麺。かん水入りの中華麺なのだが、断面は丸く、パスタマシンを使った押し出し麺ぽくも感じる。もちシコした良い塩梅のコシがあり、なかなか特徴的な麺だ。カリッとした焼き目もアクセントになってる。

特徴的な生麺が塩ダレにマッチ

具は豚肉、モヤシ、ざく切りキャベツとシンプルな構成だ。油カスは意識すればわかる程度で、脇役に徹している。野菜はシャキシャキ感を残してあり食感が楽しい。塩ダレと大葉、白ゴマの風味が調和していて、締めでもモリモリ食べられる。油がラードではなく、オリーブオイルなのもプラスに働いてそう。いろいろ細部に気を使った焼きそばだと感じた。

すっかり満腹になってお会計は5000円弱。ランチ営業もやっているので、昼ならもっとお手頃価格で楽しめるだろう。ここは元々鉄板焼きの店が入っていたそうで、その頃からのお客さんもいらしていた。雰囲気も良いし、BARチェローナのような人気店になるといいなー。

【2017.03.18追記】
土曜のランチタイムに再訪して、ソース焼きそば+目玉焼きをいただきました。ソースはお好み焼きと同じものを使っているそうで、やや酸味の効いたフルーティなタイプでした。わりとあっさり目の抑制された味付けで、麺とソースの調和のとれた一皿でしたよ。

ソース焼きそば780円+目玉焼き100円

魂の焼きそば

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やきそば専門店 ぼんの (東京都目黒区)

昨年、都内では焼きそば専門店のオープンラッシュが続きましたが、今年に入っても、その流れが続いているようです。というわけで、今週は今年オープンしたばかりの焼きそば専門店を特集いたします。


1月24日、東急東横線の学芸大学駅に「やきそば専門店ぼんの」という店がオープンした。横浜で同じ「ぼんの」という屋号の鉄板焼き店ほか数店舗を経営している会社が母体だとか。昨年から続く焼きそば専門店のオープンラッシュが、さらに加速しているようだ。

学芸大学 やきそば専門店 ぼんの

初訪問はオープンから4日後の土曜日、午前11時過ぎ。東横線高架下の学大横丁に、店頭に開業を祝う花輪が飾られている店舗があった。店内はこじんまりしていて、客席は厨房を囲むL字のカウンターが8席と2人掛けのテーブルが2卓。まだ早い時間だが、半分くらいが埋まってた。

店内に掲示されたこだわり

壁に掛けられた黒板には「本場京都長岡京にある小さなお店から始まった味を再現したやきそばです」「麺にこだわっており、もちもちした食感、食べやすい太さに仕上げた特製麵です」と書かれている。長岡京が本場かどうかは置いといて、とりあえず関西系のようだ。またHPによると牛は徳島の阿波牛、イカも徳島産にこだわっているらしい。

やきそば専門店 ぼんの メニュー

さて、メニュー。ソースと塩、ピリ辛、塩ホルモンとある。ミックスの並で1000円ってのはかなり強気の値段だ。塩ホルモンに「オススメ」マークが付いているが、まずはソース焼きそばのミックス・並(1000円)を注文。ちなみにオープン当初は口頭での注文だったが、最近の口コミをチェックしたところ、その後券売機が導入されたようだ。

やきそば専門店 ぼんの 調理の様子

調理はフライパンではなく鉄板だ。麺を野菜や具と混ぜ炒め。味付けしてステーキプレートに盛り付けて出来上がり。卓上には紅生姜、ソース、マヨネーズがあり。ノーマヨ派なので、紅生姜だけ脇に乗せてみた。

ソース焼きそば(ミックス・並) 1000円

麺は中太麺を使用。具は基本の豚肉・天かす・キャベツ・モヤシに、エビ、イカ、油カス、スジコン、竹輪。微塵切り紅生姜も一緒に炒めてある。トッピングは目玉焼きに青海苔。モヤシだけ盛り付け用の鉄板で別に炒め、麺の下に埋めるスタイルが面白い。

モチモチ中太麺が美味しい

麺は蒸し麺のようだが、茹で麺ぽいモチモチ感もあり。蒸し麺を湯がいて使用しているっぽい。しなやかなコシで、ズルズルっと啜るのが楽しい麺だ。ソースは爽やかな甘さの関西系。スジコンの甘味も加わって、多層的な味わいだ。最後に残った微塵切りの紅生姜や賽の目に刻んだこんにゃくを、箸でチマチマつまんで平らげた。

塩ホルモンやきそば(並) 1000円

そしてオススメの塩ホルモンを食べに翌々日再訪。我ながらマメである。麺はソースと同じ中太のモチモチ麺。具は牛ホルモン、天かす、キャベツ、モヤシ、スジコン、竹輪、青ネギ、微塵切り紅生姜。

阿波牛のホルモンがプリプリで旨い

味付けはコクのある塩ダレだ。脂の乗ったプリプリの牛ホルモンの甘味と歯応えが風味を増している。なるほど、これは美味い。さすがオススメだけのことはある。後を引く美味しさで一気に食べてしまった。

全般的に価格が高めなのが気になるが、まあ東急線だからこんなものなのかな。なお、現在は昼営業のみで、麺切れ終了とのことなので訪問の際はご注意を。自由が丘の真打みかさに、中目黒のめっちゃらんまん食堂、そして学芸大学のぼんの。目黒区の東急東横線沿線がなかなか熱いことになりそうだ。

ぼんの

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キムガネ 大学路本店 (韓国 - ソウル)

韓国の旅、4日目の最終日は朝から雪だった。ホテルをチェックアウトして広蔵市場(광장시장/クァンジャンシジャン)などをウロウロと散歩。11時過ぎ、ブランチを食べにキムガネ(김家네)の大学路本店(대학로 본점/テハンノ ポンジョン)へ向かった。

キムガネ(김家네) 大学路本店

キムガネ(김家네)は先週紹介したキムパッ天国と並ぶ、韓国で有名なのり巻チェーンだ。業態もほとんど同じで、のり巻以外に粉食(분식/プンシク)や鍋(찌개/チゲ)など、幅広いメニューをお手頃価格で提供している。

キムガネ 大学路本店 店内の様子

地下鉄の恵化(혜화/へファ)駅からほど近い大学路本店は、昨年8月にリニューアルされたばかり。それを機に一部メニューも変わったらしい。入店すると前の客がカウンターで注文していたので、自分も真似たが、それは持ち帰りの場合だったようだ。イートインの場合はテーブルに着いて普通に注文すればOKだと後から知った。

さてメニューだが、ありがたいことにハングルに加え、英語・中国語・日本語も併記されている。選んだのは屋号を冠したキム家のり巻(김가네김밥/キムガネキンパッ/₩2,900≒290円)と焼きうどん(볶음우동/ポックンウドン/₩6,000≒600円)だ。

キムガネ 大学路本店 メニューの一部

前回の記事で軽く触れたが、韓国でも日本風の「うどん」は「우동/ウドン」として普及している。この店のメニューでも、焼きうどんのすぐ上に刻んだ油揚げ(유부/ユプ/油腐)の入ったうどん=きつねうどん(유부우동/ユプウドン)が載っていた。ちなみに焼きうどん(볶음우동/ポックンウドン)の漢字表記は「炒烏冬面」。大邱の焼きうどんのような「辣」の文字はなく、辛さを示す唐辛子マークも付いてない。その辺りから推測するに、この焼きうどんも日本風なのだろう。こんな寒い日は辛い汁物でも食べたいけれど、日本風焼きうどんがどの程度アレンジされているのかにも興味がわいたので、これにした。

たくわんやキムチは食べ放題

お冷のほか、キムチ・たくわん・スープなどは全てセルフサービスでお代わり自由になっている。スープは全く具無しのだし汁だが、温かいのがありがたい。テーブルの脇が引き出しになっていて、箸やスプーン、紙ナプキンが入っていた。ふーむ、いちいち面白いな。

キム家のり巻(김가네김밥) ₩2,900

キム家のり巻(김가네김밥/キムガネキンパッ)は、着席してすぐに運ばれてきた。割りと太めで、ボリュームあり。これとキムチ・スープだけでも、食事として成り立ちそうだ。

なかなか豪華なのり巻の具

具は玉子、カニカマ、たくわん、人参、ゴボウ、ほうれん草、オデン(練り物)など。色とりどりで期待以上の豪華さ。キムパッ天国の元祖のり巻きに比べると価格は倍近いが、値段なりの満足感が味わえた。

そして出てきた焼きうどん(볶음우동/ポックンウドン)。配膳されたときに「え? これオレの?」と内心で驚いてしまった。スキレット風のパンに盛り付けられ、これまた真っ赤なスープに浸っている。おいおい、辛い汁物、そのものじゃないか。しかも物凄く具沢山だぞ。

焼きうどん(볶음우동) ₩6,000

前回、大邱で食べた焼きうどんは韓国式ちゃんぽんのアレンジ風だったが、この焼きうどんはラッポッキのうどんバージョンのようだ。焼き蕎麦炒麺が焼きうどんだったり、焼きうどんが真っ赤なスープ入りだったり、ことごとく予想を外してくるのが面白いなあ。

麺はもちもちのうどん玉

麺は太くてモチモチしこしこのうどん玉。具はマンドゥ(餃子)、トック(餅)、イカ、イ貝、オデン(練り物)、ゆで卵、キャベツ、玉ねぎ、ほうれん草と盛りだくさん。ゴマとネギがトッピングされている。味付けはコチュジャンがベースで、赤と青の唐辛子も入っており、ニンニクも効いている。キムパッ天国で食べたラッポッキと同様、辛さの中に甘味もあり、さらに魚介の旨味も加わっている。

韓国の餃子=マンドゥが具として入っている

韓国の餃子=マンドゥを食べたのも実はこれが初めて。包んだ両端を丸くくっつけた帽子型で、それが具として使われているのも意外だった。その他の具もたっぷり使われていて食べ応え満点。現地スタイルに倣ってのり巻きをスープに浸してみたが、それもなかなか美味しい。2品を食べ終えてすっかり満腹。身体も温まった。

現地スタイルでいただいてみたり

11時半を過ぎると若者で混んできた。この辺りは元々ソウル大学のあった場所で、現在の多くの大学がある学生街だ。彼らにとって、こういう店の存在はありがたいんだろうなあ。

店を出た後は南大門市場や仁寺洞あたりを観光してから帰路につき、空路を経て日付が変わるころに帰宅した。韓国での4日間、そもそも少ない焼きそば系の麺料理をあちこち探して食べてみたが、ラッポッキを除いてどれも麺が太かったのが興味深い。もちろん日本食レストランへ行けば事情が違うのだろうけど、全体的に太麺のモチモチした食感が好みなのだろうと感じた。また辛くない場合でも、辛さを増すオプションが必ず付いているのも、この国らしくて面白かった。

海外での食べ歩きは、日本以上に驚きに満ちていて楽しいものだ。次はどこへ行こうかな。

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中和飯店 (韓国 - 大邱)

韓国旅行3日目の続き。龍宮海鮮チェンバンチャジャンで昼食をとり、龍宮寺(ヨングンサ)を参拝したあとはバスで釜山市街へ戻った。富平市場(부평시장/プピョンシジャン)を夕方までウロウロ。その後、釜山駅からソウル方面のKTXに乗り、1時間ほどの距離にある東大邱(동대구/トンデグ)駅で途中下車した。

ソウル・釜山に次ぐ韓国第3の都市、ここ大邱(대구/テグ)市には、「大邱10味(대구10미/テグシンミ)」と呼ばれる10個の名物料理がある。そのうちのひとつが日本語そのままの「ヤキウドン(야끼우동)」なる品なのだ。当ブログとしては放っておけず、わざわざ途中下車して元祖の店へ寄り道してみた。

大邱 中和飯店

東大邱駅から地下鉄で最寄りの中央市場駅へと移動。大邱の街は想像以上に栄えていた。1954年創業の韓国式中華料理店、中和飯店(중화반점/チュンファパンジョム)は繁華街にあり、すぐ見つかった。1973年にこの店の初代シェフがヤキウドン(야끼우동)を考案し、その後、大邱の中華料理店に広まったという。そのため看板にも「元祖(원조/ウォンジョ)야끼우동(ヤキウドン)」を掲げている。

大邱 中和飯店 店内の様子

入店したのは平日の18時半ごろ。広いフロアにはテーブルが多数並んでいて、そのほとんどが埋まっていた。当たり前のように皆ヤキウドンを食べている。待たされるかと思ったが、入り口近くのテーブルの客がちょうど入れ替わりで出て行ったため、すんなりと着席できた。

中和飯店 メニューの一部

メニューにはこの店の名物、「特味焼きうどん(특미야끼우동/トゥクミヤキウドン/₩9,000-)」が、とりわけ大きく載っていた。韓国でも「うどん」は「우동/ウドン」と呼ばれ、太い小麦麺と醤油出汁で一般的に食べられている。またウドンと同様の麺をあっさりスープで食べる「カルグクス/칼국수」という麺料理もある。しかし大邱のヤキウドン(야끼우동)は真っ赤で辛いのが特徴だ。漢字表記は「辣水炒麵」。「饂飩」でも「烏龍面」でも「刀切面」でもなく、辛さが強調されている。

ビール ₩4,000-

その特味焼きうどんと一緒にビール(₩4,000-)も注文。ビールは青島・Cass・hiteがありCassを指定。グラスはhiteなのは見なかったことにしよう。韓国式中華の定番、生玉ネギとたくわん(단무지/タンムジ)、カクテキをツマミに飲む。玉ネギとたくわんはお代わり自由なので、バランスを考えて「チョギヨー、リピルジュセヨー」とビールもお代わりした。たくわんがやけに瑞々しかったり、玉ネギに付ける味噌が甘くなかったり、細かな点だがこれまでの韓国式中華店とひと味違うのが面白い。

特味焼きうどん(특미야끼우동) ₩9,000-

特味焼きうどん(특미야끼우동/トゥクミヤキウドン)が配膳されたのは注文からたっぷり20分ほど経ってから。前述の通り料理名は「ヤキウドン」となっているが、日本の一般的な焼きうどんとは似ても似つかない。炒められた麺と具が、真っ赤なつゆに浸っている。見るからに辛そうで、汁少な目の韓国式ちゃんぽんと呼んだ方がよさそうだ。新宿の香港飯店0410で食べた焼きちゃんぽんよりもそれっぽい。

辛さの旨味の調和が素晴らしい

麺はモチモチの太麺。うどんではなく、チャジャンミョンなどで使われる手述べ風の中華麺だ。具はイカ・ブタ・玉ねぎ・人参・ほうれん草。味付けはニンニクと唐辛子に海鮮の旨味が効いたスープで、見ての通りのつゆだく状態。ただ、それぞれの味の要素が主張しつつも不思議に調和していて、しかもあざとくない。一口食べただけで、「あ、これは日本でも絶対に受ける」と唸ってしまった。

モチモチ麺と具・味のバランスが絶妙

大ぶりの具や、長細く刻まれた豚肉も、もちもち麺との食感の相性を考えてのことだろう。辛さも含めて期待を大きく上回る好みの味だ。食べ歩きなのにボリュームが多い点を嬉しいと感じるほど、辛い物好きの自分にはドンピシャだった。他の客を観察したらご飯と焼きうどんを混ぜて食べたりしてる。あの食べ方もいいなー。いつか機会があればまた食べに来たいぞ、これ。

焼きうどんとビール2本でお会計は₩17,000≒1700円。「マシソッソヨー(美味しかったですー)」と告げて店を出る。いやあ、わざわざ途中下車して来た甲斐があった。元祖を名乗る店は多いけど、やはり地域の味の原点ともいえる真の意味での元祖の店ってのは凄いなあ。

KTXのチケット コレールパスで分割予約

地下鉄で東大邱駅に戻り、KTXに再び乗って、ソウル駅へ到着したのは22時近くのこと。「コレールパス(KORAIL PASS)」でKTX乗り放題って便利なんだけど、いちいち乗る便の座席を確保しなければならないのが、ちと面倒くさいね。

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