【Retty】関西で焼きそば専門店が急増中!

Rettyグルメニュースに新しい記事を寄稿させていただきました!

昨年比10倍もの専門店が登場。粉もん本拠地・関西で「焼きそば旋風」吹き荒れ中!!

昨年比10倍もの専門店が登場。粉もん本拠地・関西で「焼きそば旋風」吹き荒れ中!!

当ブログを読んでらっしゃる方々はすでにご存知でしょうけど、今年は関西で焼きそば専門店が次々と新規オープンしているんです! 凄い勢いで! その実態をお伝えしてみました。皆様ぜひ、ご一読くださーい。

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食堂ふじむら (静岡県富士市)

今週から静岡県東部の焼きそばをご紹介いたします。静岡は私の出身地ということもあり、これまで数年掛かりで県西部(2013年6月)県中部(2014年4月)富士宮系(2015年1月)の特集をしてきました。県東部も何年も前から取材を重ねてきたのですが、記事に起こすタイミングがずれて、ようやくのお披露目です。訪問から時間がだいぶ経ってしまったお店もちらほらありますけど、ご寛恕ください。ではどーぞ。


静岡の焼きそばと言えば、誰しもがまず「富士宮やきそば」を思い浮かべる。しかし静岡で焼きそばが食べられているのは富士宮だけに限らない。古くからもっと広いエリア、県下全域で焼きそばが定着しているし、焼きそばを推している飲食店が多い。例えば富士市、東海道(旧国道1号線)と富士大通りの交差点にある食堂ふじむらだ。

富士市 食堂 ふじむら

訪れたのは2015年の6月下旬のこと。もう2年以上前になる。この日は実家から東京に戻る途中に立ち寄った。周辺で他の店もピックアップしてあったのだが、1軒目・2軒目が既に廃業していて、ここが3軒目だったことを覚えている。こちらは屋号の通り食堂なのだが、看板や提灯では焼きそばのアピールも目立つ。

食堂ふじむら 店内の様子

街道沿いの食堂ってことで店内は広め。客席はカウンターが10席に小上がり2卓、テーブル2卓。午前11時過ぎ、開店直後の早い時間帯だったので、先客は1人のみ。交通量が多いから、ピークタイムはドライバーで賑わってそうだ。

食堂ふじむら メニュー

カウンターに着席してメニューを確認。食堂なのでやはり定食類が充実している。しかし「焼そば・焼うどん・お好み焼」も見逃せない。「当店特製」という別枠にしている辺りにコナモンへのこだわりが伝わってくる。もともと焼きそば店だったという話をネットで見かけたが、本当にそうなのかも知れない。

食堂ふじむら 日替わりランチ

イカニク玉入りの焼きそば(650円)を注文しようかなと思っていたところに、「ランチもありますよ」とお店の方から声が掛かった。なるほど、ホワイトボードには「ミニかきあげ丼と焼きそばセット(700円)」の文字。見れば先客もそのランチを食べている。

「じゃ、あれで!」

ミニかきあげ丼と焼きそばセット 700円

3分ほどで運ばれてきたのはボリューミーな焼きそば定食。連食するつもりで朝飯を抜き、さらにあてにしていた2軒に振られたのでお腹はペコペコだった。焼きそばとミニ丼のセットなら満足できそうだ。

シンプルな焼きそば

焼きそばは中細麺を使用。富士宮やきそばというレポも見かけたが、たぶん麺が違う。具はキャベツのみで、味付けはあっさりした風味のソース味。だし粉と青のりは最初から掛かっていて、紅生姜も添えてあった。期待通り、いかにも静岡という風情のソース焼きそばである。

ミニかきあげ丼

ミニかきあげ丼は、ミニと言いつつお茶碗に軽く一杯分くらいのご飯を使っている。かき揚げは玉葱が主体で、青葱や桜えびもチラホラ。うんうん、こういうのが食べたかったのよ。味噌汁はお麩と油揚げ入り。カボチャと竹輪の煮物や、ワカメとシラスの酢の物など小鉢類も充実している。

クロレラ乳酸菌もついてくる

そして何故かクロレラ乳酸菌もついてくる。デザート的に飲み干して、すっかり満腹だ。大阪のようなご飯に合う味付けではないが、丼物でおかずも多かったので充分に満足できた。卓上にはふりかけも置かれているから、普通の定食はたぶんご飯の盛りが良いんだろう。バイク乗りが好むタイプの食堂だ。実家への行き帰りにでも、また機会があったら寄らせてもらおうっと。

食堂ふじむら

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【TV出演】10/30 TBS系『ペコジャニ∞!』

テレビ出演のお知らせです! TBS系で10/30(月)の22時から放送される『ペコジャニ∞!』に出演します! MBS毎日放送でも放送されますので、放送圏の方は『ちちんぷいぷい』と併せて1日2回お会いすることになるのかな?

【出演番組】ペコジャニ∞!@TBS系
【放映日時】 2017/10/30(月) 22:00
【公式サイト】http://www.tbs.co.jp/pekojani8/

こちらの番組はこれまでに特番として2回放送されていまして、1回目「餃子」の回は東京餃子通信の塚田編集長、2回目「カツサンド」の回は密かに敬愛しているマッキー牧元さんが出演され、「関ジャニ∞メンバー+専門家」としてプレゼンに力添えをされていました。

そして今回のテーマはもちろん焼きそば! 人気グループ・関ジャニ∞の冠番組、しかもレギュラー化一回目で15分拡大スペシャルとのこと。重責に緊張もしますけど、私にも焼きそば好きとしての自負がありますので、負けられないですねー。

結果は果たしてどうなったのか、私も気になっています。皆様ぜひご覧ください!

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【TV出演】10/30 MBS毎日放送『ちちんぷいぷい』

テレビ出演のお知らせです! MBS毎日放送で放送されている平日午後の情報番組『ちちんぷいぷい』。10月30日に焼きそばが特集されるそうで、そちらにちょっとだけ協力させていただきました。たぶん、顔写真とコメントが電波に乗るのではないかと思います(笑)

MBS毎日放送「ちちんぷいぷい」

【出演番組】ちちんぷいぷい@MBS毎日放送
【放映日時】 2017/10/30(月) 13:55~
【公式サイト】http://www.mbs.jp/puipui/

あ、「焼きそば専門 水ト」さんに同行した撮影とは無関係です。それはだいぶ先になるのかな。

放送エリアの関西圏の方はぜひご覧ください! 私も見たいけど見られない~。

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YakisoBaL wy (大阪府大阪市)

関西で焼きそば専門店の新規オープンが続いているが、なんとあの新梅田食堂街も例外ではなかった。屋号は「YakisoBaL wy」。8月18日のオープンというから8月下旬の関西遠征の時にはもう開業していたはず。しかし気付いたのは帰京してからだ。知らなかったことを少し悔やみつつ、10月の関西再訪の際に寄ってみた。

新梅田食堂街 YakisoBaL wy

最初に訪れたのは遠征初日、金曜の夜。同食堂街にあるおでんの老舗、たこ梅でだいぶ飲んでからの梯子酒だ。YakisoBaL wyはカウンター6席のオープンスタイル。BaL=バル(BAR?)というだけあって、お洒落な感じの造りである。一見さんでも入りやすい雰囲気の店は、この食堂街ではとても貴重だ。そのためか最初に覗いたら満席で入れず。ちょっと時間を潰して空いたタイミングを狙った。

角ハイボール 400円

とりあえず角ハイボール(400円)を注文。カウンターにはウォッカにフルーツを漬けた果実酒のボトルが幾つか置かれている。後述する再訪時にその炭酸割りを呑んだが、華やかな香りと控えめな甘さでとても美味しかった。ワインや焼きそば以外のおつまみもいろいろと揃っていて、バルとしての使い勝手も良さそうだ。

YakisoBaL wy 焼き麺メニュー

さて本命の焼きそばだが、この店では焼き麺と呼んでいる。レギュラーメニューはソース、出汁海鮮、トマト味噌の3種がある。その中から注文したのは、完熟トマト味噌のイタリアン焼き麺(680円)。昼に三宮の「まる喜」加古川の「ばんばん」でソース焼きそばを連食したばかりなので、ちょっと変わり種にしてみた。

調理はフライパンを使用。関西で焼きそばというと鉄板をイメージするが、バルだからフライパンなのも当たり前か。生麺を茹で上げてから冷水で締め、あらかじめ炒めておいた具と併せて、さらに混ぜ炒める。お皿にあれこれ盛り付けて出来上がり。

完熟トマト味噌のイタリアン焼き麺 680円

麺は中太の角麺。壁に貼られた文面によると玉子麺らしい。やや硬めでエッジが立っていて、モチモチ・シコシコした食感が特徴的だ。お店の方によると、こちらの店は綿菓子をトッピングしたラーメンが話題の「japanese noodle awaodori」と同じ系列とのこと。焼きそば用の麺もその流れで特注しているそうだ。

エッジが立った特徴的な中太麺

一緒に炒められている具は、トマト・玉ねぎ・キャベツ。トッピングされているチャーシューには濃厚な味わいの味噌が塗られている。味わいはシズル感のあるナポリタンとでも呼ぶべきか。焼き麺というが麺に焼き目がついているわけではなく、むしろパスタ寄りの一皿だ。野菜が多く使われていてヘルシーな印象。店の雰囲気も含めて女性に受けそうな美味しさだ。味噌とトマトという組み合わせも面白い。

そして今回の大阪遠征最終日。大阪城ホールでのBABYMETALのライブのあと、日曜の最終の新幹線に乗る前に、友達2人を連れて再訪した。カウンターはこの日も満席で、空いた隙を突いて椅子を確保した。バルとして流行っているんだなあ。

昔ながらのソース焼き麺 580円

この日注文したのは昔ながらのソース焼き麺(580円)。麺は前回と同じく茹でたての中太麺。「チャーシュー海鮮MIX」と謳っている通り、キャベツと玉ねぎ・天かすのほかに、チャーシューや海鮮(エビとイカ)が使われていた。削り粉、ネギ、青のりがトッピングされていて、まさに「昔ながらの」という見た目だ。

すっきりした風味のソース味

味付けはすっきりした風味のソース味で、素直に美味しい。さすがに焼きそば定食は無いため、ご飯のおかずではなく単体かおつまみ向けの味付けだ。この場所でこの値段を考えると、具も充分満足できるレベル。そしてやはり麺の特徴が際立っている。この歯応えは癖になるなあ。その他にふぐの子のクリームチーズやホタルイカなどもいただいた。酒も肴も気が利いていて、ちょい飲みにもピッタリだな。

YakisoBaL wy 店内の様子

この日は松葉総本店で串カツを食べてからの梯子だったが、この新梅田食堂街は老舗が多い。客層も必然的に年齢が高めの男性がメインになる。それに比べて、このYakisoBaL wyは2回の訪問ともカウンターが若者たちで埋まっていたのがとても印象的だった。その半分は女性だ。

東京では恵比寿横丁のような新スタイルの横丁が若者を集めている。地方都市にもその流れが普及してきているが、ここ新梅田食堂街にも新しい流れが起きつつあるのかな。焼きそば専門店の新店ラッシュとはまた別な視点で興味深いお店だ。立ち寄りやすい立地なので、また寄らせてもらおうっと。

YakisoBaL wy

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【雑誌掲載】Get Navi 12月号 「今月のグルトレ市場調査」

雑誌掲載のお知らせです! 本日発売の雑誌、『Get Navi 12月号』の「今月のグルトレ市場調査」というページで、第4次焼きそばブームについてコメントしました!

GetNavi12月号より

先日、実名グルメサービス・Rettyが実施した「外食としての焼きそば」に関するアンケート結果が発表されたのはご存知でしょうか?

実名グルメサービスRetty、外食の「焼きそば」に関するアンケートを実施:第4次焼きそばブーム到来、外食の焼きそば業界に旋風を巻き起こす「焼きそば専門店」

こちらはそれを元に誌面に起こした記事です。個人的にもいろいろと興味深い結果でした。焼きそば好きの方はぜひ手に取ってご確認ください!

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焼きそば専門 水ト (大阪府大阪市)

8月に関西を訪問して以降も、さらにあっちでは焼きそば専門店が増え続けている。先週紹介した姫路の釜谷製麺もそうだし、尼崎焼きそばセンターのマルシェグループは南茨木にも同ブランドを出店したようだ。

堺筋本町の焼きそば専門・水ト(みうら)も、9月5日にオープンしたばかり。「サバ6製麺所」というラーメン店が母体で、口コミサイトなどで注目を詰めている。訪れたのは、10月中旬の土曜日の午後のこと。その際、とあるTV番組からの依頼で撮影カメラが同行することになった。初訪問を取材されるのは初めてで緊張する。ええい、どうにでもなれ。

堺筋本町 焼きそば専門 水ト

焼きそば専門・水トは堺筋本町駅からすぐのオフィス街の細い道沿いにある。中休みのタイミングでの訪問だったが、直前まで満席で、撮影中もお客さんがやってきた。オフィス街の、しかも土曜日のこの時間にこれだけお客さんが入るって、すごい人気だなあ。

焼きそば専門・水ト メニュー

注文は食券制で店頭に券売機が置かれている。奥の店長さんに「お腹空いているんですけど、定食にするのと、ソースと塩の両方食べるのと、どちらがオススメです?」と訊いたら「ソースと塩ですね」との答え。素直に従いぽちっとな。塩はイカエビタコ入りにしておいた。

調理の様子

店内は手前にテーブル席があり、奥に厨房、それを囲むようにL字カウンターがある。調理は中華鍋を使用。こちらの水卜店長は中華も経験があるらしい。手馴れた鍋捌きで具材を炒め、茹で上げた麺を投入。味を調えつつ混ぜ炒め、盛り付けてできあがり。

ソース焼きそば(並) 650円

まずはソース焼きそば(並・650円)。麺は中太平打ちの自家製生麺を使用。一緒に炒められている具は豚肉とキャベツ、モヤシ。なんとコンニャクも一緒に炒めてある。トッピングに目玉焼きと長ネギ削ぎ切り。目玉焼きはあらかじめ焼いてある。黄身がもう少し柔らかめだと絡まりやすいのだが、提供時間や手間との兼ね合いでこういう選択なのだろう。卓上の無料トッピング類から紅生姜なども足してみた。

中太平打ちの自家製生麺が美味い

味付けは甘口のソース。甘さからするとオタフクソースあたりがベースかな? 自家製麺がさすがに美味しい。生麺を売りにした新店が増えているが、こちらは特に太さが絶妙だ。モチモチ感を出しながら、提供時間も考慮したギリギリの太さ。また、つけ麺をやっている店は焼きそばも冷水で締めることが多いが、こちらは茹で上げてそのまま炒めていた。関西のコナモン屋に多いスタイルだが、むしろ中華の手法が垣間見えて面白い。

イカエビタコ入り・塩ダレ 850円

続いて塩ダレ。麺や具の構成要素はソースとほぼ同じだが、コンニャクの代わりに小松菜が使われている。塩ダレは甘味が強めで、そこにコショウが効いている。魚介の風味はやっぱりサバなのかな。サバ6のラーメンを食べたことが無いからわからん。そしてイカ・エビ・タコの贅沢シーフード。タコが入っている点が関西っぽい。塩ダレも美味しいなあ。

イカエビタコの豪華な具材

店長さんの話によると、もともとサバ6の社長が東京のみかさ真打みかさで焼きそばを食べ、それがきっかけでこの業態を始めることになったらしい。なるほど、ステンレス製の銀皿や盛り付けに、みかさの影響が確かに見て取れる。だが具のコンニャクや小松菜など、店独自の色を出している点も沢山あって興味深い。

みかさスタイルに独自要素もチラホラ

他にも例えば卓上のトッピング。天かすと辛子マヨネーズはみかさにもあるが、ニラ唐辛子というのは初めて見た。金龍ラーメンに置いてある、あの辛いニラを思い出す。なによりご飯を付けた定食があるのが、大阪の焼きそば専門店らしい。店長さんによると、定食で注文するお客さんも多いそうだ。焼きそばもそれを前提にした味付けなんだろうなあ。

しっかりリピーターも付いているようだし、新たな焼きそば文化がこの地で花開くのが楽しみだ。今度は油かすや自家製チャーシュー、バッファローチキンなどのトッピングも試してみたいな。

焼きそば専門 水ト

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喫茶モーデン (大阪府大阪市)

8月と10月に食べ歩いた関西の焼きそば特集、今週3軒をご紹介してラストとなります!


「やっぱり焼きそばを1日3食、食べたりするんですか?」

これまで何度かそう訊かれたことがある。しかし期待を裏切るようで申し訳ないが、そこまで焼きそばばかり食べているわけではない。そもそも毎食というのは物理的に無理なのだ。なぜなら朝から焼きそばを提供している店がほとんどないから。東京だと歌舞伎町のかぶきち、西池袋の一鳴。大阪だと新今宮の権兵衛など、店自体が限られている。今回紹介する天神橋筋の喫茶モーデンは、その「朝焼きそば」ができる貴重な1軒だ。

日本一長い商店街 天神橋筋商店街

モーデンは日本一長い商店街、天神橋筋商店街にある喫茶店だ。わらじナポリタンが名物だが、屋号を冠した「モーデン焼き」なる焼きそばも人気らしい。しかも喫茶店なので朝から営業している。こりゃ朝飯として食べるしか無いだろうと、10月の関西遠征、2日目の朝8時半過ぎに訪れてみた。

天神橋筋 喫茶モーデン

天神橋筋商店街の中ほど、JR天満駅から北へ100mちょっと歩いた辺りに目的の店舗があった。天四から天五に代わる境目のちょうど手前だ。8月に大阪を訪れた際にこの商店街を端から端まで歩いてみたが、長さと暑さでクタクタになったっけ。

喫茶モーデン 店頭の食品サンプル

店舗は間口が狭く、奥に長いウナギの寝床スタイル。空いている手近なテーブルに着席して、メニューを確認。食事の筆頭に目的のモーデン焼きが載っていた。しかも定食だ。単品ではなく定食が標準とは、さすが大阪。しかし朝から焼きそば定食を食べるほど空腹なわけでもない。素直に50円引きの単品注文にしておいた。

喫茶モーデン 食事メニュー

注文を受け、奥の厨房から炒める音が聞こえてきた。この日は土曜日で先客は2人。ボックス席でモーニングセットを食べながら、新聞を読んでいる。後から来た客も当たり前だがモーニングセットばかり。「モーニングのCセット、アイスコーヒーで」という注文を、ホール担当の女性が「シーレーコー!」と厨房に通している。なるほど「C冷コー」か。こういう符丁、楽しいなあ。

「おまたせしました、モーデン焼きですー」

モーデン焼き 750円

しばらくして湯気がもうもうと立ち上る鉄板が運ばれてきた。麺は太い茹で麺。生麺ではないと思うがモチモチ食感でいかにも大阪風だ。具は大きめにカットされたキャベツと豚肉。そして生卵のトッピング。構成要素は少ないけど、まさにシンプル・イズ・ベスト。見るからに美味そう。

モチモチ食感の太麺が美味い

味付けは甘口のソース。やや濃厚な風味でスパイシーでもある。定食が推されているだけあって、この焼きそばもご飯が欲しくなる系の品だ。キャベツにしっかり火が通っていて甘いのも自分好み。レベル高いなー。

玉子がソースと一緒に焦げるのよ

玉子を崩して絡めるのももちろん美味い。さらに鉄板が熱々なので、底の方ではソースと混ぜこぜになって焦げ始める。それが香ばしくて堪えられない。朝からソース焼きそばというのも何だが、たまにはこういうのもありだな。むしろ定食にしても良かったかも。

コーヒー 350円

食後にホットコーヒーもいただいて、ほっと一息。昔ながらの喫茶店という雰囲気で、居心地の良い店だ。モーデン焼き単品(750円)にコーヒー(350円)で1100円のつもりだったが、コーヒー付きのモーデン焼き定食=800円の方で会計してくれたのも嬉しい。同商店街にあるスーパー玉手ともども、近所に欲しいなあ。

あ、そういえば冒頭の質問。今回の関西遠征を終えて数えたら、3日間で焼きそば8杯食べていた。結局、ほぼ1日3食やん……

モーデン

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釜谷製麺 (兵庫県姫路市)

加古川のやきそば専門店ばんばんへ行った日の夜のこと。大阪のホテルであれこれ調べていたところ、また新しい焼きそば専門店の情報が見つかった。姫路で10月2日にグランドオープンした釜谷製麺という店だ。ぬわぁ、加古川から姫路まですぐそこだったのに! ちょっと迷ったが関西方面へ来る機会も多くない。その翌日、大阪から姫路まで急遽往復することにした。

国宝 姫路城

JR大阪駅から姫路まではJR神戸線(山陽本線)の新快速で約1時間。姫路に着いたらとりあえず姫路城を観に行った。訪れるのは3度目か4度目か。2015年に天守の修復工事が終わり、白くなったと噂の名城。確かに以前より白く鮮やかだ。あいにく雨だったのが惜しまれる。

焼きそば専門店 釜谷製麺

遠目に天守を眺めたら目的の店、釜谷製麺へ移動。場所はJR姫路駅北口のアーケード内にある。見つけたのは、カウンター6席だけの小さな店舗だ。隣は焼きあなごの「やま義」という店で、店頭に行列ができている。うーん、そっちも気になるが、目的は焼きそばだ。初志貫徹で入店。

メニューは焼きそばメイン

メニューはもちろん焼きそばメイン。定番の「豚焼きそば(600円)」のほか、ホルモン入りの「てっちゃん焼そば(750円)」やかす入りの「かす焼きそば(540円)」などがある。今回注文したのは、名物と謳う「かす玉モダン焼きそば(並・730円)」だ。飲み物を聞かれたが、このあとの予定を考えて控えておいた。

この辺りで言うモダン焼きは、重ね焼きスタイルのそば入りお好み焼きだ。生地を薄く伸ばし、削り粉をかけ、あらかじめ作っておいた焼きそばを乗せる。上からも生地を垂らす。ひっくり返して上から軽く抑え。チリトリに乗せてソース・トッピングで出来上がり。カウンターの鉄板に乗せてくれた。

かす玉モダン焼きそば(並・730円)

麺は自家製の中太玉子麺。具はキャベツとかすなど。かすは牛ホルモンを揚げた油かすではなくラードかす。富士宮やきそばで使われている肉かすと同じものだ。それらを生地でまとめ、ソースを塗り、青海苔と削り粉を塗してある。卓上から紅生姜も乗せてみた。

かす玉子モダン焼きそば 断面図

コテで切り分けてみると細長いコンニャクも使われていた。かすとコンニャクをスジコン的に煮込んだものを入れているらしい。麺はモチモチ。かすが味わいにコクを加えている。焼きそば自体に味付けがされているので、表面に塗られたソースはやや控えめだ。本体の風味を活かしている。

コテでハフハフ

お好み焼きをコテでハフハフ食べるのも慣れてきた。玉子の風味と台の粉のもっちり感。コンニャクやキャベツの歯応え。文字通り多層的な味わいだ。ただせっかくの自家製生麺なので、できればズズっとすすって食べてみたい。うーん、胃袋がもっと大きければ。

もちろん味変もよし

もちろん味変もよし。終盤で旨味ソース、どろソース、マヨなど加えて楽しんだ。ちなみに卓上のどろソースの容器にはオリバーの文字。焼きそばの味付けもオリバーソースがベースなのかな。関西はソースメーカーが多すぎて、特定するのが困難なのだ。

店の奥には製麺機も

食後、スタッフの方にお願いして、店の奥の製麺機も見せていただいた。かん水などの素材が棚に並び、壁には温度計・湿度計が掛けられている。湿度に応じて水分調節を微調整されているそうだ。みかさまるしょうでしか見られなかった光景が、こちらでは当たり前に展開している。いやあ、すごい時代になったものだ。

手狭な店舗だが、姫路という土地と焼きそばという素材にマッチしている印象を受けた。次に来る機会があれば、モダンではなく普通の焼きそばを注文して、自家製麺の喉越しも楽しみたい。その時はビールも頼んじゃおう。そんなことを考えつつ大阪へとんぼ返りした。今度は晴れた日に再訪して姫路城もじっくり回りたいなあ。

釜谷製麺

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やきそば専門店ばんばん (兵庫県加古川市)

焼きそば専門店の新店ラッシュは、神戸からさらに西にも及んでいる。例えば加古川市の郊外で今年8月にオープンした「やきそば専門店ばんばん」。こちらの記事で存在と経緯を知り、先週末の関西遠征の際に足を延ばしてみた。

加古川市平岡町一色 焼きそば専門店ばんばん

やきそば専門店ばんばんは、JR山陽本線・東加古川駅と山陽電鉄・別府(べふ)駅の間の県道沿いにある。道路を挟んだ向かいがスーパーのマルナカで、隣は散髪屋さん。派手目の看板があるので分かりやすい。店頭には、「当面ランチ営業のみになります」との張り紙があったので、訪問の際はご注意を。

焼きそば専門店ばんばん カウンターの様子

店舗はこじんまりした造りで、客席はカウンター6席にテーブル2卓。母娘らしき女性二人で切り盛りしており、先客は3人。地元の顔なじみらしく、テレビの時代劇を見ながら、女将さんと談笑していた。とりあえずカウンターに着席。

焼きそば専門店ばんばん 店頭メニュー

専門店なので、メニューはもちろん焼きそばばかり。豚焼きそばが390円とめちゃ安い。焼きそばにご飯と味噌汁をつけた定食が売れ筋のようだが、食べ歩きだから単品にしとくか。

「お決まりですか?」
「油かす焼きそば(490円)を」
「定食にします?」
「いえ、単品で」

腰掛けた席は鉄板前だったが、立てかけられたメニューが目隠しになって調理の詳細は分からず。生麺を茹でるスタイルでないが、炒める際に水を指しているのは見えた。

油かす焼きそば 490円

しばらくして焼きそばが出来上がり。まずは一口、ズズッとな。むむっ! これは……っ!?

「すみません! やっぱ定食で!」

味付けは甘めのソースで、予想以上にこってりした味わいだ。リコメンドを断ったことを心中で反省しつつ、前言を撤回し、ご飯と味噌汁を召喚。こっちの焼きそばはオカズ指数が高過ぎる。

油かす焼きそば定食 600円

麺は中太。蒸し麺かも知れないが、もっちりしていて茹で麺寄りの食味だ。この価格なのにクォリティ高い麺だなあ。具は油かすとキャベツ。油かすは2種類使っているとカウンターメニューに書いてあった。なるほど、よく味わうと硬いカリカリのを砕いた油かすと、柔らかいプリプリの油かすの2タイプが入っている。こういう油かすの使い方はさすが専門店だなー。

油かすは2種類を使っているそうです

卓上から削り粉、青海苔、紅生姜も足してみた。ソースには、ばらソースのような独特のフルーティーな風味もあり。コクがあって、ご飯によく合う焼きそばだ。関東の人間に食べさせて、感想を聞いてみたい。

ご飯に合う焼きそば、関東の人間にも食べさせたい

お会計は定食で600円とリーズナブルな価格設定。生麺を使った本格派を謳う専門店が増えている中、肩肘張らずに食べられるこういうお店も良いものだ。家庭的な雰囲気の地元密着店。末永く続いて欲しいなー。

兵庫県の平野部はため池がとても多い

ところでこの地域はため池がとても多い。こちらのお店の裏手にも三ツ池というため池がある。一面の蓮はなかなかの壮観だった。訪問の際はちょっと寄り道してみては?

やきそば専門店ばんばん

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